日本福祉大学(本部:愛知県美浜町)と同大学生活協同組合は7日、同大学美浜キャンパスの生協店舗から学生1655名の個人情報が保存された業務用ノートパソコンが盗まれたと発表した。
発表によると、このパソコンは商品説明のDVD映像を流すために店頭に置かれていたもので、5日午後1時半から同2時半までの間に盗まれたとみられている。パソコンには、2007年度から2009年度までに同大へ入学し、同生協が推薦する教材やパソコンを購入した学生1655名の氏名、住所、電話番号、実家の住所と電話番号などが保存されていた。6日、半田警察署へ盗難届を提出したという。
同生協によると、このパソコンには起動時のパスワードが設定されておらず、個人情報を含むファイルも、パスワードが設定されていなかった。同生協では、事故対策委員会を設置し、7日に該当者へ謝罪と連絡の文書を送付した。また今後、再発防止に向け、個人情報管理体制の見直しと、職員教育を実施するとしている。
(2009/11/09 ネットセキュリティニュース)
■ 個人情報盗難に関するお詫びとご報告[PDF](日本福祉大学生活協同組合)
http://www.netnfu.ne.jp/nfuco-op/091107.pdf
■ 生協パソコン盗難に伴う個人情報流出について(日本福祉大)
http://www.n-fukushi.ac.jp/news/091106.htm