今月12日に公開された月例パッチで、Windows XP上のInternet Explorer 6(IE6)に一部不具合が生じている問題で、マイクロソフトは21日、この現象に対する更新プログラムを公開した。該当者は「Microsoft Update」やWindowsの「自動更新」機能を通じて入手できる。
この問題は、「MS07-069:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (942615)」を適用したWindows XP SP2上でIE6を使用している環境で、特定のウェブサイトを閲覧するとIEがクラッシュするというもの。パッチ公開直後からネット上に報告が上がっており、同社は19日、レジストリの設定による回避策を示すアドバイザリを公開していた。今回公開された更新プログラムは、このレジストリ設定を自動的に行う。
(2007/12/21 ネットセキュリティニュース)
■Microsoft Update
http://windowsupdate.microsoft.com/
■Windows XP Service Pack 2 を実行しているコンピュータにセキュリティ更新プログラム 942615 をインストールした後に、 Internet Explorer 6 がクラッシュします。(マイクロソフト)
http://support.microsoft.com/kb/946627