一連の流出事件を起こしているワーム型ウイルス「Antinny(アンティニー)」の亜種が1月に新たに3件確認され、セキュリティベンダーが注意を呼びかけている。
19日にはトレンドマイクロが「WORM_ANTINNY.AW」を。28日には同社とシマンテックが「TROJ_ANTINNY.AX(シマンテック名:W32.Antinny.AX)を。31日には、「WORM_ANTINNY.AY」を報告。トレンドマイクロによると、「AY」はWindows 98/Meのみに感染し感染活動しか行わないようだが、「AW」「AX」はWindows NT/2000/XP/Server 2003にも感染し、情報漏えい活動を行うという。
(2006/02/02 ネットセキュリティニュース)
■セキュリティベンダー各社のリリース
・WORM_ANTINNY.AW(トレンドマイクロ)
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=WORM%5FANTINNY%2EAW
・TROJ_ANTINNY.AX(トレンドマイクロ)
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=TROJ%5FANTINNY%2EAX
・W32.Antinny.AX(シマンテック)
http://www.symantec.com/region/jp/avcenter/venc/data/jp-w32.antinny.ax.html
・WORM_ANTINNY.AY(トレンドマイクロ)
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=WORM%5FANTINNY%2EAY