◎ 富士ゼロックスキャリアネット、スタッフの健康保険関係書類を誤郵送
人材派遣業の富士ゼロックスキャリアネット(本社:東京都港区)は11月24日、スタッフの健康保険関係書類を誤送(書類混入)したと発表した。発表によると、同社スタッフで健康保険に加入している人に、「医療費と給付金支給額のお知らせ」をPR誌などと共に封入し郵送したが、受け取った人からの指摘で、別人の書類が混入していたことが発覚。送付先全数を精査・確認の結果、誤送、未受領の事実を確認したという。同社は、全発送先に対し事情説明とお詫びをし、誤送や未着が起きているスタッフに対しては、了解を得た上で書類回収、書類再交付を終えたという。今回の誤送による二次被害およびその他の情報漏えいは発生していない。同社は、今回の事態を重く受け止め、再発防止に取り組んでいくとしている。
・リリース(富士ゼロックスキャリアネット)
http://www.fxcn.co.jp/company/topics/051124.html
◎ ワコールオンラインショップの顧客情報流出、新たに367名分判明
大手下着メーカーのワコール(本社:京都市)のオンラインショップが不正アクセスを受け、4,757名の顧客情報が流出した事件で、新たに367名の顧客情報が流出していたことが24日にわかった。同サイトの開発と運営を行っているNECネクサソリューションズ(本社:東京都港区)によると、新たに判明した367名のうち117名分にクレジットカード情報(カード番号と有効期限)が含まれてたという。19日発表分と合わせると計5,124名の顧客情報流出が確認され、カード情報の流出は計2,016名に上る。ワコールでは、22日から対象者に対する説明と謝罪を開始し、今回判明分に関しても26日にメールを配信。順次、別途連絡を進めているという。カード情報の流出に関しては、カード会社に対しカード番号の変更等の対策を要請。これまでのところカード情報流出による金銭的な被害は確認されていないが、確認された場合はその内容に基づいて、同社とNECネクサソリューションズの両社が誠意をもって対応するとしている。
・リリース(ワコール)
http://www.wacoal.co.jp/owabi0511/update.html
◎ トキハ、8名の個人情報を含むお歳暮の案内状2通を誤配
百貨店のトキハ(本店:大分市府内町)は24日、同社から顧客に送付したお歳暮の案内状5万4,459通のうち2通を誤配し、個人情報が流出していたことが18日と20日に判明したと発表した。誤配した案内状には8名分の氏名、住所、電話番号が記載されていた。同社は誤配した案内状を直ちに回収し、案内状に記載されていた8名と、本来届けるべき2名、計10名の顧客に報告とお詫びをしたという。誤配の原因は、7月に同社のギフトシステムで顧客の注文を受けた際、誤って他の依頼主のデータを立上げた上に依頼主の書き換えを行ったため、本来の依頼主のデータが上書きで消去され、他の顧客のデータに変更されたまま今回の案内状の届け先住所となってしまった。同社は今後、依頼主の変更がある場合はギフトセンターの責任者か代行者の確認のもと実施するように改めたという。
・リリース(トキハ)
http://www.tokiwa-dept.co.jp/privacy_notice.html
◎ NHK放送文化研究所、視聴率の調査相手12名の個人情報を記載した一覧表を紛失
NHKは22日、NHK放送文化研究所(東京都港区)の調査員が視聴率の調査相手12名の個人情報を記載した一覧表を紛失したと発表した。NHKによると21日夕刻、調査を終えた当該調査員が自宅で調査票などの整理を行ったところ、担当した足立区内の調査相手12名の氏名、住所、性別、生年が記載されたA4判の資料1枚の紛失が判明。調査実施地区周辺や立ち寄り先などの確認を行うとともに、警察に紛失届けを提出したが、これまでのところ発見、回収にはいたっていないという。NHKは、該当者に対し個別に訪問し事情を説明して謝罪。2次被害の防止に努めており、調査相手一覧表等の管理を改めて徹底し、再発防止に努めるとしている。
