◎ 味の素、キャンペーン応募はがきを紛失
食品企業の味の素(東京都中央区)は13日、7月1日から同31日にかけてスーパーチェーンのオークワ(本社:和歌山県和歌山市)と味の素グループが共同で実施した懸賞キャンペーンにおいて、預かっていた応募はがきを抽選前に紛失したと発表した。同社では12日に天満警察署に遺失届を提出した。同社は、紛失の責任は同社にあり、オークワには一切の責任がないとしている。また、このキャンペーンに応募した人は、キャンペーン事務局へ連絡してほしいとしている。
・(株)オークワ様・味の素グループ共同企画キャンペーンに応募されたお客様へ(味の素)
http://www.ajinomoto.co.jp/info-20101113.html
◎サミーネットワークスの「777town.net」に不正アクセス、会員情報173万名超が流出
サミーネットワークス(東京都港区)は13日、同社が運営するオンラインゲームサイト「777town.net」が不正アクセスを受け、同サービスを利用していた会員情報の一部が流出したことを明らかにした。発表によると、流出したのは、173万5841名分のゲーム用ログインID、パスワード、メールアドレスなど。ただし、クレジットカードおよび決済情報は、サーバーではなく決済代行業者が保有しているため、流出していないという。また、その他の流出した会員情報の大半は、サービス当初に入力したテストデータで、姓のみ、名のみ、郵便番号の一部のみといった形断片的な情報であることから、同社は個人を特定し得ないものとしている。今月9日、同サービスのサーバーにデータ異常値が見つかり、運営管理の委託先であるエルテックス(横浜市保土ヶ谷区)に報告を求めたところ、翌10日に外部から不正侵入を受けた可能性があることが判明した。ただちに同サービスのすべてを停止し、個人情報流出の可能性があると公表。セキュリティ専門の第三者機関も交えて調査した結果、10月23日から不正アクセス攻撃が始まり、少なくとも11月4日から緊急停止した10日までに複数回、外部からの不正アクセスの痕跡が確認されたという。同社は専用の問い合わせ窓口を設けて対応しているほか、流出したログインIDとパスワードを他サイトでも利用している場合は、二次被害を防ぐためにそれらを変更するよう注意を呼びかけている。この件について同社ならびにエルテックス社は、不正アクセス禁止法違反等にかかわる被害を受けたと判断して警察に届けを出し、捜査に全面協力をしているという。
<サミーネットワークスのリリース>
・不正アクセス発生に関する調査報告と情報流出のお詫び[PDF]
http://www.sammy-net.jp/news/20101113.pdf
・会員情報流出の可能性に関するお知らせとお詫び(その2)[PDF]
http://www.sammy-net.jp/news/20101111.pdf
・会員情報流出の可能性に関するお知らせとお詫び[PDF]
http://www.sammy-net.jp/news/20101110.pdf
<777 タウン.netのリリース>
・サービス再開と各対応の予定につきまして
http://www.777town.net/
・不正アクセス発生に関する調査報告と情報流出のお詫び
http://www.777town.net/20101114.html
・【続報】会員情報流出の可能性に関するお知らせ
http://www.777town.net/20101113.html
・会員情報流出の可能性に関するお知らせ
http://www.777town.net/20101110.html
◎ 日新情報システム、メールをTOで送り顧客のメールアドレス38件流出
情報処理関連サービスの日新情報システム(大阪市中央区)は12日、メール送信時に操作を誤ったため、同社セミナー来場者38名のメールアドレスが流出したと発表した。同社によると、12日午後3時56分、同社社員がセミナー来場者40名宛てにメールを送った際、BCCで送るべきところ、TOで送信し、38名分のメールアドレスが流出した。同社では、メール受信者からの指摘で送信の2分後に事態を把握。電話とメールで事実説明と、当該メールの削除依頼および謝罪を行った。同社では今後、メール取り扱いの基準を徹底し、社員の認識を高めるとともに、顧客への一斉メール送信はBCCで行い、複数人がチェックしてから送信するよう徹底するとしている。
・電子メールの操作誤りによる誤送信について(日新情報システム)
http://www.nissinjoho.co.jp/201011mail.htm
◎ 大阪科学技術センター、155名分の個人情報含む表彰式受付名簿紛失
