◎ビクター、顧客の個人情報を含む業務資料流出
日本ビクター(本社:横浜市神奈川区)は3月31日、同社と一部関連会社の業務情報が社員の私有パソコンからネット上に流出したと発表した。同社よると、2月中旬に外部から情報の流出を指摘され、調査したところ、社員3~4人のパソコンからファイル共有ソフトのWinny(ウィニー)やShare(シェア)を介して情報が流出していたことが判明した。流出していたのは主に製品のメンテナンスに関する書類で、個人顧客54件と、企業や官公庁約800件の名前、住所、電話番号などが含まれていた。情報が不正利用されたとの事実は確認されていないという。同社は、該当する顧客に書簡などで謝罪と報告をするとしている。
・お客様情報の流出について(お詫び)(日本ビクター)
http://www.jvc-victor.co.jp/support/info/use-info/index.html
◎日本ミシュランタイヤ、顧客と販売店の情報3,809件を含むノートパソコン盗難
ゴム工業の日本ミシュランタイヤ(本社:東京都千代田区)は3月31日、顧客と販売店の情報3,809件を含むノートパソコン1台を盗まれたと発表した。当該ノートパソコンは同社社員へ貸与されていたもので、二輪用タイヤを購入した顧客の個人情報3,040件(うち、2007年6月28日付発表サービスキャンペーンに伴う情報が3,029件)と、取引販売店情報769件分が保存されていた。紛失情報は顧客の氏名、所有車種、購入販売店のほか、販売店の名前、住所、電話番号、定休日、担当者名など。当該ノートパソコンは、3月27日22時から翌28日10時頃の間に、茨城県内を担当する同社営業社員が使用する車から盗まれた。同日、所轄警察署に被害届を提出したが、発見に至っていない。当該ノートパソコンには、パスワードが設定されていた。また、盗難発覚後、同社システムに不正にアクセスできないよう、セキュリティー対策を施した。現時点で情報の不正使用等の事実は確認されていない。同社では個人情報および企業情報の管理の再徹底を図り、再発防止に努める。
・リリース(日本ミシュランタイヤ)
http://www.michelin.co.jp/media_center/news/corporate/080331.html
◎ダイワ精工、会員専用ページのシステム不具合で会員64名分の個人情報が閲覧可能に
釣り具のダイワ精工(本社:東京都東久留米市)は3月28日、ダイワヤングフィッシングクラブ(DYFC)会員の個人情報がホームページ上で閲覧可能となり、64名分が閲覧されたと発表した。事故が発生したのは、DYFC会員以外には閲覧できないページで、3月26日11時頃、同会会員から、同社ホームページのDYFCの「フォトダ-ビ-」投稿ペ-ジで、会員の氏名と電話番号が閲覧できるとの連絡があった。同社はただちに当該コンテンツを閉鎖し、26日17時20分頃に復旧。同時に行った調査の結果、個人情報保護を強化するシステムが不具合を起こし、同月21日12時34分から26日11時46分までの間に、会員64名の情報が閲覧されていることが判明した。これまでのところ掲載された会員情報が利用された事実は確認されていない。同社では当該会員に個別に連絡し、説明と謝罪を行う。また、社内ならびに他の協力企業に対し、個人情報の管理を厳重に行うよう徹底し、再発の防止に努める。
・リリース(ダイワ精工)
http://www.daiwaseiko.co.jp/inform/pdf/200kojin.pdf
◎メディコスヒラタ、個人情報含む業務関連ファイル流出
医療機器を扱うメディコスヒラタ(大阪本社:大阪市西区)は3月28日、同社社員の私有パソコンがウイルスに感染し、業務関連ファイルがネット上に流出したと発表した。ファイル共有ソフトのWinny(ウィニー)を介して流出したもので、同社によると、流出が判明したのは3月26日。流出したファイルには、医療関係者の氏名や勤務先、患者のイニシャルや性別、疾患名等も含まれていた。同社では、流出した情報の不正使用等の事実はないとしている。
・リリース(メディコスヒラタ)
http://www.medicos-hirata.co.jp/owabi.htm
◎群馬県立小児医療センター、患者19名分の診療情報を保存したHDD盗難
