グーグルは9日、深刻な脆弱性を修正した「Google Chrome」の最新安定版「47.0.2526.80」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux。
最新版では、データ型の取り違えや開放したメモリーの再使用など、コード実行につながるおそれのある深刻度「高」の脆弱性をはじめ、計7件の脆弱性が修正されている。内蔵のFlash Playerも最新の20.0.0.228に更新された。
最新版への更新は自動的に行われるほか、メニューの[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。Mac版はChromeメニューから、Windows版は右端の≡アイコン→[ヘルプと概要]と進むと選択できる。
なお、最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意されたい。
(2015/12/09 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2015/12/stable-channel-update_8.html