◎新宿区立学校、生徒25名分、教職員41名分の個人情報を含むUSBメモリを紛失
東京都新宿区は9日、同区立学校の教職員が生徒25名分、教職員41名分の個人情報を保存したUSBメモリを紛失したと発表した。発表によると、当該教職員は帰宅途中にUSBメモリを紛失し、周辺地域を捜索するとともに警察に遺失届けを提出したが、現在のところ発見には至っていない。紛失したUSBメモリには、生徒25名分と教職員41名分の氏名と2008年1月、2月、5月の給食費、PTA会費および親睦会費の納入すべき金額が保存されていた。同区は今後も引き続きUSBメモリの発見に努める。また、保護者はじめ区民に対して謝罪した。今後は個人情報の管理、取扱い体制を再点検し、全教職員に対して個人情報の保護と管理について周知徹底を図るとしている。
・リリース(新宿区)
http://www.city.shinjuku.tokyo.jp/whatsnew/pub/2008/0609-01.html
◎損害保険ジャパンが2万5986名分の顧客情報を含むCD-Rと書類を紛失
損害保険ジャパン(本社:東京都新宿区)は8日、同社埼玉自動車営業部所属の社員が、顧客情報2万5986件が入ったCD-Rとその一部を印刷した書類19枚を紛失したと発表した。発表によると、損害保険代理店のホンダカーズ埼玉(埼玉県さいたま市)より保険関連データの不具合について相談を受けた同社のシステム担当部門が、同代理店より保険管理データを預かり、データ項目の不備部分と報告資料をCD-Rに作成したのち、同代理店を担当する営業店に送付した。6月7日、同社営業担当者が自宅で当該CD-Rの報告資料を修正するため、CD-Rとその一部を印刷した資料を社外に持ち出し帰宅する際に、タクシー内に置き忘れて紛失。当該社員は8日に紛失に気づき、大宮警察署に届出るとともにタクシー会社へ捜索依頼を行ったが、現在のところ発見に至っていない。これまでのところ、顧客情報の不正使用などの事実は確認されていない。紛失したCD-Rには、同代理店で取引のある、あいおい損害保険、損害保険ジャパン、東京海上日動火災保険、日本興亜損害保険、三井住友海上火災保険の顧客2万5986名分の氏名、保険会社コード、証券番号、自動車登録番号などの個人情報が保存されていた。また、印刷した書類19枚にも同様の顧客情報が690名分記載されていた。同社は今回の事態について謝罪するとともに、該当顧客に謝罪文を送付する。また今後、原因分析を踏まえ適切な再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDF](損害保険ジャパン)
http://www.sompo-japan.co.jp/news/download/200806131600.pdf
◎ WillVii、Webのカレンダー機能設定ミスで15名分の個人情報が閲覧可能に
家電やゲームのレビューを扱うソーシャルブックマークサービス「みんぽす」を運営するWillVii(東京都渋谷区)は8日、同社から商品を借りて自身のブログにレビューを書く「モノフェローズ」と、その候補者計15名の個人情報が漏えいしたと発表した。同社によると、7日から8日にかけてモノフェローズと候補者6名から、自身の個人情報がネット上で公開されているとの指摘があった。モノフェローズの面談担当者が、ウェブサービスのカレンダー上にコンタクト予定者の情報を記載し、公開設定にしていたことが原因。漏えい内容は個人により差があるが、氏名、ハンドルネーム、メールアドレス、電話番号、職業や、ブログURLなど。これらの情報がウェブサービスのカレンダー利用者すべてに公開されていた。同社は、カレンダーを非公開にし、カレンダーへの個人情報書き込みを禁止するとともに、問い合わせ窓口を設置。個人情報を扱うプロセスを見直し、個人情報保護責任者を決めて監査を行うとしている。プライバシーマークも取得するという。また、これらの対策が実現するまで、モノフェローズの新規勧誘を停止するとしている。
・リリース(WillVii)
http://www.willvii.co.jp/20080608.html
◎ JASRAC、店舗経営者の個人情報11件を含む業務書類盗難
日本音楽著作権協会(本部:東京都渋谷区)は6日、同協会の職員が帰宅途中、個人情報を含む業務書類等が入った鞄を盗まれたと発表した。同協会によると、盗まれたのは5月31日で、書類には大阪府の店舗経営者11件分の個人情報が含まれていた。直ちに警察に被害届を出し、該当する関係者に直接面談して説明と謝罪を行ったという。個人情報の不正使用等の事実は確認されていない。同協会は、個人情報保護対策の一層の強化徹底を図り、再発防止に万全を期すとしている。
