警視庁ハイテク犯罪対策総合センターと戸塚署は、13日、Yahoo! JAPANのフィッシングサイトを開いていた大阪市の男性会社員を、著作権法違反と不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は、今年2月、勤務先や自宅のパソコンを使ってYahoo! JAPANのホームページに似せたサイトを作成し、ネット上で公開、同社の著作権を侵害したというもの。偽サイトは、ロゴを1文字変えて「Yafoo! JAPAN」としていた。
また、長崎県の男性会社員が本物のホームページと間違って入力したIDとパスワードを入手し、このIDなどを使ってヤフーの会員専用ホームページに不正アクセスした容疑もある。
逮捕された男性は調べに対し容疑を認めているという。国内のフィッシングによる逮捕は初めて。
(2005/06/14 ネットセキュリティニュース)