群馬県立小児医療センター(群馬県渋川市)は3月28日、同センターに勤務する看護師が患者19名分の診療情報を保存した外付けハードディスクドライブを盗まれたと発表した。発表によると、看護師は3月14日、前橋市内のアパートに鍵をかけて外出し、勤務などを終えて翌15日に帰宅したところ、窓ガラスが割られデスクトップパソコンや外付けハードディスクドライブ(HDD)が盗まれていた。すぐに警察に連絡し被害届を提出したが、未だ発見されていない。盗まれた外付けHDDには、患者19名分の氏名、生年月日、病名、症状などの情報が保存されていた。同センターでは、患者の個人情報を院外に持ち出すことを禁止していたが、看護師は自己学習の目的で持ち帰っていたという。同センターは当該患者の家族に報告して謝罪。全職員に対し厳重指導を行うとともに、早急に個人情報の取り扱い方針を確立するとしている。
・リリース(群馬県立小児医療センター)
http://www.gcmc.pref.gunma.jp/about_center/owabi.html
◎ HOBBY STOCK、メール誤送信で顧客41名の個人情報漏えい
ホビー商品のネットショップ「HOBBY STOCK」を運営するホビーストック(本社:東京都墨田区)は3月28日、メール誤送信により、顧客41名の個人情報が漏えいしたと発表した。同社によると、同日午後2時頃、商品入荷予定を通知するメールを顧客41名に送信する際、誤ってこのメールを別の顧客21名に送信してしまった。メールには、顧客の氏名と住所が記載されていた。社員がメール一斉送信のための配信先リストを作成した際、PCの操作にミスがあったことが原因。同社では、メールを受信した21名に対し、当該メールを削除し、削除完了を同社へメールで通知してほしいと依頼した。また、情報が漏えいした41名には、謝罪と事実報告のメールを送信した。同社は再発防止に向け、配信リスト作成時の操作方法と確認方法や、個人情報管理方法などを見直し、社員を指導、教育するとしている。
・リリース(ホビーストック)
http://www.hobbystock.jp/static/top_20060116/info080328.html
◎横浜市立小、教諭が担任児童34名分の個人情報含むUSBメモリーや書類を紛失
横浜市は3月28日、市立小学校の教諭が児童の個人情報33名分を含むUSBメモリーや書類を紛失したと発表した。発表によると、市立小で3年生を担任する20代の男性教師が、先月26日に児童の個人情報を含む書類やUSBメモリーを鞄に入れて下校。飲食店に立ち寄って23時頃まで飲酒し、自宅の最寄り駅で気分が悪くなって駅ホームで寝込み、翌27日の午前2時頃に帰宅した。目覚めたときにカバンの紛失に気づいて探したが見つからず、同日午後に山手署に紛失届を提出するとともに校長に申し出た。紛失した鞄には、担任するクラスの児童氏名、各教科の学習記録などを記載した「横浜市小学校児童指導要録」や成績連絡票のコピー、成績一覧表等の書類と、児童34名分の名簿(保護者名、住所、電話番号、兄弟関係等)や成績関係データ(テストの記録、前期成績連絡票の下書き)を記録したUSBメモリーが入っていた。当該教諭と校長は同28日に児童宅に電話連絡をした。さらに各家庭を訪問し説明と謝罪を行うとしている。同市教育委員会は今後、個人情報データの管理の見直しと徹底を図り、教職員の継続的研修と指導を実施する。また、紛失した横浜市小学校児童指導要録と成績一覧表の復元を行う。
・リリース[PDFファイル](横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/ne/news/press/200803/images/phpRniMq8.pdf
◎ 富士通ビジネスシステム、Winnyのウイルス感染で顧客情報流出
富士通グループの富士通ビジネスシステム(本社:東京都文京区)は27日、一部の顧客情報がインターネット上に流出したと発表した。流出したのは、2002年当時の顧客のグループウェアのID、パスワード一覧や関係者の住所など。同社社員が自宅で使用していた私有パソコンがウイルスに感染し、保存されていた情報がWinnyネットワーク上に流出したものとみられる。これまでのところ、流出情報が不正利用された事実は確認されていないという。同社は、該当者に事情の説明と謝罪を行っており、今後は顧客情報の持ち出し禁止を徹底するなどし、再発防止に努めるとしている。
