Yahoo!の偽サイトを作り、これを利用して入手したIDとパスワードを使って同社が管理するサーバーに不正にアクセスしたとして、著作権法違反と不正アクセス禁止法違反の罪に問われていた大阪市の元会社員(42)に対し、東京地裁は12日、懲役1年10月、執行猶予4年(求刑:懲役2年)の判決を言い渡した。
元会社員は今年2月、Yahoo! JAPANの1文字を変えて Yafoo! JAPAN とした偽サイトを作って公開した。これを本物のサイトと間違えたYahoo!会員5人がIDとパスワードを入力。元会社員はこれを使って同社の会員専用ホームページにアクセスし、5人のメールを不正に閲覧していた。
(2005/09/13 ネットセキュリティニュース)
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