◎ 旭川トヨタ自動車、車上荒らしで839件の顧客情報を含む業務用パソコン盗難
旭川トヨタ自動車(北海道旭川市)は5日、車上荒らしで同社名寄店(名寄市)の顧客情報839件が保存された業務用パソコンが盗まれたと発表した。盗難があったのは9月30日で、同パソコンには839名分の個人情報が含まれていた。情報内容は住所、氏名、生年月日、電話番号、勤務先、車名、車検満了日、割賦内容など。同社によれば、盗難に備えて暗号化などの安全対策を事前に実施しており、顧客情報が流出することはないと確信しているという。今後は確実な再発防止策を講じ、個人情報管理の徹底を図っていくとしている。
・リリース(旭川トヨタ自動車)
http://toyota.mediagalaxy.ne.jp/toyotaten/T001/owabi/
◎ 複数のケーブルテレビ会社の顧客情報700件以上を含むパソコン盗難
ケーブルテレビの施設保守を請け負うシンワテック(本社・愛知県豊橋市)の西尾営業所(同西尾市)が、2日夜から3日朝の間に何者かに侵入され、複数のケーブルテレビ会社の顧客情報を含むパソコンが盗難にあったことが5日、わかった。盗まれたパソコンに含まれていた顧客情報は、キャッチネットワーク(愛知県刈谷市)は662件、三河湾ネットワーク(愛知県蒲郡市)は95件、キャッチネットワークに受信障害補償業務を委託している中部電力(名古屋市)は16世帯分と発表。顧客情報の内容は、三河湾ネットワークでは氏名と住所、他の2社は氏名と住所、電話番号としている。各社の発表によれば、同パソコンにはアクセス制限が設定されており、情報悪用による二次被害は確認されていないという。また、今後は個人情報管理を徹底し、盗難の再発防止に万全を期すとしている。
・リリース(キャッチネットワーク)
http://www.katch.co.jp/info/20051004.html
・リリース(三河湾ネットワーク株式会社)
http://www.sky-1.co.jp/index051005.html
・リリース(中部電力)
http://www.chuden.co.jp/corpo/publicity/press2005/1006_1.html
◎ KDDI、車上荒らしでDIONの顧客情報3,301件を含むノートパソコン盗難
KDDI(東京都千代田区)は4日、同社のサービス「DION」の業務を委託した業者の車両が、9月22日深夜、大阪市天王寺区の駐車場で車上荒らしにあい、車内にあった3,301件分の顧客情報が入ったノートパソコンを盗まれたと発表した。盗まれたパソコンには、同社の出張サポートサービス「かけつけ設定サポート」を申し込んだ顧客の氏名、住所、電話番号等が記録されていた。所轄警察署に盗難を届け出たが、まだ発見に至っていないという。同社によれば、同パソコンには3重のパスワードが設定されるなど情報読み取りが非常に困難な措置が施されているといい、現時点では顧客情報の不正使用等の事実は確認されていないという。今後は業務用ノートパソコンの取扱い方法の見直し、業務委託先を含めた社員教育を徹底し、再発防止に取り組むとしている。
・リリース(KDDI DION)
http://www.kddi.com/dion/news/topics/051004.html
◎ エステサロンの顧客情報6,879名分がインターネットに流出
エステティックサロン「エステWAM」などを運営するアルファイン(鹿児島県鹿児島市)は4日、6,879名分の顧客情報が入ったファイルがインターネット上に流出したと発表した。同社のホームページ製作を受注する有限会社あぶ(熊本県熊本市)の発表によると、3日13時頃、同社サーバーがアクセス急増によりダウンし、その対策として該当サイトを切り離す際、アルファインの顧客情報が入ったファイルがインターネット上に流出してしまったという。顧客情報は2004年11月16日時点のもので、アルファインは当該顧客に直接、個別に連絡をしているという。両社は、今後このような事態を招かぬよう情報の徹底管理を図っていくとしている。
・リリース(アルファイン)
http://www.esthewam.com/
・リリース(あぶ)
http://www.abfactory.ne.jp/
◎ 松下電器、HPに誤ったFAX番号を記載し利用者の個人情報が第三者に
松下電器産業(本社・大阪府門真市)は4日、同社のホームページに誤ったファックス番号を記載したため、利用者の個人情報が第三者に送信される事故が発生したと発表した。誤記があったのは、同社が芸術文化支援活動の一環として行っている「癒しの芸術フィーリングアーツ」のコーナーにあった、「DVD版フィーリングアーツ」の貸し出し・購入希望申し込み用のファックス番号。同番号の一部に電話番号の一部を記載してしまったため、9月30日に申し込んだ利用者1名の氏名、住所、電話番号、勤務先が第三者に送られてしまった。同コーナーは昨年5月から公開していたが、誤送信先からは、本件以外に誤って送られたファックスはなく、今回受領したものも廃棄したとの回答を得ているという。同社は、当該利用者と誤送付先に経緯を説明し謝罪。WEBサイトの管理体制が不十分であったことを反省し、今後個人情報の保護と情報セキュリティのさらなる強化に取り組んでいくとしている。
・リリース(松下電器産業)
http://panasonic.co.jp/ccd/info051004.htm
◎ 福邦銀行、京都支店の顧客情報4,256名分を含むCD-ROM紛失