・リリース(富士通ビジネスシステム)
http://www.fjb.fujitsu.com/news/topics/080327.html
◎野田市、検針業務請負業者が水道使用者の個人情報約5万1884件を無断複製、一部流用
野田市は3月27日、市水道検針業務の委託先業者が水道使用者の個人情報を5万1,884件を無断で複製し、3万1,022件を流用したと発表した。個人情報を無断で使用したのは、同業務を受託した野田水道センター(千葉県野田市)の関連会社である浅野さく泉管工のリフォーム事業部「リフォームあさ野」で、個人情報を記載した出力帳票を元に、複製・加工したデータを作成。同市に個人情報を返還した後も保存し、当該使用者の住所と氏名をダイレクトメールの発送に流用した。当該事実について、3月7日から16日にかけて同市水道部に3件の通報があり、10日に同市水道部が調査委員会を設置。リフォームあさ野から事情聴取したところ、同社が当該情報を流用した事実が発覚した。同市は同社の供述が事実だとすれば、同市の個人情報保護条例に抵触するとしている。今後は野田市個人情報保護審議会で制裁措置を検討するとともに調査を継続し、明らかになった情報はホームページで公開する。
・リリース(野田市)
http://www.city.noda.chiba.jp/osirase/osirase20080327.html
◎ PLAYSTATION Store、不正アクセス受けパスワード改変のおそれ
ソニー・コンピュータエンタテインメントは27日、PlayStationのゲームソフトのオンライン販売「PLAYSTATION Store」で、利用者のパスワードが第三者に改変された可能性があると発表した。同社によると、システムの一部に問題があり、パソコンからの特殊な操作により、第三者が一部のユーザーのパスワードを変更できる状態だったことが13日に判明。利用者の登録情報の閲覧や、ウォレットの不正利用などが行われた可能性があるという。登録情報にはクレジットカード番号の全ては表示されないので、クレジットカード番号が第三者に閲覧された可能性はない。同社では、直ちにシステムを修正するとともに、パスワードが改変された可能性のあるユーザーを割り出し案内を送付した。改変された可能性があるユーザーは、国内ユーザー1,800人を含む2万5,500人。同社では、自身が設定したパスワードで「PLAYSTATION Network」にサインイン可能かどうかを確認するよう案内しており、サインインが可能な場合にはパスワード改変のおそれはないとしている。
・リリース(ソニー・コンピュータエンタテインメント)
http://www.jp.playstation.com/info/support/sp_20080327_psn.html
◎ 松屋銀座本店、服飾店で336名分の顧客名簿紛失
百貨店の松屋銀座本店(東京都中央区)は26日、同社と3階のブランドショップ「ミー・イッセイミヤケ」で管理している顧客名簿の一部336名分を紛失したと発表した。松屋によると、今月20日、ショップ店員がショップから顧客名簿6枚を持ち出し、ダイレクトメールのあて名書きをした。その後、名簿をショップに返したが、翌日4枚が紛失していることに店長が気付き、22日に同社売り場責任者報告。捜索を続けているが見つかっていない。紛失した名簿4枚には、顧客336名の氏名と住所、ショップでの購入金額が記載されていた。これまでのところ、情報の不正利用や第三者への情報流出は確認されていない。松屋は、原因の究明と再発防止に努めるとしている。
・リリース(松屋)
http://www.matsuya.com/ginza/topics/080324s_owabi/index.html
◎インデックス・コミュ、アンケートのシステム不備で個人情報186名分流出のおそれ
