アップルは19日、同社のモバイル端末向けOSの最新版「iOS 6.1.3 ソフトウェア・アップデート」を公開した。対象となるのは、3GS以降のiPhoneとiPad 2以降、第4世代以降のiPod touch。
最新版では、日本向けの地図(マップアプリ)が改善されたほか、6件の脆弱性が修正された。
修正された脆弱性には、細工されたWebサイトで任意のコードが実行されるおそれのあるWebKitの問題や、一定の操作でパスコードロックを迂回できる問題が含まれる。また、端末に任意のソフトウェアがインストールできるようにする、いわゆるJailbreak(ジェイルブレイク:脱獄)ツールで使用されていた複数の脆弱性も含まれている。
最新版への更新は、端末の「設定」アイコンから「一般」→「ソフトウェア・アップデート」と進むか、端末をパソコンに接続してiTunes経由で行う。
(2013/03/25 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・About the security content of iOS 6.1.3[英文](アップル)
http://support.apple.com/kb/DL1646?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP