大阪府岸和田市は11日、岸和田市立斎場(同市)における火葬関係情報の一部がネット上に流出したと発表した。
情報は、市民課の斎場勤務職員(46歳)が廃棄したパソコンから流出したとみられる。同市によると、職員は稼動不能となった私有パソコン1台をダンボール箱に入れ、2006年1月ごろから斎場事務所裏に放置。同年夏ごろになくなっていることに気がついたという。当該パソコンは職員が業務に使用していたもので、データが残ったままとなっていた。
流出したのは、2001年4月12日から2004年6月2日までの間に斎場で火葬された死者に関する5種類の帳票で、火葬者と申請者の氏名、住所などが1万310件記載されていた。情報はファイル共有ソフトShare(シャレ、シェア)のウイルス感染によりネット上に流出しており、感染日は今月4日とみられる。
(2007/04/12 ネットセキュリティニュース)
■斎場利用情報の流出事故について(岸和田市)
http://www.city.kishiwada.osaka.jp/happyou/index.html