◎ 群馬県、民生委員宅で15世帯分の福祉票など盗難
群馬県は6月30日、民生委員宅で15世帯分の福祉票などが盗難にあったと発表した。発表によると、6月28日深夜から翌日未明にかけて、沼田市に住む民生委員・児童委員の自宅に窃盗犯が侵入。民生委員証、民生委員手帳、今年度版民生委員・児童委員活動記録、および福祉票15世帯分等が入った鞄を盗まれた。県はこの盗難事件を受け、県内市町村と県民生委員児童委員協議会に文書で通知し、各委員に対して注意喚起を行い、再発防止の徹底を図るとしている。
・リリース(群馬県)
http://www.pref.gunma.jp/cts/
◎岐阜県立多治見看護専門学校、生徒142名分の個人情報入りUSBメモリ紛失
岐阜県は6月27日、県立多治見看護専門学校(岐阜県多治見市)の生徒142名分の個人情報が入ったUSBメモリを教員が紛失したと発表した。発表によると、6月19日の午後2時30分頃、同校1階の教務室において、プリンタが接続されていないパソコンを使用している教員が、資料印刷のため公用USBメモリを使用して印刷を行った。同日午後8時頃、帰宅前にUSBメモリがないことに気づいて探したが見つからなかった。週明けの6月22日に校長に報告し、6月25日まで全職員で校内を探したが見つからず、同日午後7時に警察へ遺失物届を提出した。USBメモリに保存されていた個人情報は、在校生75名の氏名、電話番号(緊急連絡用)、30名の担当科目の成績結果表、および既卒生37名の名簿(姓のみ)など。現在のところ、個人情報の流出は確認されていない。同校は6月26日に学生や保護者への事情説明と謝罪を行った。今後は個人情報管理のセキュリティ対策を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・学生情報の入ったUSBメモリの紛失について[PDF](岐阜県)
http://www.pref.gifu.lg.jp/contents/news/release/H21/z00000534/files/kishahappyou.pdf
◎岐阜県、メルマガの誤送信でアドレス83件流出
岐阜県は6月27日、メールマガジンの誤送信でメールアドレス83件が流出したと発表した。発表によると、同日午後5時11分、商工労働部労働雇用課で発行しているメールマガジン「ふれあいGIFUろうどう」の登録者181名に対し、送信先83名分のメールアドレスが表示される形で電子メールを誤送信した。同課は送信先に報告とお詫びをし、該当メールの削除を依頼した。同課は今後、このような事態が生じないよう、厳重かつ適正な管理を徹底していくとしている。
・リリース(岐阜県)
http://www.pref.gifu.lg.jp/contents/news/release/H21/z00000508/index.html
◎シーホープ、案内メールの誤送信でメルアド流出
腕時計のオンラインショップを運営するシーホープ(横浜市金沢区)は、案内メールの誤送信でメールアドレスが流出したと発表した。発表によると、6月25日午後3時46分にホームページリニューアルの案内を、同社オンラインショップの登録顧客宛てにメールで送信した。このとき、BCCで送信すべきところ、TOで送信してしまったため、顧客のメールアドレスが流出することとなった。同社は経緯と原因をホームページに掲載し、顧客へもメールで報告する。また監督官庁にも報告を行う。同社は今後、顧客への案内メールは安全な一斉送信機能のあるショッピングカートシステム経由で送信を行い、通常のメールアプリケーションによる送信は行わない。また、送信時には必ず責任者のチェックを行うことで、再発防止対策とするとしている。
・個人情報漏出事故のお知らせとお詫び(シーホープ)
http://www.seahope.com/information.html
◎鳥取県、個人情報を記載した廃棄書類が運搬中に飛散
鳥取県は6月26日、個人情報を記載した廃棄書類が運搬中に飛散したことを発表した。発表によると、26日午前9時15分頃、主要地方道倉吉福本線の中部総合事務所先交差点付近で、中部総合事務所の廃棄文書の一部が公用車の荷台から落下した。落下地点から約320メートル走行後に文書落下を知り、同乗職員が走行経路を徒歩で引き返し、当初落下したと考えられる地点に固まって落ちていることを確認した。同事務所職員8名とともに回収作業を行い、周囲への散逸がないことを確認して回収作業を終えた。廃棄書類は結束してから積載するが、一部精神障害者手帳の申請書類など結束しないまま積載したため、飛散防止シートの隙間から落下したと推定されるという。県は、落下書類に個人情報が記載されていて所在確認できる人には、お詫びと説明の文書を送付する。また今後、個人情報の取扱いについて研修等により職員に意識の徹底を図るとしている。
