アップルは12日、iTunesの最新版「12.3.2」を公開した。対象はMac OS X 10.8.5以降とWindows 7以降。
最新版では、新機能が追加され、安定性とパフォーマンスが改善されたほか、Windows版で脆弱性の修正も行われた。
修正されたのは、Webページを描画するレンダリングエンジン「WebKit」の脆弱性12件。悪用されると、Webサイトの閲覧中にマルウェア(ウイルス)に感染してしまうおそれがある。9日に公開されたSafariやiOSの最新版でも、同じ脆弱性が修正されている。
Mac版のアップデートは「App Store」で行える。Windows版は、iTunesのヘルプメニューにある「更新プログラムを確認」、または同梱の「AppleSoftware Update」で行える。同社のサイトからダウンロードすることもできる。
(2015/12/14 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:アップル】
・About the security content of iTunes 12.3.2[英文]
https://support.apple.com/ja-jp/HT205636