◎秋田市の土崎東郵便局、個人情報約3600名分を記載した書類を紛失
郵便局株式会社東北支社(仙台市青葉区)は11日、秋田市の土崎東郵便局が、約3600人分の個人情報を記載した書類を紛失したと発表した。
発表によると、2003年1月から2008年3月の取引に関する保管書類で、内訳は「郵便振替払出金受領証」約3,000名、「払込取扱票」約340名、「受付証」約220名など。これらの顧客情報紛失が判明したのは8日で、内部調査の結果、紛失物については局内で誤って廃棄した可能性が高く、外部に情報が漏えいする懸念は極めて低いとしている。情報内容は、顧客の住所、氏名、口座の記号番号、取引金額、印影、電話番号。これまでに本件に関係する顧客からの照会、不正な要求など外部漏えいが疑われるような事象は発生していない。同社は今後は顧客情報の管理を強化し、再発防止に努めるとしている。
・お客さま情報の紛失について
http://www.jp-network.japanpost.jp/notification/pressrelease/2009/document/3001_02_05_209121101.pdf
◎下関市、粗大ごみ等の受付確認メールの操作ミスで65名の情報漏えい
下関市は11日、粗大ごみ等の受付業務で確認メール送信時の誤操作により、65名の情報漏えいがあったと発表した。発表によると、同日午前9時、15日収集のインターネット受付者53人のうち、確認メール送信希望者44人へ確認メールを送信した。その際、操作ミスにより、前日の確認メール送信用リスト(65人)を添付し、送信してしまった。添付したリストには、65名の氏名、メールアドレス、受付日、受付番号、収集予定日、合計品目数、品目名、個数、手数料が記載されていた。送信した44名のうち2名はアドレス不備により送信されなかったため、当該個人情報は42名に送信され漏えいしたことになる。市は今後、このようなことが起こらないよう再発防止に努めていくとしている。
・粗大ごみ等の受付業務での情報漏洩事故のお詫び(下関市)
http://www2.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1260523672435&SiteID=0
◎信州大学医学部付属病院、退職医師のパソコンに患者情報128名が残り流出
信州大学医学部付属病院(長野県松本市)は10日、盗難にあった他の病院医師のパソコンに同院の患者情報が含まれていたと発表した。発表によると、6日、安曇野赤十字病院の医師のパソコンが盗難にあったが、そこに同院の患者情報が含まれていた。当該患者は2000年度が56名、2004~2005年度が73名で、内1名は重複しており、計128名となることが確認された。患者情報の内容は、氏名、患者ID番号、性別、生年月日、住所、病名、検査データ、臨床経過、入院日、退院日、転帰及び退院時処方。安曇野赤十字病院の医師は個人所有のパソコンを診療補助用に使用しており。以前に勤務していた同院の患者データが当該パソコンに消し忘れて残っていた。当該パソコンにはパスワードが設定されており、通常の操作では内容を見ることができないという。同院は当該患者への対応を重要視し、9日に事実説明とお詫びの文書を発送した。同院では情報資産の持ち出しは禁止しており、今回の事態を厳しく受け止め、今後は再発防止を徹底していくとしている。
・盗難にあった安曇野赤十字病院医師のパソコンに本院の患者情報が含まれていたことについてのお詫び(信州大学医学部付属病院)
http://wwwhp.md.shinshu-u.ac.jp/information/2009/12/post_191.php
◎髙島屋、新宿店11階呉服サロンで個人情報71名分を記載した伝票控を紛失
百貨店の髙島屋(本社:大阪市中央区)は9日、新宿店(東京都渋谷区)11階の呉服サロンで、個人情報71名分を記載した「承り伝票控」のファイル1冊を紛失したと発表した。発表によると、紛失が発覚したのは6日午後2時50分頃。その日の午後12時30分頃から発覚までの間に紛失したものと推定されている。発覚後、鋭意捜索、調査に当っているが、発見に至っていない。紛失した71名分の伝票控には、氏名、住所、電話番号が記載されており、内23名についてはクレジットカード番号(すべてタカシマヤカード)も記載されていた。現時点では、第三者に情報が流出した事実は確認されていない。同社は、経済産業省に報告するとともに所轄警察署に遺失届けを提出。該当顧客はすべて特定できているので、事実内容の説明とお詫びをしている。同社は今後、管理体制の強化に努め、再発防止の徹底に取り組んでいくとしている。
