グーグルは4日、深刻な脆弱性を修正した「Google Chrome」の安定板「52.0.2743.116」を公開した。対象となるのは、Windows、MacおよびLinux。
最新版では、10件の脆弱性が修正されている。修正された脆弱性には、アドレスバーが偽装される問題やコード実行のおそれのあるメモリーがらみの問題など、危険度の高い脆弱性が含まれている。
最新版への更新は自動的に行われるほか、メニューの[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。Mac版はChromeメニューから、Windows版は右端の≡アイコン→[ヘルプ]と進むと選択できる。最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意していただきたい。
(2016/08/04 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2016/08/stable-channel-update-for-desktop.htm