グーグルは5日、同社のWebブラウザ「Google Chrome」の最新安定版「27.0.1453.110」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux、および、Internet Explorer用のプラグイン「Chrome Frame」。最新版への更新は、自動的に行われる。
最新版では、危険度が4段階評価で最も高い「最高」の脆弱性1件、2番目に高い「高」の脆弱性10件、3番目に高い「中」の脆弱性1件の、計12件の脆弱性が修正された。危険度「最高」のSSL通信で発生するメモリー破壊の問題をはじめ、コード実行につながるおそれのあるメモリーがらみの問題が多数含まれている。
(2013/06/05 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2013/06/stable-channel-update.html