マイクロソフトは5日、今月10日に公開を予定しているセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を発表した。リリース予定の修正パッチは、4段階評価で深刻度が最も高い「緊急」3件、2番目に高い「重要」4件の計7件。
「緊急」の脆弱性は、Internet Explorer、Word、Windows、それぞれに影響するリモートコード実行の問題、各1件ずつ。
「重要」の脆弱性は、Exchange Serverに影響する特権の昇格の問題、Office製品に影響するリモートコード実行の問題、Excelに影響するリモートコード実行の問題、Windowsに影響する情報漏えいの問題の計4件。
このほかに、「Windows Update」「Microsoft Update」などで、セキュリティ以外の更新プログラムと、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンのリリースが予定されている。
(2014/12/05 ネットセキュリティニュース )
【関連URL】
2014年12月のマイクロソフト セキュリティ情報事前通知(マイクロソフト)
https://technet.microsoft.com/library/security/ms14-dec