総務省は11日、文部科学省および通信業界6団体とともに、インターネットの安心・安全利用を目的としたガイダンスのキャラバン(e-ネットキャラバン)を実施すると発表した。
主に保護者と教職員を対象に、子どもたちが安心・安全にインターネットを利用するためのガイダンス「e-ネット安心講座」を実施する。1年間に1,000講座の開催を目標としており、2005年度中は関東地域および東海地域で試行、2006年度からは全国規模で3年間にわたり本格実施する予定。
両省とともにe-ネットキャラバン運営委員会を結成する通信業界6団体は、社団法人電気通信事業者協会、社団法人テレコムサービス協会、社団法人日本インターネットプロバイダー協会、社団法人日本ケーブルテレビ連盟、財団法人インターネット協会、財団法人マルチメディア振興センター。
講師はこの6団体や、6団体加盟の通信事業者、総務省などから派遣され、インターネットを通じた犯罪に関する情報や、ウイルス、迷惑メール、架空請求詐欺などの実態とその対処方法について、1~2時間程度講演する。申し込みは、eネットキャラバン公式ウェブサイトから行える。
(2005/11/15 ネットセキュリティニュース)
■ eネットキャラバン公式ウェブサイト
http://www.fmmc.or.jp/e-netcaravan/
■ e-ネットキャラバンの実施(総務省)
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/051111_3.html