東京ガスは22日、外部サーバーを利用した同社の「作図受発注システム」が不正アクセスを受けたと発表した。
不正アクセスを受けたのは、同社が作図業務を委託している協力企業と作図指示書の受渡しを行うためのもので、同システムには、建物の名称や仮称工事名等で管理された2,885件の作図指示書が登録されている。その中には、27人分の住所、氏名、作図指示内容などの顧客情報も含まれていた。
調査の結果、プログラムの破壊や保管データの改ざん等の被害が発生していないことを確認。アクセス状況や登録データの内容から、顧客情報が不正に閲覧された可能性はきわめて低いものの、完全に否定することはできない状況としている。
(2005/08/26 ネットセキュリティニュース)
■外部サーバーを利用した「作図受発注システム」に対する外部からの不正なアクセスの発生について(東京ガス)
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20050822.html