クリエイティブメディア(東京都千代田区)は26日、ハードディスクを搭載した同社のデジタルオーディオプレーヤー「Creative Zen Neeon 5GB」の一部の本体に、ウイルス(ワーム)が混入している可能性があると発表した。
ワーム混入の可能性があるのは、同プレーヤーのパープル、ブルー、オレンジ、レッド、シルバーの各モデルで、グリーン、ダークブルー、イエロー、ピンク、ブロンズモデルには含まれない。
同社によると、7月下旬から新規に製造出荷したマレーシアの工場の特定ロットに「W32.Wullik.B@mm」というウイルスが混入していることを確認。当該ロットからの日本への出荷割り当て約3,700台のうちの5%以下、200台弱にウイルス混入の可能性があり、同社は同製品の出荷を停止し当該ロットの回収を行っている。
同ワームは、自分自身をプレーヤーの「WINFILE」フォルダに偽装しているので、同フォルダがなければ、混入の恐れはない。同フォルダーが表示された場合には、フォルダを開くと感染するので、ダブルクリックせずに速やかに削除する。感染してしまった場合には、下記問い合わせ窓口で対応するとしている。
問い合わせ窓口:03-3256-5577(平日9:30~20:00)
(2005/08/29 ネットセキュリティニュース)
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