・個人情報の流出のおそれのある事案の発生について(鳥取県)
http://db.pref.tottori.jp/pressrelease.nsf/webview/FBB851DDF4E785CA492575E1004A1DD2?OpenDocument
◎富山大学附属病院、勤務医が患者情報6名分を含むUSBメモリ紛失
富山大学附属病院は24日、同院に勤務する内科医が患者情報6名分を含むUSBメモリを紛失したと発表した。発表によると、8日に同医師から、5日午後から当日の間に、患者6名分の電子データが入ったUSBメモリの紛失に気づいた旨の報告があった。同院は、直ちに当該USBメモリの捜索も含めた調査を行い、事実関係の把握と今後の対応策を検討した。調査の結果、以下のことが判明した。USBメモリの中には、同医師が2009年4月以降に受け持った患者6名分の情報(氏名、年齢、性別、ID番号、病名、病歴、入退院日、診療科名、主治医名)が含まれていた。同医師は紛失に気づいてから本人の活動範囲を全て捜索したが、発見できなかった。現在のところ、当該個人情報の紛失にかかる不正使用等の事実は確認されていない。同院は、患者の個人情報がある医療情報システムから一時的に情報を取り出す際に使用するUSBメモリは院内で登録管理しており、情報を取り出す際は暗号化により保護している。これらの措置にもかかわらず今回の事態が発生したことを反省し、今後いっそうの徹底に努めていくとしている。
・患者様の個人情報の紛失について[PDF](富山大学附属病院)
http://www.hosp.u-toyama.ac.jp/guide/pdf/usblost.pdf<br>
◎関東農政局、「第三者地方委員会」委員らの個人情報を記載した名簿紛失
農林水産省の地方出先機関として東京都など10都県を管轄する関東農政局(埼玉県さいたま市)は24日、「第三者地方委員会」委員らの個人情報を記載した名簿を紛失したと発表した。発表によると、20日に同局職員が帰宅途中、当該名簿を紛失する事態が生じた。「第三者地方委員会」とは事故米穀影響事業者緊急経営支援の円滑な実施のための第三者地方委員会で、紛失した名簿には、同委員会の委員と職員の連絡先情報が記載されていた。現在までのところ二次被害は確認されていない。同局は、当該委員に本件について連絡し、お詫びをしている。また、全職員に対して個人情報の厳正な管理について周知徹底を図ったという。
・個人情報の漏えい(紛失)について(関東農政局)
http://www.maff.go.jp/kanto/press/syokuryou/tyousei/090624.html
◎UR都市機構、2名分の工事関係書類をFAX誤送信
独立行政法人都市再生機構(UR都市機構:横浜市中区)は、2名分の個人情報が記載されている工事関係書類を違う宛先にファクシミリで誤送信したと発表した。発表によると、6月23日、工事関係書類をファクシミリ送信する際、宛先の番号を誤って送信してしまった。同書類には、氏名、住所のほか、工事に関する図面が含まれていた。書類が届かないことから誤送信が判明。誤って送信してしまった相手先に連絡を行い、当該書類を引き取った。該当者2名には、経緯説明とお詫びをした。同機構では今後、個人情報記載文書の取扱いについての注意喚起を図る等、再発防止に努める。
・リリース(UR都市機構)
http://www.ur-net.go.jp/toshin/office/oshirase/news/20090626.html
◎旭化成ホームズ、車上荒らしで展示場来訪者153名分のアンケート盗難
不動産業の旭化成ホームズ(本社:東京都新宿区)は6月23日、同社の営業担当者が車上荒らしにあい、展示場来訪者153名分のアンケートが盗難にあったと発表した。発表によると、同社の東海圏に勤務する営業担当者の車が6月13日夜に車上荒しにあい、車内に置いていた鞄が盗まれた。車は自宅駐車場に駐車していたという。当該鞄には、住宅展示場に来場した顧客が記入したアンケートが153件入っていた。アンケートに記入されていた情報は、顧客の氏名、住所、電話番号。警察署に届け出たがまだ発見されていない。同社は該当顧客に対し、事態の報告とお詫びを個別に行った。また今後、顧客情報の社外持ち出し管理の徹底と、やむを得ず持ち出した情報の管理方法の徹底を行い、信頼回復に努めていくとしている。
・お客様情報の紛失について[PDF](旭化成ホームズ)