福邦銀行(福井県福井市)は4日、京都支店(京都市中京区)で4,256名分の顧客情報が記録されたCD-ROMを紛失したと発表した。記録されていたのは1998年4月から同9月時点のデータで、氏名、住所、電話番号、生年月日、口座番号、取引内容、預金残高、融資残高など。紛失時期は今年8月初旬頃で、誤って廃棄した可能性が高く、また同行のすべてのCD-ROMはパスワードとデータ暗号化によって保護されているため、顧客情報が外部へ漏洩する恐れは極めて低いとしている。同行は再発防止に向け、管理の見直しを図り、顧客情報の管理について再度徹底していくとしている。
・リリース(福邦銀行)
http://www.fukuho.co.jp/topics/h171004.html
◎ 三菱UFJ証券、3,152名の顧客にパスワード通知書を誤送付
三菱UFJ証券は4日、顧客に郵送した通知書の一部に誤った住所を記載したため、顧客情報の誤送付が発生したと発表した。同社は9月29日、旧UFJつばさ証券テレフォン・トレードセンターの一部顧客を対象に「UFJつばさダイレクトパスワード通知書」を郵送したが、このうち3,152名分の送付先住所が誤っていた。配達記録郵便扱いであるため、大半は住所相違郵便物として同社に返却されているが、現段階で810名分が誤郵送されている可能性があり、そのうち69通が誤って受け取られていることが判明しているという。通知書には氏名、口座番号、パスワードが記載されている。同社は送付したパスワードを無効とする措置をとっており、また内部調査により不正使用等の事実がないことを確認しているという。同社は今回の事態を重く受け止め、再発防止に向けて、顧客情報管理を再徹底していくとしている。
・リリース[PDFファイル](三菱UFJ証券)
http://www.sc.mufg.jp/company/press/pdf/press20051004.pdf
◎ 日本興亜損保、車上荒らしで955名分の顧客リスト盗難
日本興亜損害保険と日本興亜生命保険は3日、代理店「K・マツモト」(石川県金沢市)の店主が車上荒らしにあい、955名分の顧客リスト等が入ったカバンを盗まれたと発表した。9月26日18時頃、同店主が業務用自動車で契約者宅に立ち寄った際、駐車中に盗まれたもの。当該顧客リスト等には氏名、住所、電話番号、契約内容等が記載されていた。同店主は同日に所轄警察署に届け出たが、いまだ所在不明の状況という。当該顧客には、代理店ならびに両社からお詫びと経緯の説明をしており、現時点で情報の不正使用等による二次被害の事実は確認されていない。両社は再発防止に向け、代理店ともども、顧客情報の管理徹底を図っていくとしている。
・リリース(日本興亜損保)
http://www.nipponkoa.co.jp/news/whatsnew/2005/news2005_10_03_kojin-jyouhou.html
◎ 静岡県立浜名養護学校、車上荒らしで全児童・生徒79名の個人情報など盗難
静岡県教育委員会は3日、県立浜名養護学校(新居町)の女性教諭が車上荒らしにあい、全児童と生徒79名の個人情報が記載された緊急連絡網などが入ったバッグを盗まれたと発表した。9月27日、同教諭が帰宅途中に豊橋市内の薬店に寄った際、駐車場に停めた自家用車から盗まれたもの。当該バッグの中には生徒3人分の指導カードが記録されたフラッシュメモリーと、校長ら教職員17名および全校生徒79名全員の電話番号が記載された緊急連絡網が入っていた。同教諭は最寄の交番に連絡するとともに、学部主事を通して校長に連絡。学校は翌日、事故の概要を職員に説明、個人情報の管理について指導を行った。また、指導カードの盗難にあった生徒と保護者には28日に、全校児童生徒についても29日に、電話で事故の概要を説明、謝罪を行ったという。
・リリース(静岡県)
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/KISHA05.nsf/081c94b1cf732b60492568010000545d/0b7711e4b9ae843049257090002c234e?OpenDocument
◎ 九州電力、委託先検針員が13名分の検針票を紛失
九州電力は3日、北九州市内の検針業務を委託している会社の検針員が9月29日、「電気ご使用量のお知らせ」13名分を紛失したと発表した。同検針票には、顧客の契約名義、使用量、請求予定額等が記載されていた。紛失判明後、警察へ紛失届けを提出するとともに関係各所を探したが発見できていないという。また、顧客には個別に連絡してお詫びと事情説明をしており、今後の再発防止のため管理徹底に努めていくとしている。
・リリース(九州電力)
http://www1.kyuden.co.jp/press_h051003-1
◎ 中部電力、設定ミスで顧客情報を別会社に提供
中部電力は3日、顧客企業1社の3日間の使用電力量などの情報を誤って無関係の電気事業者に提供する事故が発生したと発表した。10月1日から電気の購入先を同社から別の電気事業者に変更した顧客企業の情報で、情報内容は、顧客番号、顧客名、計器番号、30分毎の使用電力量(10月1日午前0時から10月3日午前11時まで)。原因は、9月30日に当該顧客の購入先変更登録を行った際、誤って別の電気事業者のコード番号を入力したために発生した。発覚後、同社は直ちに正しいコード番号を入力して購入先変更の是正をすると共に、当該顧客と2社の電気事業者に謝罪した。今後は、登録作業においてダブルチェックを徹底するとしている。
・リリース(中部電力)
http://www.chuden.co.jp/corpo/publicity/press2005/1003_3.html