マイクロソフトは6日、今月11日に公開が予定されているセキュリティ更新プログラム(パッチ)の概要を発表した。
リリース予定のパッチは、Windows Server 2003/2008に影響する「緊急」1件と、Officeに影響する「重要」1件。
「重要」のOffice用パッチでは、4月度月例パッチのうちPowerPoint用のパッチ(MS11-022)を適用すると、PowerPoint 2003でファイルを開いた際に「ファイルが壊れています」というエラーメッセージが表示される問題にも対応する。この問題を修整するプログラムは4月24日に公開済みで、6月から自動更新等の通常配信経由で配布される予定だったが、対応が早まった。
このほか、「Windows Update」「Microsoft Update」などで、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムと「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンのリリースも予定されている。
(2011/05/09 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・セキュリティ情報の事前通知 - 2011年5月(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms11-may.mspx
・2011年5月11日のセキュリティリリース予定(月例)(日本のセキュリティチームのブログ)
http://blogs.technet.com/b/jpsecurity/archive/2011/05/06/3427096.aspx