・リリース(日本音楽著作権協会)
http://www.jasrac.or.jp/release/08/06_1.html
◎ NTT西日本の顧客情報1812件がShareのウイルス感染により流出
NTT西日本静岡支店(静岡市葵区)と、NTT西日本-ホームテクノ東海静岡支店(静岡市駿河区)は6日、NTT西日本静岡支店にパソコンの設定工事を申し込んだ顧客の情報1812件が流出したと発表した。ホームテクノ東海はパソコン設定業務をネット関連サービスを行うチップス(本社:静岡県磐田市)に依頼していた。同社の男性社員(30歳)の自宅パソコンがShare(シェア)のウイルスに感染し、当該パソコン内に保管されていた工事関連情報がファイル交換ネットワーク上に流出した。流出したのは、2006年11月と2007年1月に工事を行った静岡県東部、中部および菊川市の個人顧客1810件と法人顧客2件。情報内容は顧客名、住所などで、銀行口座番号やクレジットカード等の信用情報は含まれていない。
・リリース[PDFファイル](NTT西日本-ホームテクノ東海静岡支店/NTT西日本静岡支店)
http://www.ntt-west.co.jp/shizuoka/newsrelease/pdf/080606hodohappyo.pdf
http://www.nttwest-ht-tokai.co.jp/doc/080606.pdf
◎ TOKAIの顧客情報45件がShareのウイルス感染により流出
インターネット接続サービス「TOKAIネットワーククラブ」を運営するTOKAI(本社:静岡市葵区)は6日、顧客情報45件が流出したと発表した。同社によると、流出したのは、パソコン設定のために訪問した顧客45件の氏名、住所など。銀行口座番号やクレジットカード等の信用情報は含まれていない。流出元は、上記のNTT西日本と同様、チップス社員の自宅パソコンとみられる。同社はパソコン設定業務をチップスに委託していた。
・リリース[PDFファイル](TOKAI)
http://tokai.jp/Wnews/200606release.pdf
・リリース(TOKAI/TOKAIネットワーククラブ)
http://www.tnc.ne.jp/info/2008/0606.html
◎ ゼビオ、DM宛名印字の委託業者が顧客情報1万4317件を含むFD5枚を紛失
スポーツ用品等を扱うゼビオ(本社:福島県郡山市)と、同社からダイレクトメールの宛名印字業務を委託されているル・プロジェ(本社:福島県郡山市)は6日、ゼビオの顧客情報1万4317件が入ったフロッピーディスク(FD)5枚の紛失を明らかにした。両社によると、ル・プロジェにおいてこのFDを誤廃棄した可能性が高いという。両社間では、顧客の氏名、住所、電話番号を記録したFDを手渡しで授受していたが、5月29日、2007年6月分で3枚、2007年9月分で1枚、同年10月分で1枚の計5枚のFDが所在不明となっていることが発覚した。紛失したFDには、1万4317件の顧客情報が記録されていた。ル・プロジェが一斉清掃を行った際に誤ってFDを廃棄し、事業系ごみ回収業者によって回収後、焼却処分された可能性が高いという。ゼビオでは、これまでに情報の不正使用の事実が確認されておらず、FDが暗号化されていることから、情報が外部に流出する可能性はきわめて低いとみている。両社は再発防止に向け、情報管理に厳格に取り組むとしている。
・リリース[PDFファイル](ゼビオ)
http://www1.xebio.co.jp/pdf_press/%E5%80%8B%E4%BA%BA%E6%83%85%E5%A0%B1_release080606%20%E9%80%A3%E7%B5%90_.pdf
・リリース[PDFファイル](ル・プロジェ)
http://www.leprojet.co.jp/leprojet/20080606.pdf
◎ 近畿経済産業局、10名分の個人情報含む書類をFAXで誤送信
経済産業省近畿経済産業局は5日、10名分の個人情報を含む書類をFAXで誤送信したと発表した。同局によると、3日夕方、同局職員が書類をFAXで送信する際、誤ってこれを個人宅へ送信した。書類には、10名分の氏名、生年月日等の個人情報が含まれていた。同局は誤送信先からの連絡で間違いに気づき、謝罪の上、書類を回収。また、関係者に説明と謝罪を行った。同局は再発防止のため、全職員に対して改めて個人情報の管理の周知徹底を図っていくとしている。
・リリース(近畿経済産業局)
http://www.kansai.meti.go.jp/1-1soumu/oshirase/20080605.html
