アップルは11日、複数の深刻な脆弱性を修正したWebブラウザーSafariの最新版「Safari 4.0.5」を公開した。Mac OS X 10.4/10.5/10.6とWindows XP/Vista/7の各OSに対応している。
最新版では、レンダリングエンジン「WebKit」や画像処理の「ImageIO」などに含まれる、計16件の問題を修正。細工されたWebページや画像ファイルの表示で、任意のコードを実行されるおそれのある深刻な脆弱性が複数含まれている。
Mac版はMac OS Xの「ソフトウェア・アップデート」で、Windows版は「Apple Software Update」で最新版に更新できるほか、同社サイトからも、それぞれの最新版をダウンロードすることができる。
(ネットセキュリティニュース 2010/03/16)
■Safari 4.0.5 のセキュリティコンテンツについて(アップル)
http://support.apple.com/kb/HT4070?viewlocale=ja_JP
■Safariダウンロード
http://www.apple.com/jp/safari/download/