栃木県高根沢町は16日、同町の行政情報がインターネット上に流出していたと発表した。
流出したのは同町下水道事業の設計内容に関するファイル。この中には同町の業務委託先が、工事区域の宅地内に汚水桝（ます）を設置する関係から、住宅地図より独自に抜き出した38名分の氏名も含まれていた。
これらのデータを同委託先社員のパソコンに保存していたところ、このパソコンがファイル交換ソフトWinny（ウイニー）を介してウイルスに感染、９月下旬にネットワーク上に情報が流出したものとみられる。
該当者には同町下水道課職員が直接訪問し謝罪した。同町は今後、セキュリティポリシーの見直しを行い、外部委託事業者に対し「町から預かった情報資産を守る義務があることを認識し、情報を厳重に管理すること」について、指導および周知をはかっていくとしている。
（2006/10/20 ネットセキュリティニュース）
■高根沢町の保有する業務情報の漏えいについて（お詫び）（高根沢町）
http://www.town.takanezawa.tochigi.jp/saishin/news/20061016.html
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