グーグルは7日、深刻な脆弱性を修正した「Google Chrome 65」の最新安定版「65.0.3325.146」を公開した。対象はWindows、Mac、およびLinux。Android版「65.0.3325.109」の公開も同日アナウンスされており、準備が整い次第Google Playを通じて配信される予定だ。
最新版では、JavaScriptを使ってスタイルシート(CSS:Cascading Style Sheets)用の画像を動的に操作できる「CSS Paint API」などの新機能に加え、45件の脆弱性が修正されている。修正された脆弱性には、マルウェア(ウイルス)感染に悪用されるおそれのあるメモリーがらみの問題などの、危険度の高い脆弱性が複数含まれている。
最新版への更新は自動的に行われるほか、メニューの[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。Mac版はChromeメニューから、Windows版は右端の設定アイコン→[ヘルプ]と進むと選択できる。
最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意していただきたい。
(2018/03/07 ネットセキュリティニュース)
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