◎岡山市立中の教師の自宅PCから、生徒1200名分の成績などが流出
岡山市教育委員会は5日、市立中学校に勤務する30代の男性非常勤講師の自宅パソコンから、市内の別の市立中学校2校に在籍していた生徒1200名の個人情報がネット上に流出したと発表した。流出はWinny(ウィニー)のウイルス感染によるもので、市教委によると、この講師は1998年度から2000年度にかけて市立中学校2校に勤務。1997年度から2000年度にこの2校に在籍していた生徒1200名について、氏名、住所、電話番号、定期テストの点数や順位、志望校などが流出した。講師は生徒の個人情報をフロッピーディスクで持ち出して、自宅のパソコンに保存。4月、このパソコンにWinnyをインストールしていた。
・岡山市
http://www.city.okayama.okayama.jp/
◎ コスモスライフ、顧客情報154件含む書類を紛失
マンション管理等を行うコスモスライフ(本社:東京都港区)は4日、顧客の個人情報154件を記載した書類を紛失したことを明らかにした。同社によると、5月14日、同社が管理しているマンションの管理事務室宛にヤマト運輸(本社:東京都中央区)のクロネコメール便で当該書類を送付したが、5月22日に管理事務室より書類未着の連絡が入った。ヤマト運輸では、5月15日に書類をメールボックス内にある管理事務室のポストに投函したとしているという。書類には、法人を含む154件について名前、マンション名、部屋番号、管理費等の支払い状況等が記載されていた。コスモスライフでは、顧客に対し6月1日から、状況の報告と謝罪を行っている。また同日、所轄警察署へ被害届を提出した。顧客情報の不正使用等の事実は確認されていない。同社は再発防止のため、今後、重要書類の送付に当たっては配送状況だけでなく受領状況も確認できる手段をとるとともに、送付書類の内容も見直すとしている。
・リリース(コスモスライフ)
http://www.cosmoslife.co.jp/news/detail.cgi?id=11
◎ 足利銀行、一斉点検実施で顧客情報のべ5万7214件の紛失が判明
足利銀行(本店:栃木県宇都宮市)は3日、一斉点検を過去に遡って実施したところ、顧客情報のべ5万7214件の紛失が判明したと発表した。発表によると、1992年から2005年にかけて、43支店で、のべ5万7214件の顧客情報を記載した資料の紛失が確認された。紛失資料の形態は伝票、コムフィッシュ(ネガフィルム状の内部管理資料で、読み取りには専用機械が必要)、法定帳簿の3種で、顧客情報の内容は、顧客氏名、口座番号、住所、電話番号など。内部検証の結果、保存期限の経過した資料廃棄時に誤って同時に廃棄した可能性が高く、外部に流出した可能性は極めて低いという。本件に関して顧客情報が不正に利用されたとの連絡や問合わせはない。同行は情報管理の徹底に取り組んでいくとしている。
・リリース(足利銀行)
http://www.ashikagabank.co.jp/abk_info166.htm
◎広島県立呉昭和高等学校、2校の生徒情報入りハードディスク盗難
広島県立呉昭和高校(広島県呉市)は3日、生徒情報が記録されたハードディスクが盗難にあったと発表した。発表によると、盗難があったのは先月27日で、当該ハードディスクは職員が使用するパソコンに接続していた外付型ポータブルタイプ。同校事務室に置かれていた。当該職員は2004年4月から200年3月まで広島県立西高校(広島市中区)に勤務していたことから、当該ハードディスクには、呉昭和高校の在校生と卒業生、西高校の当時の在校生と卒業生の個人情報が含まれている可能性がある。両校は、この盗難に伴う個人情報の流失に関すると思われることが発生した場合、至急学校に連絡をするよう呼び掛けている。また今後、再発防止のための指導等を徹底し、個人情報の適正管理に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](広島県立呉昭和高等学校)
http://www.kureshowa-h.hiroshima-c.ed.jp/20/0603.pdf
・リリース(広島県立西高等学校)
http://www.hiroshimanishi-h.hiroshima-c.ed.jp/data/owabi_01.htm
◎ 愛媛CATV、営業スタッフが顧客情報2件を記載した書類紛失
