アップルは21日(米国時間)、Mac OS X 10.6(Snow Leopard)の最新版「Mac OS X 10.6.7」と、Mac OS X 10.5(Leopard)用の「セキュリティアップデート 2011-001」を公開した。
悪意のあるWebサイトにアクセスしたり、悪意のあるファイルや画像を開いたりすることによって、任意のコードを実行されるおそれがある深刻な脆弱性が、ImageIOに存在していた。この共通する脆弱性をはじめ、それぞれ多数の脆弱性が修正された。
最新版「Mac OS X 10.6.7」のダウンロード用パッケージは、旧バージョン「10.6.6」のサーバー版とクライアント版、今年発売された最新モデルMacBook Pro(Early 2011)用のそれぞれのアップデータ、さらに10.6~V10.6.6までのバージョンに向けたサーバー、クライアントの統合アップデートとなっている。
また、Mac OS X 10.5(Leopard)用の「セキュリティアップデート 2011-001」は、サーバー版とクライアント版が用意されている。
これらはいずれもアップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」で自動インストールできるほか、同社の「サポートダウンロード」ページからも入手できる。
(2011/03/24 ネットセキュリティニュース)
■関連URL
・Mac OS X v10.6.7 アップデート(アップル)
http://support.apple.com/kb/DL1363?viewlocale=ja_JP
・Mac OS X 10.6.7 アップデート for MacBook Pro(アップル)
http://support.apple.com/kb/DL1368?viewlocale=ja_JP
・セキュリティアップデート 2011-001(アップル)
http://support.apple.com/kb/DL1366?viewlocale=ja_JP
・セキュリティアップデート 2011-001(アップル)
http://support.apple.com/kb/DL1367?viewlocale=ja_JP
・Mac OS X Server v10.6.7 アップデート(アップル)
http://support.apple.com/kb/DL1362?viewlocale=ja_JP
・About the security content of Mac OS X v10.6.7 and Security Update
2011-001[英文](Apple)
http://support.apple.com/kb/HT4581