◎三菱地所ハウスネット、顧客情報含むノートPCが配送途中で所在不明に
不動産仲介等を行う三菱地所ハウスネット(本社:東京都新宿区)は1月15日、顧客の個人情報を含む業務用ノートパソコンが、宅配便による配送途中で所在不明となったと発表した。同社によると、2014年12月25日、同社事務所間での配送を宅配業者に依頼したが、1月5日に未着を確認。宅配業者に状況の確認と探索を要請した。当該業者は全国の中継センターを含め探索を行ったが発見できず、1月13日に紛失事故との報告があったという。パソコンに保存されていた個人情報は、氏名、住所等30件。パソコンには起動時とログオン時のパスワードが設定されており、個人情報データにも別途、パスワードが設定されている。情報漏えいの事実や、二次被害等は確認されていない。同社は、個人情報保護対策の強化に努めていくとしている。
・個人情報を含むノートパソコンの紛失についてのお詫びとご報告[PDF](三菱地所ハウスネット)
http://www.mec-h.co.jp/pdf/150115.pdf
◎日専連旭川、取引先の情報等含む業務用携帯電話紛失
クレジットカード事業等を行う日専連旭川(本店:北海道旭川市)は1月14日、個人情報が含まれる業務用携帯電話を紛失したと発表した。同社によると、事業部門の社員が2014年12月27日、外出先から帰社する途中で紛失に気づき、立ち寄り先などを探したが見つからなかった。紛失した携帯電話には、同社事業部門の取引先社名または担当者の名字、同社社員の名字、電話番号が約500件登録されている。カード会員の情報は含まれていない。警察に遺失物届を提出済み。当該携帯電話は遠隔操作で使用停止処置を施してあるほか、暗証番号によるロックも設定されており、情報が流失する可能性は極めて低いという。情報が不正に使用された形跡は確認されていない。同社は、社員への指導教育の徹底と、再発防止に努めるとしている。
・携帯電話紛失に関するご報告とお詫び[PDF](日専連旭川)
http://nissenren-asahikawa.jp/keitai_funsitu.pdf
◎トヨタツーリストインターナショナル、顧客の個人情報含む書面を別人に誤送信
旅行会社のトヨタツーリストインターナショナル(本社:名古屋市東区)は1月14日、顧客の個人情報が含まれる書面を、誤って別の顧客に添付ファイルとしてメール送信したと発表した。同社によると、2014年12月26日に顧客からメールで航空券の手配を依頼され、同日、手配に必要な個人情報を記入する書面をメールに添付して送信。この際、別の顧客から提出されていた記入済みの書面を誤って添付した。メールを受け取った顧客の指摘で事態が判明。該当の顧客には経緯を説明して謝罪した。同社は、発生原因の究明と誤送信の防止策を全社で実施し、再発を防ぐ努力を進めるとしている。
・お客様個人情報の漏えいに関するご報告とお詫び[PDF](トヨタツーリストインターナショナル)
http://www.toyotatourist.co.jp/pdf/rouei.pdf
◎聖マリア病院、患者情報含むUSBメモリーを紛失
聖マリア病院(福岡県久留米市)が、患者264名の個人情報が記録されたUSBメモリーを紛失していたことが分かった。1月11日付の毎日新聞によると、紛失したのは2014年2月。メモリーには、人工透析を受けている患者264名の氏名、患者番号、生年月日、治療内容等が保存されていた。データは市販のソフトでは見ることができないという。対象者には文書で謝罪し、市の保健所に紛失を届け出たが、外部には事態を公表していなかった。同病院では再発防止のため、USBメモリーによる情報共有を廃止し、オンライン化したという。
・聖マリア病院
http://www.st-mary-med.or.jp/
◎富山市立保育所、車上荒らしで園児らの個人情報含む名簿とUSBメモリー紛失
富山市は1月10日、市立新庄保育所において園児の個人情報を記載した名簿とUSBメモリーを紛失したと発表した。富山県を放送対象地域とするチューリップテレビによると、同保育所に勤務する保育士が1月9日午後7時頃、別の保育園に自分の子を迎えに行った際、駐車していた車の窓ガラスを割られ、車内に置いていた鞄を盗まれた。鞄には、同保育所の園児48人と保護者の名前や住所、電話番号などを記載した名簿とUSBメモリーが入っていた。保育士は連休前に、保護者との緊急連絡用に名簿を持ち帰っていたという。市は警察に被害届を提出した。市内保育所での車上荒らしは今回を含めて今年度に6件発生しており、市は再発防止を徹底するとしている。
・富山市
http://www.city.toyama.toyama.jp/
◎中村家、不正アクセス受けセキュリティコード含むカード情報など流出
海鮮料理店中村家(岩手県釜石市)のサイトが不正アクセスを受け、クレジットカード情報1645件などが流出したおそれがあることが分かった。同店によると、12月24日にクレジットカード会社から情報流出の可能性を指摘され、オンラインショップのカード決済を停止して、外部調査会社に調査を依頼。その結果、サイトの脆弱性を突く攻撃を受けて9月26日にサーバー内にバックドアを設置され、11月8日にプログラムを改ざんされていたことが分かった。11月8日から12月24日にカード決済を利用した顧客1422件の氏名、住所、カード番号、有効期限、セキュリティコードが流出したほか、プログラム改ざん前の9月26日から11月7日にカード決済をした顧客223件についても、これらの情報が流出した可能性がある。メールアドレス464件も流出した可能性がある。該当者には1月14日にメールを送り、郵送での通知も行った。オンラインショップは、12月27日から閉鎖されている。警察に被害届を提出済み。同店では脆弱性のチェックと不正アクセス対策の強化を進めており、サイトの再開等が決まった時点で改めて報告を行うという。
・弊社運営のウェブサイトにおける不正アクセス発生に関するお詫びとお知らせ(中村家)
http://www.iwate-nakamuraya.co.jp/mainte/