・リリース(NHK放送文化研究所)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase051122.html
◎ am/pmジャパン、委託先運送会社が社員13名分の給与明細を紛失
エーエム・ピーエム・ジャパン(本社:東京都港区)は21日、同社が委託する運送会社のドライバーが、同社社員の個人情報の入った給与明細を紛失したと発表した。事故が起きたのは8日で、配送を委託した書類を車で運搬中に紛失したもの。紛失した書類は13名分の給与明細で、氏名、銀行口座番号、給与額が記されている。対象となる社員には個別に連絡をとり、状況説明ならびに謝罪を行ったという。同社はこの件を受け、当該書類の内容と配送方法について、システム会社並びに委託先運送会社との間で見直しを行ったといい、今後は再発防止に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](am/pmジャパン)
http://www.ampm.co.jp/company/news/05_11/02.pdf
◎ シュテルン横浜東、車上荒らしで220件の顧客車輌一覧表などが盗難
メルセデスベンツを販売するシュテルン横浜東(本店:横浜市神奈川区)は、同社藤沢店に勤務する従業員が車上荒らしにあい、顧客情報を記載した営業関係書類が盗難にあったと発表した。事件があったのは11月21日午後10時ごろ、横浜市中区のコインパーキングで、後部右ガラスを割られ、営業用鞄が盗難を受けた。ただちに警察へ被害届を提出したが、現時点で当該鞄の発見には至っていない。営業鞄には、220件の顧客氏名、住所、電話番号、生年月日、車両モデル名などが記載された顧客車輌一覧表、顧客の氏名と情報項目明細が記された領収書、アンケート用紙、カーチェックシート(自動車査定表)などが入っていた。同社は、当該顧客へ個別にお詫びをしており、今後も状況説明を継続していくという。また、再発防止体制の構築に全力を傾注していくとしている。
・リリース(シュテルン横浜東)
http://www.stern-yokohamahigashi.co.jp/whats_new/info/index.html
◎ 富山県信用組合、車上荒らしで顧客情報33件を含む内部資料紛失
富山県信用組合(本店:富山県富山市)は21日、 同組合支店長が車上荒らしにあい、33件の個人情報を含む内部資料を盗まれたと発表した。盗難があったのは、10月27日午前中、南砺中央病院の駐車場で、漏えいした内部資料は、顧客の預金科目・金額等の集金情報17件、顧客の債務情報16件を含む支店長会議資料など。ただちに警察に通報し、現在犯人を捜査中であるという。同組合は、関係顧客のすべてに11月4日までに通知し、謝罪。また、内部通達を発し、個人情報を含む書類等の店外持出し禁止と、店外へ万一持ち出す場合は資料が入った鞄等は常時手元に携帯するという従来のルールの厳守を指示したという。
・リリース[PDFファイル](富山県信用組合)
http://www.toyama-kenshin.co.jp/kojin_j/rouei.pdf
◎ ワコール、メール配信業務受託先の会員に無関係なメールを誤配信
京都呉服文化研究財団(KCI、京都市下京区)は、メールマガジン「KCIメールニュース」の登録と送信業務を大手下着メーカーのワコールに委託しているが、同社がメールマガジン登録者に対し、無関係なメールを誤配信したと11月21日、発表した。発表によると、ワコールは11月20日早朝、当該メールマガジンの登録者に自社のオンラインショップにおける顧客情報流出に関するメールを誤配信。同日早朝、ワコールからKCI事務局に、電話による連絡と、誤配信に対するお詫びメール発信についての申し出があったという。KCIがこれを許可したため、ワコールは登録者宛てにお詫びメールを送信、結果として登録者には誤配信とお詫びの2通のメールがワコールから送信された。KCIは誤配信に対し、顧客のメールアドレスがその目的以外に使用されたとして、業務委託元としてワコールに是正と未然防止策の早急な実施を強く申し入れたという。