・㈱髙島屋新宿店呉服サロン「承り伝票控」の紛失について[PDF](高島屋)
http://www.takashimaya.co.jp/corp/info/topics/pdf/200912/091209.pdf
◎ファミリーマート、車上荒しで料金収納代行払込票35件が盗難紛失
コンビニエンスストア事業のファミリーマート(本店:東京都豊島区)は8日、料金収納代行払込票が、店舗からの回収中に盗難にあったと発表した。発表によると、6日午後4時50分頃、ファミリーマート正雀駅東口店(大阪府摂津市)付近に配送車両を駐車し、ドライバーが同店の払込票等の入った専用回収バッグを回収。午後5時頃、車両内に固定された収納ケースに施錠保管後、業務のため配送車両を離れた。配送センターに戻った後、車両の助手席側のキーシリンダーが人為的に破壊され、収納ケースがこじ開けられ、正雀駅東口店と茨木横江店(大阪府茨木市)の専用回収バッグがなくなっていることが判明。地元の警察署に被害届を提出し、関係者で近隣地域を手分けして捜索したが、現時点では発見できていない。盗まれたのは、正雀駅東口店と茨木横江店で、5日午前10時頃から6日午前10時頃に料金収納を行った払込票、合計35件。払込票の種類により、氏名のみ、氏名と住所、または識別コードが記載されている。同社は該当顧客に対し、取引先の協力を得ながら順次経緯の報告とお詫びを実施している。現時点で該当顧客の情報が悪用されたという報告はない。同社は今後、管理体制を強化していくとしている。
・料金収納代行払込票盗難に関するお詫びとご報告(ファミリーマート)
http://www.family.co.jp/company/news_releases/2009/091208_1.html
◎横浜市、個人情報漏えいに関する事務処理ミス等6件を公表
横浜市は8日、11月28日から12月4日までの個人情報漏えいに関する事務処理ミス等を明らかにした。発表によると、同期間の事務処理ミスによる個人情報漏えいは6件。港南区戸籍課での住民票の写しの誤交付1件、健康福祉局健康安全課での新型インフルエンザ患者の検査依頼書の誤送信1件、港北区高齢・障害支援課での要介護認定に伴う主治医意見書作成依頼書の誤交付1件、神奈川区保険年金課での介護保険個人情報の漏えい1件、南区福祉保健課での大岡地域ケアプラザにおける連絡ノートの誤返却1件、栄区戸籍課での電子証明書新規発行申請書類の紛失1件。書類の混入や確認の不十分などが反省点としてあげられ、今後の取り組み課題としている。
・事務処理ミス等の状況について[PDF](横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/ne/news/press/200912/images/phpGkZ69w.pdf
◎癌研究会有明病院、患者情報約800名分を含むノートPCを都内路上で紛失
癌研究会有明病院(東京都江東区)は7日、患者情報約800名分を含むノートパソコンを紛失したと発表した。発表によると、同病院に在籍する医師が4日午後11時頃、担当患者の個人情報が入ったノートパソコンを、バッグごと都内の路上で紛失した。当該医師は紛失後、ただちに築地警察署に遺失物届けを提出しているが、現在まで発見されていない。同医師より連絡を受けた同院は、ただちに個人情報保護委員会を招集し、事実関係の把握と今後の対応策を検討した。紛失したノートパソコンの中に入っていた約800名の患者情報の内容は、氏名、手術日、術式、生年月日、年齢、性別。住所や電話番号は記載されていない。同ノートパソコンはパスワード管理されており、容易にファイルを見ることができない設定となっている。同院は所管する東京都に報告すると共に該当患者に本件の内容説明と謝罪を行っていく。また、これまで個人情報の取扱いについて、機会ある毎に全職員へ注意喚起を行ってきたが、今後いっそうの徹底に努めていくとしている。
・患者情報の入ったパソコンの紛失について[PDF](癌研究会 有明病院)
http://www.jfcr.or.jp/hospital/item/info_20091207_03.pdf
◎ハウスメイトパートナーズ、入居者情報114件を含むリストを一時紛失
