アップルは18日(現地時間)、27件の脆弱性を修正したWebブラウザー「Safari」の最新版「5.0.3/4.1.3」を公開した。「Safari 5.0.3」は Mac OS X 10.5.8/10.6.4とWindows 7/Vista/XPに、「Safari 4.1.3」は Mac OS X 10.4.11に対応している。
今回修正された脆弱性は、すべてレンダリングエンジン「WebKit」に起因するもの。解放したメモリの使用やメモリ破壊など、コード実行につながるおそれのある深刻な問題が多数含まれている。
Safariの最新版は、Mac OS Xの「ソフトウェア・アップデート」や、Windows版同梱の「Apple Software Update」で更新できるほか、同社サイトからも、それぞれの最新版がダウンロードできる。
(2010/11/22 ネットセキュリティニュース)
■Safari 5.0.3(アップル)
http://support.apple.com/kb/DL1070?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
■Safari 4.1.3 for Tiger(アップル)
http://support.apple.com/kb/DL1069?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
■About the security content of Safari 5.0.3 and Safari 4.1.3(アップル)
http://support.apple.com/kb/HT4455?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
■Safariダウンロード
http://www.apple.com/jp/safari/download/