アップルは25日、13コンポーネント17件の脆弱性を修正したMac OS X用セキュリティアップデート「2007-005」を公開した。対象となるのは「Mac OS X 10.4.9」および「Mac OS X 10.3.9」のサーバー版とクライアント版。
今回のアップデートでは、細工したPDFファイルでコード実行のおそれがあるCoreGraphicsの問題や、悪質なファイルを開いてしまう可能性のあるAlias Managerの問題など、多数の危険な脆弱性が修正されており、同社は対象となる全てのユーザに適用を推奨している。
アップデートは、アップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」による自動インストールのほか、同社サイトの「ソフトウェアアップデート」ページからは、それぞれのパッケージがダウンロードできる。
(2007/05/28 ネットセキュリティニュース)
■Security Update 2007-005 について(アップル)
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=305530-ja
■ソフトウェアアップデート
http://www.apple.com/jp/ftp-info/