◎長野都市ガス、顧客72件の情報含む業務用携帯電話紛失
長野都市ガス(本社:長野県長野市)は2月12日、作業員が、顧客情報が入った業務用携帯電話を紛失したと発表した。同社によると、作業員は9日午後6時頃、当該携帯電話を鞄に入れて事務所を退出し、飲食店で食事をとった後に帰宅。翌10日、出勤途中の電車内で鞄の中に携帯電話が入っていないことに気付いた。携帯電話には、長野市内の顧客の氏名と電話番号が72件登録されていた可能性がある。暗証番号によるロックはかけられていなかった。同社では事務所内や周辺、自宅、交通機関等を捜索したが見つからなかったため、同日、長野中央警察署に紛失の届出を行い、携帯電話会社に遠隔ロックと回線の中断を依頼した。該当者には個別に連絡を取り、事情説明と謝罪を行う。情報が外部に流出し利用された事実は確認されていないという。
・お客さま情報が入った「業務用携帯電話」の紛失について(長野都市ガス)
http://www.nagano-toshi-gas.co.jp/news/2015/02/post-28.php
◎NTT西日本、業務委託先が顧客情報252件含むパソコンを一時紛失
西日本電信電話(本社:大阪市中央区)は2月12日、業務委託先が、同社の顧客情報が保存されたパソコンを2月7日に、一時的に紛失していたと発表した。同社によると、パソコンには、顧客の氏名、住所、電話番号等の情報が252件含まれていた。口座情報は含まれていない。当該パソコンは当日中に見つかり、ログ解析により不正なアクセスがないことを確認済み。情報の不正使用等の事実はない。対象の顧客には個別に説明と謝罪を行っている。同社は再発防止のため、業務委託先を含め、顧客情報管理に関する指導を徹底するとしている。
・お客様情報の一時紛失に関するお詫びとお知らせ(西日本電信電話)
https://www.ntt-west.co.jp/info/support/owabi20150212.html
◎ジェトロドバイ支部、パソコンがマルウェアに感染し個人情報流出
日本貿易振興機構(ジェトロ、本部:東京都港区)は2月10日、同機構ドバイ事務所に設置されていた職員用パソコン1台がマルウェアに感染し、個人情報が流出したと発表した。同機構によると、感染が判明したのは1月30日。2014年9月に標的型メールの送付を受けて感染した。通信ログ等を調査したところ、当該パソコンがマルウェアにより遠隔操作され、ドバイ事務所が主催するセミナーへの参加者等、国内外の関係企業や個人等のメーリングリストのファイルが、外部に流出していたことが分かった。ファイルには企業名、個人名、役職およびメールアドレスが793件分含まれている。関係先には個別に連絡している。情報流出に伴う被害は報告されていない。同機構は、引き続き調査を進めるとともに、システム全体の監視を強化し、再発防止に取り組んでいくとしている。
・当機構PCのマルウェア感染と個人情報の流出について(日本貿易振興機構)
http://www.jetro.go.jp/news/announcement/20150210191-news
◎JA八戸、個人情報含む共済契約関係書類21枚を紛失
八戸農業協同組合(本店:青森県八戸市)は2月10日、個人情報が含まれる共済契約関係書類21枚を紛失したと発表した。同組合によると、何らかの理由により店舗内で保管したものが発見できていないか、誤って廃棄した可能性が高く、外部への情報漏えいの懸念は極めて低いという。情報が不正に利用されたとの連絡はなく、その事実も確認されていない。同組合は、個人情報の取扱いについて管理体制を強化し、再発防止に取り組んでいくとしている。
・個人情報紛失のお詫びとご報告について[PDF](八戸農業協同組合)
http://www.ja-hachinohe.or.jp/news/kyosai_20150216.pdf
◎和歌山県子ども・女性・障害者相談センター、車上荒らしで個人情報含むノート等盗難
和歌山県は2月10日、県子ども・女性・障害者相談センター(和歌山県和歌山市)の職員が車を荒らされ、児童の氏名や相談内容を含むノートなどが盗まれたと発表した。県によると、休日緊急対応の当番であった職員が、2月8日午後6時30分から7時20分までの間、当該ノートや同センターの緊急連絡網などが入った鞄を車内に残したまま、外出先の駐車場に自家用車を停めていたところ、窓ガラスを割られて鞄を盗まれた。ノートには、相談ケース8件について、児童の氏名や、面接および電話聞き取りの内容が記載されている。最寄りの警察署に被害届を提出済み。該当ケースの保護者等には、電話連絡等により謝罪と経緯の説明を行ったほか、訪問による謝罪も行う。二次被害は報告されていない。同センターは、個人情報の取り扱いについて職員に周知徹底し、再発防止に努めるとしている。