http://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/20090623.pdf
◎おいしい山形プラザ、メルマガを「TO」で送り名前とメルアド535件流出
山形県が運営するアンテナショップ「おいしい山形プラザ」(東京都中央区)は6月22日、メールマガジンの誤送信で、会員の氏名とメールアドレス535件が流出したと発表した。発表によると、6月22日に同ショップの「山形ファンクラブ」会員に、第1号のメールマガジンを配信した際、「BCC」で発信すべきところ、誤って「TO」で配信してしまった。送信したのは山形ファンクラブの運営業務を受託している山形県観光物産協会で、誤送信の発覚後、ただちにお詫びと当該メール削除を依頼するメールを送った。県は今後、再発防止に万全を期していくとしている。
・山形ファンクラブメールマガジンの誤送信に係るお詫びについて(おいしい山形プラザ)
http://oishii-yamagata.jp/04tenpo/03fan.html
◎ながさき西海農業協同組合、1160件の顧客情報を記録した業務資料を盗難
ながさき西海農業協同組合は22日、1160件の顧客情報を記録した業務資料が盗難にあったと発表した。発表によると、同組合の職員が、顧客情報が記録された業務用資料を会議のために組合事務所外に持ち出し、業務終了後、直接自宅へ戻り当該資料が入ったバックを車内に残したまま自宅敷地内の車庫に駐車していた。15日朝の出勤時にバックがないことに気づき、車上荒しによる盗難にあったことが判明。翌日、当該職員が平戸警察署に被害届を提出したが、現時点では発見されていない。不正使用等の事実についても確認されていない。盗難されたバッグに入っていた顧客情報は1160件で、氏名、経済未収金残高(2009年5月31日現在)および期間別延滞状況、貸出金残高(2009年5月31日現在)および貸出内容(貸付種別、延滞発生日、延滞元利金額、電話番号等)が記録されている。口座番号、クレジットカード、共済契約内容等は含まれていない。同組合は今後、該当顧客に個別にお詫びと経緯報告を行う。問合わせ窓口を設置し、個別相談にも応じる。また、顧客の債権に関して同組合の職員を名乗る不審な連絡等に注意するよう呼び掛けている。再発防止策としては、個人情報記載書類の持ち出しに関する規定の徹底、個人情報管理の徹底を行っていくとしている。
・お客様情報の盗難について[PDF](JAながさき西海)
http://www.jansaikai.jp/htm/pubinfo/owabi090622.pdf<br>
◎NHK、新宿営業センターの委託者が放送受信料の契約・収納業務に使う携帯端末盗難
NHK(日本放送協会)は22日、新宿営業センター(東京都新宿区)の個人委託事業者が、放送受信料の契約・収納業務に使う携帯端末の盗難被害にあったと発表した。発表によると、盗難にあったのは19日午後9時過ぎで、警察に盗難届けを提出するとともに周辺の調査を実施したが、回収に至っていない。携帯端末にはセキュリティ保護がかけられており、万が一第三者の手に渡っても個人情報が漏えいする危険性はないという。NHKは、盗難防止の徹底を図るなど、携帯端末の取り扱いに注意していくとしている。
・リリース(新宿営業センター)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase090622.html
◎埼玉県、介護施設の採用者2名の個人情報入り求人票をHPに誤掲載
埼玉県は6月21日、県社会福祉協議会ホームページに、個人情報を記載した求人票2名分を誤って掲載したと発表した。
発表によると、6月20日午前11時15分頃、県内介護施設で採用した職員2名の個人情報を含む求人票を誤ってホームページに掲載した。同日午後3時半頃に職員が気づき求人票を削除した。記載されていた個人情報の内容は氏名と生年月日。誤掲載中にあった掲載情報へのアクセスは1件で、現時点では個人情報の不正使用等の事実は確認されていない。担当者が求人票の事務処理の際に誤って「公開」と入力、担当者以外のチェックが行われないまま公開されてしまったという。同協議会は6月21日に介護施設の施設長と該当職員2名を訪問し、状況の説明と謝罪を行った。再発防止対策として、全職員に対し個人情報の適正管理徹底を指示し、臨時研修会を開催して具体的研修を行う。また、事務処理について、実施手順の見直しを行うとしている。
・リリース(埼玉県)
http://prosv.pref.saitama.lg.jp/scripts/news/news.cgi?mode=ref&yy=2009&mm=6&seq=140