オラクルは31日、複数の脆弱性を修正したJavaの実行環境、JRE(Java Runtime Environment)の最新版、JRE 6 Update 19(1.6.0_19)を公開した。
最新版では、64bit版のみに影響する問題22件を含む26件の脆弱性が修正された。旧版では、細工されたアプレットやJavaウェブスタートアプリケーションがセキュリティの制限を超えてローカルファイルにアクセスできる可能性があり、情報を盗み取られたり任意のプログラムを実行されるおそれがある。
インストールされているJREのバージョンは、Javaコントロールパネル(コントロールパネルのJavaアイコン)を開き、「バージョン情報」で確認できるほか、コマンドプロンプトで「java -fullversion」と入力して実行、下記「Javaソフトウェアのインストール状況のテスト」のページでも確認できる。
最新版は、アップデート機能(自働更新機能やJavaコントロールパネルの「今すぐアップデート」)により更新できるほか、同社サイトから無料でダウンロードできる。
(ネットセキュリティニュース 2010/03/31)
■Java のダウンロード
http://java.com/ja/download/
■Java SE 6 Update 19 リリースノート(Sun Developer Network)
http://java.sun.com/javase/ja/6/webnotes/6u19.html
■Oracle Java SE and Java for Business Critical Patch Update - March 2010[英文](Oracle)
http://www.oracle.com/technology/deploy/security/critical-patch-updates/javacpumar2010.html
■64 ビット Windows オペレーティングシステムで Java を使用する場合、どのバージョンをダウンロードすればよいですか ?(オラクル)
http://www.java.com/ja/download/faq/java_win64bit.xml