インデックス・ホールディングス傘下で出版事業を展開するインデックス・コミュニケーションズ(東京都千代田区)は3月26日、同社がインターネット上で実施したアンケートのシステムに不備があり、顧客の個人情報186名分が流出した可能性があると発表した。同社が実施したアンケートのぺージに接続した顧客から、「第三者の個人情報と思われるデータが画面に表示されている」との連絡を受けて事態が発覚。同社が調査したところ、昨年11月27日から今年3月28日まで実施した「香水選び」、昨年11月16日から今年1月10日まで実施した「伝説の居酒屋つまみ」、昨年11月6日から今年1月15日まで実施した「Temps 6」の3つのアンケートについてシステムに不備があることが確認された。アンケートのページへのリンクを「http://」としていたため、SSL認証で保護されていないページへ顧客を誘導してしまった上に、http通信による接続を可能としていたため、暗号化されていないデータの送信を制限できなかった。「http://」で始まるURLで公開されたページでアンケートに最後まで回答した顧客のうち、「データ送信を完了した顧客」が入力した情報についてはネット上で傍受された可能性があり、「データ送信を完了しなかった顧客」が入力した情報については直後に同ページに接続した顧客に閲覧された可能性があるという。同社では事態が発覚した2月28日に、全アンケート・ページでhttps通信以外での接続を不可とするように設定した。また、情報が漏えいしたおそれのある顧客に対して、500円相当の金券などを送付して謝罪している。データ送信を完了した顧客については同社より連絡できるが、送信を完了しなかった顧客は特定が難しいとして、心当たりのある顧客に対して調査申込書の送付を依頼している。
・リリース(インデックス・コミュニケーションズ)
http://www.indexcomm.co.jp/privacy-0803.html
◎ 中部電力、通信設の工事関係資料流出
中部電力は26日、グループ会社シーテック(名古屋市瑞穂区)の委託先から通信設の工事関係資料が流出したと発表した。流出したのは、2004年に行った社内IPネットワーク構築の工事関係技術資料や社内電話番号一覧、シーテックの作業員名簿など。シーテックの委託先社員が、当該情報をWinnyがインストールされた私有パソコンに保存していたところ、昨年8月ごろにウイルスに感染し流出。今月24日に、流出が判明した。流出情報には、顧客情報や電力の供給に影響を与える機微情報は含まれていないという。同社は、あらためて再発防止策を検討し徹底するとしている。
・リリース(中部電力)
http://www.chuden.co.jp/corpo/publicity/press2008/0326_2.html
◎済生会宇都宮病院、機関紙に患者43名の個人情報が写った写真掲載
済生会宇都宮病院(栃木県宇都宮市)は3月26日、患者43名の個人情報が写った写真が済生会機関紙に掲載されたと発表した。発表によると、昨年10月14日に埼玉県で開催された済生会学会「医療安全への取組みに関するパネルディスカッション」で同院の職員が発表した、CT検査予約一覧を表示したコンピュータ画面の写真に43名分の患者の個人情報が写っていたという。また、その写真が済生会の機関誌に掲載され、済生会支部、施設に約4,000部、関係官庁、地方自治体、大学などに約500部、同県内の宇都宮病院、高齢者ケアセンター、宇都宮乳児院、看護専門学校に82部、栃木県、宇都宮市、医科大学に6部の約4,600部が配布された。写真に写っていた患者の個人情報は、診察券ID、氏名、年齢、性別、検査名など。同院および済生会本部は、当該機関誌のすべてを回収中。また、該当する患者を訪問し謝罪と状況説明を行った。同院は職員に今回の事態の経緯について説明し、改めて再発防止に対する注意喚起を行った。また、今後はパネルディスカッション等を行う場合、事前に個人情報の有無をチェックする担当者を定め、出版用など別の用途に使用する場合も個人情報の有無をチェックするなど、再発防止に努めるとしている。
・リリース(済生会宇都宮病院)
http://www.saimiya.com/content/owabi.html
◎住宅金融支援機構、顧客情報8名分を記載した書類の誤送付・紛失を発表
民間金融機関による住宅ローン供給支援業務等を行う住宅金融支援機構(本店:東京都文京区)は3月25日、個人情報を記載した書類の誤送付と紛失6件について公表した。発表によると、誤送付は今年2月から3月に5件発生。あわせて6名分の個人情報が誤って外部の業務委託先に送付された。発生部署は、本店債権管理部、首都圏支店、中国支店、北海道支店などで、誤送付された書類は、差押解除通知書、登記費用請求書・領収書の写しなど。また、四国支店(香川県高松市)で、2名の顧客氏名を記載した書類を紛失する事故があった。紛失書類は誤廃棄した可能性が高いという。同機構は当該顧客に事情説明とお詫びをし、今後は情報管理を強化して再発防止に努めるとしている。
