アップルは14日、OS X Mountain Lionの最新版と、Mac OS X 10.7.5 (Lion)およびMac OS X 10.6.8(Snow Leopard)のセキュリティアップデート、Webブラウザ「Safari」の最新版を公開した。
■「OS X Mountain Lion Update 10.8.3」「Security Update 2013-001」
「OS X Mountain Lion 10.8.3」では、10.8.2以前のバージョンに影響する、11モジュール11件の脆弱性が修正されたほか、Safariの最新版「6.0.3」が同梱されている。
Lion/Lion Server用の「Security Update 2013-001」では、10.7.5以前のバージョンに影響する、13モジュール16件の脆弱性が修正された。Snow Leopard/Snow Leopard Server用の「Security Update 2013-001」では、10.6.8以前のバージョンに影響する、8モジュール9件の脆弱性が修正された。コード実行につながるおそれのある、危険な問題が複数含まれている。
最新版への更新は、アップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」から実行できる。
■Safari 6.0.3
対象となるのは、X Mountain Lion(10.8.3に同梱)およびOS X Lion上のSafari 6。最新版では、レンダリングエンジン「WebKit」に関する17件の脆弱性が修正された。コード実行につながるおそれのある危険な問題が多数含まれている。
最新版への更新は、アップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」から実行できる。
(2013/03/18 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:アップル】
・About the security content of OS X Mountain Lion v10.8.3 and Security Update 2013-001[英文]
http://support.apple.com/kb/HT5672
・About the security content of Safari 6.0.3[英文]
http://support.apple.com/kb/HT5671