・子ども・女性・障害者相談センターに係る個人情報の流出事故について(和歌山県)
http://wave.pref.wakayama.lg.jp/news/kensei/shiryo.php?sid=20765
◎花巻市立幼稚園、園児316名の情報含むUSBメモリーを紛失
花巻市は2月9日、市立花巻幼稚園の女性職員(40歳代)が、園児の個人情報が含まれるUSBメモリー2本を紛失したと発表した。市によると、職員は2月5日、教務データを私物USBメモリーにコピーし、自分が担当するクラスの指導計画が入ったもう1本の私物USBメモリーとともにポーチに入れて持ち帰ったが、翌6日に自宅で使おうとして、ポーチごと紛失していることに気付いた。コピーした教務データには、2011年から2013年までの卒園児175名の情報を含む修了台帳と、2008年度の園児114名の名簿が含まれており、これらには園児名、生年月日、保護者名、住所や、電話番号、進学先が記載されている。また、担当クラスの指導計画には、2013年度修了児と2014年度年長児27名の情報が含まれている。職員は7日に自宅や職場、心当たりの場所を探したがメモリーは見つからず、同日、園に紛失を報告し、花巻警察署へ紛失届を提出した。該当世帯には8日と9日に電話で謝罪と説明を行い、保護者説明会も開催した。
・個人情報を記録したUSBメモリの紛失事案について(花巻市)
http://www.city.hanamaki.iwate.jp/shisei/401/414/p005806.html
・市立花巻幼稚園における個人情報を記録したUSBメモリの紛失事案について[PDF](花巻市)
http://www.city.hanamaki.iwate.jp/shisei/401/414/p005806_d/fil/rinjikisyakaikenshiryou.pdf
◎社会保険診療報酬支払基金、紙レセプト1件を紛失
社会保険診療報酬支払基金(本部:東京都港区)は2月9日、佐賀支部において、神奈川支部所在の保険者から返付された紙レセプト1件を紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは保険者から2014年2月に再審査請求されたレセプトで、神奈川支部で受付後、審査支部である佐賀支部の業務処理過程で紛失した。誤って廃棄書類に紛れ、焼却処分された可能性が高い。保険者には経緯を説明して謝罪し、保険者の保有するレセプト写しから再審査請求レセプトを再作成してもらい、改めて再審査の処理を完了した。佐賀支部では再発防止のため、再審査請求の紙レセプトについて、複数職員での授受確認を徹底し、責任を明確化するなど、管理体制を強化するという。
・再審査に係る紙レセプトの紛失について[PDF](社会保険診療報酬支払基金)
http://www.ssk.or.jp/shibu/files/14_kanagawa_20150209.pdf
◎世田谷区、情報公開請求における開示手続きで、個人情報含む文書を誤交付
東京都世田谷区は2月9日、情報公開請求における開示手続きの際、個人情報を含む開示すべきでない文書を誤って交付したと発表した。発表によると、情報公開請求(行政情報開示請求)の請求者に対して1月20日、区政情報課窓口において開示の手続きを行った。その際、個人情報を含む非開示とすべき文書も含めて交付したと思われることが同日中に判明した。開示請求者と会って交付文書全体を確認したところ、非開示とすべき個人の印鑑登録証明書の写し3通が確認された。区は個人情報の該当者へは謝罪を行った。区は再発防止策として、情報の開示請求から文書等の開示までの手続きにおけるチェック事項について、再度確認して徹底を行うとともに、チェック体制の見直しと強化を図るとしている。
・情報公開請求における開示対象文書の誤交付について(お詫び)(東京都世田谷区)
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/107/157/731/d00137947.html