・リリース(住宅金融支援機構)
http://www.jhf.go.jp/topics/h19/topics_20080325.html
◎ 茨城県鉾田市、地籍情報10万筆分を含むパソコン盗難~4日後に回収
茨城県鉾田市は25日、地籍情報10万筆分を含むパソコンなどが盗まれ、24日に全て発見されたと発表した。同市によると、今月19日夜から20日朝にかけて、市役所分室の地籍調査課に何者かが侵入し、ノートパソコン2台、デスクトップパソコン3台、トランシーバー5台が盗難にあった。盗まれたデスクトップパソコンには、土地の所有者や地番、地目、面積を記載した地籍調査データなどが入っていた。地籍調査データは、法務局にある公図および登記簿と同じもので、だれでも閲覧できる内容。24日に盗難にあった全品が発見され確認した結果、データの改ざんや削除の形跡はなかったという。市は、保管体制を含めてさらなる情報管理の徹底を図り、信頼回復に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](鉾田市)
http://www.city.hokota.lg.jp/news/pdf/chisekipc.pdf
◎ 高島屋横浜店、婦人服売り場で74名分の顧客情報紛失
百貨店の高島屋横浜店(横浜市西区)は25日、5階オンワード樫山の婦人服売り場「サイズプラス23区L」で、74名分の顧客カードを紛失したと発表した。高島屋などによると、紛失したのは苗字が「あ」行の顧客カードを綴じたファイル1冊。2006年3月~今月16日に同売り場で商品を購入した顧客の氏名や住所、電話番号、生年月日、購入した商品が記載されていた。これまでのところ、第三者への個人情報流出は確認されておらず、今後は管理体制を強化し再発防止を徹底するとしている。
・リリース(高島屋横浜店)
http://www.takashimaya.co.jp/about/excuse/080326/index.html
・リリース(オンワード樫山)
http://www.onward-hd.co.jp/news/080326.html
◎ JCB、海外留学生の口座情報9,599件を含むメモリー紛失
クレジットカードのJCB(本社:東京都港区)は25日、海外留学生の仕送り先の情報が記録されたUSBメモリーを紛失したと発表した。同社によると、紛失したメモリーに記録されていたのは、海外在住の留学生への仕送りサービス「JCB送金名人」を2003年8月1日~2006年12月18日の間に利用した顧客の仕送り先の海外金融機関名、口座番号や口座名などの口座情報9,599件と金額など。顧客の氏名やクレジットカード番号などの個人情報は含まれていない。今月10日、サービスで使用しているサーバーに接続されていたメモリー1個がなくなっていることに気付き、捜索したが見つからなかった。システムの保守点検の際に誤って抜け落ち、その後に廃棄物に紛れて処分してしまった可能性が高いという。同社は、該当者に事情の説明と謝罪を行っており、今後は保守点検作業の前後に確認手順を追加するなどのチェック体制を強化し、再発防止に努めるとしている。
・リリース(JCB)
http://www.jcbcorporate.com/news/dr-707.html
◎ 文部科学省、原子力規制室職員が264名分の緊急時連絡網を紛失
文部科学省は24日、同省原子力安全課原子力規制室の職員が、原子力施設のトラブルなどの情報を関係者に伝える際に使用する緊急時連絡網を紛失したと発表した。緊急時連絡網には、関係者や関係機関264名分の連絡先が記載されていた。同省によると、今月22日夕方、職員が鉄道とバスを使って移動中に緊急時連絡網と身分証明書などが入った手提げ袋を紛失したことに気づいた。ただちに遺失物届を警察署に提出し、鉄道会社やバス会社に問い合わせたが、これまでのところ見つかっていない。同省は今後、緊急連絡網などの管理徹底を図るとしている。
・リリース(文部科学省)
http://www.anzenkakuho.mext.go.jp/news/others/20080324_02.html