賃貸建物の管理運営等を行うハウスメイトパートナーズ(本店:東京都豊島区)は7日、同社八王子支店において、入居者情報114件を含むリスト11枚を一時紛失したと発表した。発表によると、2日午後、八王子支店管理担当者が同社が管理する東京都国立市の建物から移動する際、入居者リストが入ったファイルを紛失した。同日午後2時頃、拾得者より当該管理支店に連絡があり、同日中に当該リストは返却された。一時紛失したリストには、入居者114件の氏名、物件名、号室、電話番号(携帯電話含む)が記載されていた。同社は、該当する入居者に個別に訪問し説明とお詫びをするとともに、本件に関する問合せ窓口を案内し、万が一、不審な電話や訪問、郵便等があった場合には連絡するよう依頼している。監督官庁の国交省に報告し、同社が取得しているプライバシーマーク認証機関への報告準備も進めている。同社は今後、再発防止に取り組んでいくとしている。
・お客様情報紛失のご報告とお詫び[PDF](ハウスメイトパートナーズ)
http://www.housemate.co.jp/report_2009.12.7.pdf
◎大阪市の保健福祉センター、医療受給の更新申請書類7件を事務処理途中で紛失
大阪市は7日、住吉区保健福祉センターで受け付けた「特定疾患医療受給者証」更新申請書類7件を紛失したと発表した。発表によると、9月17日に同センターで受付けた同申請書類一式を、翌18日に担当者がまとめて台帳にはさみ、自席の机の上に置いた。その後、外勤や他業務、会議に追われ、午後8時に自席に戻ったところ、書類がなくなっていることに気付いた。当該書類を探すと共に、別途保管されている書類と台帳を照合し、7名分の申請書類が紛失していることを特定した。紛失した書類は、更新申請に必要な臨床調査個人票や障害者手帳、同意書など計10種類あり、1名について6~8種類の書類が紛失している。記載されている個人情報は、氏名、住所、障害名、等級、所得、税額など書類により異なる。担当者は該当者を訪問して経過説明と謝罪を行い、紛失書類の再提出を依頼して処理を行った。警察への書類紛失届は11月5日に行った。同センターは、今後、作業を中断する場合には保管を確実に行うなど事務処理方法を改善し、再発防止に努めるとしている。
・住吉区保健福祉センターにおける特定疾患更新申請書類の紛失について
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/sumiyoshi/0000061288.html
◎東急ホームズ、顧客情報など7名分の個人情報含む携帯電話を一時紛失
不動産業の東急ホームズ(東京都渋谷区)は7日、携帯電話を一時紛失し顧客情報を漏えいしたと発表した。発表によると、11月18日、同社社員が出張に向かう新幹線車内で同社支給の携帯電話1台を紛失した。携帯電話には、法人顧客4名分、協力会社担当者3名分の氏名と電話番号が搭載されていた。同月25日に大阪淀橋警察署に拾得物として届けられていた。現在のところ、紛失による二次被害は発生していない。同社は国土交通省へ報告し、対象顧客には事実関係の報告とお詫びをしている。同社は今後、顧客情報の管理体制を強化徹底し、再発防止に努めるとしている。
・お客様情報の漏洩についてのお知らせ(東急ホームズ)
http://www.tokyu-homes.co.jp/event/2009/12/post-106.html
◎仙台CATV、「2ちゃんねる」投稿制限担当者の個人情報を第三者に誤開示
有線テレビジョン放送事業、電気通信事業の仙台CATV(仙台市青葉区)は5日、インターネット掲示板サイト「2ちゃんねる」の担当者の個人情報を、誤って第三者に開示したと発表した。発表によると、「2ちゃんねる」担当者より、同社サーバーを経由した不正な投稿が行われているとの連絡があり、前後して同社サーバーに対し投稿制限措置がとられた。同社担当者は事実関係を確認し、事態を改善しようと、投稿者へ事情説明を行った。この説明過程で、11月27日午後、「2ちゃんねる」担当者の個人情報1件(氏名の一部とメールアドレス)を投稿者へ開示してしまったという。同社は、投稿者へ開示された個人情報の回収に努めている。また、情報管理体制の見直しと社員教育を徹底し、再発防止に取り組んでいくとしている。
・「2ちゃんねるアクセス制限」に関するお詫びとお知らせ[PDF](仙台CATV)
http://www.cat-v.jp/owabi.pdf