・リリース(京都呉服文化研究財団)
http://www.kci.or.jp/cgi-bin/new.cgi?lang=j
◎ おかやま信用金庫、車上荒らしで78名の顧客情報を含む資料盗難
おかやま信用金庫(本店:岡山県岡山市)は21日、職員の自家用車が車上荒らしにあい、78名分の顧客情報が記載された資料を盗まれたと発表した。同金庫によると、東岡山支店の渉外担当者が18日午後7時頃、業務整理のため自宅に資料を持ち帰ったところ駐車場の車内に置き忘れ、2時間後に取りに行ったがカバンがなくなっていたという。当該資料には、同支店の顧客78名の名前、電話番号、口座番号等が記載されていた。同金庫は、該当する顧客に対し事情を説明し謝罪。情報管理態勢の強化、全役職員の意識啓発を再徹底し、再発防止に取り組みたいとしている。
・リリース(おかやま信用金庫)
http://www.shinkin.co.jp/okayama/osirase/osirase20051121.htm
◎ 埼玉トヨタ自動車、車上荒らしで332件の顧客情報を含む情報携帯端末盗難
埼玉トヨタ自動車(本社:さいたま市中央区)は21日、同社所沢店の営業スタッフが千葉市内のホテル駐車場で車上荒らしにあい、情報携帯端末(PDA)の入ったカバンを盗まれたと発表した。同社によると、被害にあったのは先月25日午前。同日、警察に盗難届を提出し翌日カバンは発見されたが、中に入っていたPDAはまだに発見されていないという。盗まれたPDAには、個人325名と法人7社の住所、氏名、電話番号、自動車登録番号等が記録されていたが、パスワードが設定されているので情報は容易に取り出せないという。
同社は、該当者に対し事情を説明し謝罪。再発防止に向け顧客情報の管理徹底を図り、信頼回復に努めたいとしている。
・リリース(埼玉トヨタ自動車)
http://www.saitamatoyota.co.jp/owabi.htm
◎ 八十二銀行、56人分の個人情報を記載した財形預金関係書類を紛失
八十二銀行(本店:長野県長野市)は21日、取引先企業1社、56名分の個人情報が記載された財産形成預金に関する書類を紛失したと発表した。同行によると今月15日、当該企業の書類が届いていない旨の連絡を受けて紛失が発覚し、直ちに捜索したが現在まで発見に至っていないという。紛失した書類には、56名の名前、財形の口座番号等が記載されていた。同行は、該当顧客に対し個別に事情を説明して謝罪。顧客情報の厳格な取り扱いを再徹底し、再発防止に努めたいとしている。
・リリース[PDFファイル](八十二銀行)
http://www.82bank.co.jp/news/2005/pdf/news20051121.pdf
◎ 明治製菓、医療関係者272名の個人情報を含むモバイルパソコン盗難
明治製菓(本社:東京都中央区)は21日、医薬情報担当者の営業車が盗まれ、医療関係者272名の個人情報を含む業務用モバイルパソコンを紛失したと発表した。同社によると、今月11日午前7時10分頃、札幌市内のコンビニエンスストアの駐車場で、江別市を担当する当該担当者の営業車が盗まれ、同日午前中に所轄の警察署に盗難届けを提出した。車内にあった当該パソコンには、江別市の医療関係者272名分の名前、医療機関名、診療科名、同社製品に関する営業目標(実績)、訪問計画等が保存されていたが、二重のパスワードで管理する独自のセキュリティで保護されており、二次被害の可能性は極めて低いという。同社は、該当者全員に対し状況報告と謝罪を完了。不正使用等の事実が判明した場合には誠意をもって対応するとし、今後は管理体制強化を図り再発防止に努めたいとしている。
・リリース(明治製菓)
http://www.meiji.co.jp/corp/news/2005/1121.html
◎ 眞露ジャパン、キムチ購入顧客に輸入元からダイレクトメール
