JR西日本は13日、広島支社とグループ会社の社員計5,048名分の個人情報が記録されたUSBメモリーを一時紛失していたと発表した。
同社によると、紛失したメモリーは広島支社人事課社員のもので、8月22日頃に紛失したことに気づいたが報告していなかった。今月12日にメモリーと書簡が同封された匿名の封書が同社に届き、発覚した。メモリーには、広島支社の全社員5,010名および西日本電気システムの役員38名について、名前や所属、職名、生年月日などが記録されていた。書簡には、広島市内のインターネットカフェのパソコンに差し込まれていたと書かれていたという。
同社は個人情報の社外への持ち出しを内規で禁止しているが、今回起きたことを重く受け止め、規程を遵守した個人情報の厳正な取り扱いを徹底するとしている。
(2005/10/17 ネットセキュリティニュース)
■社員の個人情報などを記録した媒体の紛失(JR西日本)
http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/051013a.html