愛媛CATV(愛媛県松山市)は2日、同社の営業スタッフが加入推進時に知り得た顧客の個人情報2件を記載した文書を紛失したと発表した。紛失が判明したのは5月31日。文書には、訪問した顧客の住所、氏名等が記載されていた。同社は判明当日、当該顧客に事態を報告し謝罪した。また6月2日、監督官庁へ報告した。同社は、個人情報の取り扱いの重要性について再度教育を徹底し、再発防止のため、業務管理体制を見直して、個人情報保護に万全を期するとしている。
・リリース(愛媛CATV)
http://www.e-catv.ne.jp/html/security_kako.html
◎ゲーム販売会社、元従業員の自宅PCから顧客の個人情報や内部資料など流出
アダルトゲームを販売する彩牙は2日、同社の内部資料がネット上に流出したことを明らかにした。また12日、流出の詳細について発表した。ウイルス感染によりWinnyネットワーク上に流出したもので、同社によると、2004年春に退社した元従業員の自宅パソコンからの流出。同社では、元従業員が持ち出し禁止のデータを自宅パソコンに保存し続けていたことと、ファイル共有ソフトを使用していたことを確認しているという。流出したのは、ゲーム製作用の内部資料や、同社製のアダルトゲーム「Clover Heart's」のWebアンケートに回答した顧客の氏名、メールアドレスなど。同社は、元従業員と再発防止に関する念書を交わし、同社関連のデータを該当パソコンから削除したという。元従業員も、自らのブログで流出について告知している。
・リリース(徒然Today. -日々是儘風-)
http://www.winds-nest.com/sb01/log/eid870.html
◎NHK長崎放送局、児童合唱団員39名分の個人情報を含む名簿を紛失
NHK長崎放送局(長崎県長崎市)は2日、NHK長崎児童合唱団の生徒、児童39名分の個人情報が記載された名簿を紛失した可能性があると発表した。発表によると、5月30日、放送部の職員が同合唱団の生徒、児童の傷害保険の保険料を振り込むため、所定の用紙に生徒、児童の名前を書き込み銀行へ出向いた。その際当該職員は、所定の申込用紙のほか確認のために名簿を持参したが、その後名簿が見当たらなくなったという。当該職員は上司に報告後、銀行など立ち寄り先と局内を探したが、現在のところ発見されていない。名簿には、同合唱団の生徒、児童39名分の氏名、生年月日、保護者名、住所、電話番号などが記載されていた。同局は本人の記憶に不確かなところがあるが、名簿を紛失した可能性があるため、30日から6月1日にかけて該当者の自宅を個別に訪問し、事情説明と謝罪を行った。今後も名簿を捜索するとともに、個人情報の管理に万全を期して努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](NHK長崎放送局)
http://www.nhk.or.jp/nagasaki/info/index.html
◎宇治市、水道の検針員が318件の住民情報含む検針機器等をスクーターごと盗難
宇治市は1日、水道のメーター検針員(個人委託)が318件の住民情報を含む検針機器等をスクーターごと盗まれたと発表した。盗難があったのは先月31日午後6時頃で、場所は市内スーパー駐輪場。スクーターのシート下の収納スペースに検針機器等を収納し、少しの時間駐輪場を離れたところ、スクーターごと盗まれた。検針機器に含まれていた318件のデータの内容は、氏名、地区整理番号、水栓番号、水道使用量および料金など。これらの情報はパスワードがなければ読み取れないという。区は所轄交番へ盗難届を提出し、関係機関への連絡も行った。再発防止策として、検針業務委託者に対し再研修を行うほか、個人情報取扱い業務について、検証点検を徹底するとしている。
・リリース[PDFファイル](宇治市)<br>
http://www.city.uji.kyoto.jp/pics/photo/206_1.pdf
◎石川県庁職員の私有PCから、県の「平成16年度採用者名簿」が流出
2004年度に石川県に採用された職員の名簿がネット上に流出していたことがわかった。1日、「平成16年度採用者名簿」と題するファイルがWinnyネットワーク上へ流出していることがネット掲示板に書き込まれ、県も流出ファイルを確認したという。名簿には、県職員62名分の氏名、住所、電話番号や所属先などが記載されていた。県によると、名簿は職員が私的に作成し、自宅にある私有パソコンに保存していたもので、県の業務に関わる情報などは流出していない。県では、県庁内のパソコンでファイル共有ソフトを使用しないことと、業務情報を外部に持ち出さないことについて職員に指導を徹底しているが、ファイル共有ソフトの業務外での個人的利用についてまでは指導していないという。
・石川県
http://www.pref.ishikawa.jp/