鶴来郷農業協同組合(JAつるぎ郷、石川県白山市)は8日、同JAに貯金口座を持つ個人や法人の情報1,823件が、ファイル共有ソフトShare(シェア、シャレ)を通じて流出したと発表した。
同JAによると、流出したのは顧客の住所、氏名、電話番号、生年月日、顧客番号で、約8割には昨年8月時点での貯金残高も含まれている。同JAに勤務する40代の男性職員が該当データをUSBメモリに入れて持ち出し、職員の自宅のパソコンからデータが流出した。同JAでは、個人情報の持ち帰りを禁じている。
流出は、県を通じて農水省から指摘があったため発覚した。同JAでは、幹部職員が該当顧客を訪問し、謝罪するとしている。
(2006/06/12 ネットセキュリティニュース)
■ JAグループ石川
http://www.is-ja.jp/