フィッシング対策協議会は20日、みずほ銀行、三井住友銀行をかたるフィッシングサイトが稼働しているとして、注意を呼びかけた。
みずほ銀行のフィッシングメールは、<【みずほ銀行】メールアドレスの確認>、<【みずほ銀行】本人認証サービス>などの件名で届いている。利用者の個人情報が漏えいする事件が起きたとし、アカウントが凍結されないうちにアップグレードの登録をするよう、偽ページのURLを記してクリックを促す。クリックするとフィッシングサイトへ飛ぶが、20日午前9時30分現在、このサイトは稼働中だ。
三井住友銀行のフィッシングメールは、「注意:ダイレクトのパスワードが翌日に失効」するとして、同行のメンテナンスサイトから更新するよう促している。20日午後5時現在、このフィッシングサイトは稼働中だ。
<参考URL>三井住友銀行を名乗りインターネットバンキングの暗証番号等を騙し取るメールにご注意ください。
http://www.smbc.co.jp/security/index.html
両行とも、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中で、協議会はこのようなフィッシングサイトでアカウント情報 (口座番号、契約者番号、第一暗証など) を絶対に入力しないように呼びかけている。 また、類似のフィッシングサイトが公開される可能性があるとして、注意を促している。
(2015/05/21 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:フィッシング対策協議会】
・みずほ銀行をかたるフィッシング (2015/05/20)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/mizuho20150520.html
・三井住友銀行をかたるフィッシング (2015/05/20)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/smbc20150520.html