マイクロソフトは19日、Windows Updateの自動更新を通じて、Windows 7 Service Pack 1(SP1)の配布を開始したと発表した。4月9日にサポートが終了する初期版のWindows 7をお使いの方は、順次SP1にアップデートしていただきたい。
Windows 7 SP1は、これまでWindows Updateやダウンロードセンターを通じて配布されていた。すでに手動でSP1に更新された方や、SP1が適用済みの製品を購入された方は、そのまま使い続けて問題ない。SP1が適用されていない場合には、サポート終了以降、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなってしまうので注意が必要だ。システムにセキュリティ上の問題が見つかっても、修正できなくなってしまい、ウイルス感染などのリスクが増大する。
使用中のWindows 7がSP1かどうかを確認するには、[スタート]ボタンをクリックし、[コンピューター]を右クリックして[プロパティ]を開く。「Windows Edition」の欄に「Service Pack 1」の表示がある場合は適用済み、ない場合は未適用だ。未適用の方は、Windows Updateの自動更新を有効にして通知を待つか、手動で適用し、引き続きサポートが受けられるようにしておこう。
手動で行う場合には、[スタート]ボタン→[すべてのプログラム]→[Windows Update] の順に選択し、[更新プログラムの確認] をクリックする。利用可能な更新プログラムの一覧に、「Microsoft Windows用Service Pack (KB976932)」があることを確認し(未選択ならば選択する)、ダウンロード/インストールする。
同社のサポート情報によると、SP1をインストールするためには、32ビット版で750MB、64ビット版で1050MBのディスクの空き容量が必要とのこと。インストールには約30分かかり、インストールが半分程度進んだ時点でコンピューターの再起動が必要になるという。
(2013/03/25 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・Windows 7 SP1 to start rolling out on Windows Update[英文]
http://blogs.windows.com/windows/b/bloggingwindows/archive/2013/03/18/windows-7-sp1-to-start-rolling-out-on-windows-update.aspx
・Windows 7 Service Pack 1 (SP1) をインストールする方法
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows7/learn-how-to-install-windows-7-service-pack-1-sp1
・サポート技術情報(976932):Windows 7 および Windows Server 2008 R2 の Service Pack 1 に関する情報
http://support.microsoft.com/kb/976932/ja
・Service Pack センター
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/service-packs-download