グーグルは14日、脆弱性3件を修正した「Google Chrome」の最新安定版を公開した。対象となるのはWindows、Mac、Linuxで、更新後のバージョンは「34.0.1847.137」となる。
最新版では、WebSocketと編集機能で解放後のメモリーを再使用してしまう問題と、DOMレンジで整数オーバーフローが起こる問題の計3件の脆弱性が修正されている。危険度は3件とも、4段階評価で2番目に高い「High」とされている。同梱のAdobe Flash Playerも、最新版の「13.0.0.214.」に更新された。
最新版への更新は自動的に行われるほか、デスクトップ版ではGoogle Chromeのメニュー(右端のアイコン)から「Google Chromeについて」を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える
(2014/05/14 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2014/05/stable-channel-update.html