マイクロソフトは6日、今月11日に公開を予定しているセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を発表した。リリース予定の修正パッチは、4段階評価で深刻度が最も高い「緊急」4件、2番目に高い「重要」10件の計14件。
「緊急」の脆弱性は、いずれもリモートでコードが実行される脆弱性で、Internet Explorerに影響する問題1件。Windows XPとWindows Server 2003に影響する問題1件。Microsoft Outlook 2007/2010に影響する問題1件。SharePoint ServerおよびOffice Web Apps 2010に影響する問題1件。
「重要」の脆弱性は、Windows関連のものが、リモートコード実行の問題1件、特権昇格の問題2件、サービス拒否の問題2件。Office関連のものが、Word、Excel、Accessに影響するモートコード実行の問題各1件、Office 2010に影響する特権昇格の問題1件、FrontPage 2003に影響する情報漏えいの問題1件。
このほか、「Windows Update」「Microsoft Update」などで、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムと、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンのリリースが予定されている。
(2013/09/06 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 - 2013 年 9 月
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-Sep