韓国焼酎などを販売する眞露(じんろ)ジャパン(東京都港区)は18日、同社のオンラインショップ「JINRO」でキムチを購入した一部の顧客に、輸入元からダイレクトメールが発送されたと発表した。同社によると、ショップで購入したキムチは輸入元の韓国農協インターナショナル(東京都渋谷区)に発送を委託。顧客情報は商品の発送時にのみ利用することになっていたが、委託先が一部の顧客に誤ってダイレクトメールを発送したという。同社は、本来あってはならないこととして謝罪。再発防止に向け管理強化、信頼回復に努めたいとしている。
・リリース(眞露ジャパン)
http://www.jinroshop.com/infor/whats_023.jsp
◎ ケイアンドティコーポレーション、メール誤送信で97名の氏名とアドレス流出
コンタクトレンズ販売のケイアンドティコーポレーション(大阪市都島区)は、今月18日に送ったメールの送信方法に問題があり、一部顧客の個人情報が漏えいしたと発表した。流出したのは、「Yahoo!ショッピング」や「楽天市場」などで運営している同社の店舗「コンタクトレンズギャラリー」の顧客97名分の氏名とメールアドレス。同社は、該当者にメールと手紙で事情説明と謝罪を行っており、今後は情報管理に細心の注意を払い、再発防止に努めるとしている。
・コンタクトレンズギャラリーのHP
http://www.freeec.net/usr1/lensgallery/
◎ 広島県警の警察官住所録33名分がWinnyネットに流出
広島県警の警察官33名分の住所など個人情報がインターネットに流出したことが、18日に判明した。流出情報は氏名、所属部署、実家の住所や携帯電話番号など。住所録は広島市内の警察署に勤務する警察官が2003年12月に個人的に作成したもので、2004年11月に十数人にメール送信しているという。メールを受けとったなかにWinnyをインストールしたパソコンの使用者がいて、そのパソコンがウイルスに感染し、Winnyネットワークに流れたものと見られている。広島県警は2004年3月以降、私物のパソコンも含めてWinny使用禁止の通達を複数回出しているといい、流出の経緯を調べるとしている。<br>
・広島県警のHP
http://www.police.pref.hiroshima.jp/<br><br>
◎ アコム、754名分の会員入会申込書を紛失
消費者金融のアコム(本社:東京都千代田区)は18日、契約書類の棚卸調査で754件(754名分)の会員入会申込書類の紛失が判明したと発表した。紛失した書類には、氏名、住所、契約内容等の個人情報が記載されていたという。同社によると、会員入会申込書類は現在、専門のセンターを設けて一元管理しており、今回紛失が判明した書類の大半は一元管理を行う2001年12月以前に、営業店において誤って廃棄した可能性が高いという。同社は、該当する顧客に対して個別に事情を説明し謝罪。万一、不正使用が発生した場合には、顧客に負担がかからないよう適切に対応するとしている。
・リリース(アコム)
http://www.acom.co.jp/publish/051118/index.html
◎帝人ファーマ、空き巣で岡山の医師445名の個人情報を含むパソコン盗難
帝人ファーマは18日、同社所有の個人情報を含むノートパソコン1台が、空き巣による盗難にあったと発表した。同社によると今月15日、岡山県の医療機関を担当する同社医薬情報担当者の自宅(岡山市)に空き巣が入り、ノートパソコン1台が盗難。盗まれたパソコンには、岡山県の医師445名分の氏名や勤務先に関する情報が保存されていたという。同社は、当該ノートパソコンには暗号化をはじめとしたセキュリィティ処理が施されており、第三者が容易にアクセスすることは困難であるとし、不正使用などの事実が判明した場合には誠意をもって対処。今後は、個人情報保護対策のいっそうの強化を図り再発防止に努めるとしている。
・リリース(帝人ファーマ)
http://www.teijin-pharma.co.jp/news/051118.html