大阪科学技術センター(大阪市西区)は12日、10月29日に同センターで開催した「第28回大阪科学賞表彰式・記念講演会」の受付名簿を紛失したと発表した。同センターによると、紛失が発覚したのは11月1日。表彰式と記念講演の終了後に、受付にあった物品等を同センターの事務所へ運び、週明けの11月1日に来場者を集計しようとしたところ、名簿等を紛失していることが分かった。名簿には、来場者155名の氏名、会社名または機関名、所属部署や役職、連絡先の電話番号、FAX番号、メールアドレス等が記載されている。同センターでは再発防止のため、受付名簿については管理責任者を定めるともに、他の書類に紛れ込まないよう専用の封筒を使用するとしている。また、業務管理推進委員会における業務管理施策のチェックと改善ならびに、個人情報管理規程の見直し等を行うとしている。
・第28回大阪科学賞表彰式・記念講演会 受付名簿の紛失について(大阪科学技術センター)
http://www.ostec.or.jp/data/news_ostec/10111201/
◎ ティ・ジェイホームサービス、車上荒らしで顧客情報を含む書類4件分盗難
建築リフォーム業のティ・ジェイホームサービス(東京都小平市)は12日、同社の営業車両が荒らされ、顧客の個人情報を含む書類4件分を盗まれたと発表した。同社によると、11日午前11時45分から同50分頃、東京都板橋区において、駐車していた営業車両内から書類の入った鞄が盗まれた。直後に所轄の警察署に被害届を出したが、書類は見つかっていないという。紛失した書類は4枚、4件分で、顧客の住所、氏名、電話番号、工事箇所と工事業者名が記載されていた。同社では該当する顧客に状況の報告と謝罪を行った。個人情報の不正使用は確認されていないという。同社は、再発防止のため、個人情報保護対策の強化徹底を図るとしている。
・盗難による個人情報流出に関するご報告とお詫び[PDF](ティ・ジェイホームサービス)
http://www.tj-home.jp/pdf/101112.pdf
◎ 大阪府、委託業者がメールをCCで送りメルアド60名分、65件流出
大阪府は12日、業務委託先の人材派遣業パソナ(本部:東京都千代田区)において、メール送信時の誤操作により、求職登録者に対しメールアドレスがたがいに見える形でメールが7回にわたり送られたと発表した。発表によると、9月29日から10月28日までの間に、「女性・若者対象ホスピタリティ人材育成事業(A区分)」の求職登録者に「ご登録のお礼」「合同説明会の案内」などをメールで送信した際、BCCで送信すべきところをCCで送信した。10月29日、登録者からの返信メールを受け取った別の担当者が事態に気づき、事業責任者へ報告。パソナで調査した結果、7件のメールにおいて、登録者60名のメールアドレス65件(のべ87件)が流出していたことが分かった。府では11月2日にパソナに対して厳重注意の上、該当者に対する謝罪を行うこと、再発防止策を実施すること、詳細を調査し報告することを指導した。パソナでは、4日に該当者にメールを送って謝罪し、当該メールの削除を依頼。8日に大阪労働局と日本情報処理開発協会に事態を報告した。パソナでは、メール送信時のルールの変更と再徹底、定期的なコンプライアンス研修の実施等により再発防止を図るとしている。
・メールの誤送信について(大阪府)
http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=5275
・メールの誤送信について(パソナ)
http://www.pref.osaka.jp/hodo/attach/hodo-05275_4.pdf
・メールアドレスの誤送信に関するお詫び(パソナ)
http://www.pasona.co.jp/news/public/101112.pdf
◎ 学研ロジスティクス、個人情報6万6566件含むノートパソコン盗難
物流業の学研ロジスティクス(東京都品川区)は11日、同社従業員が帰宅途中に、顧客の個人情報が保管された業務用ノートパソコンを盗まれたと発表した。同社によると、6日、ノートパソコンをバッグごと盗まれた。同日、所轄の警察署に被害届けを提出したが、当該パソコンは見つかっていないという。パソコンに保存されていた個人情報は6万6566件で、氏名、郵便番号、住所(一部電話番号も)を含んでいる。パソコンにはセキュリティ対策が施されており、情報の不正利用や第三者への流出の事実は確認されていないという。同社は、該当者には個別に連絡するとしている。また、管理体制の見直し改善と、全従業員への教育指導の強化により、再発防止に努めるとしている。
・学研ロジスティクスからのお詫びとご報告(学研ロジスティクス)
http://www.glg.co.jp/news/info/20101111.html
◎イッツ・コミュニケーションズ、営業予定地域の顧客リスト113名分他を紛失
東京・神奈川の東急沿線でケーブルテレビ等を運営するイッツ・コミュニケーションズ(横浜市青葉区)は11月12日、顧客リストの紛失2件があったことを明らかにした。発表によると、11月4日、同社の営業予定地域の顧客リストの一部である113名分の個人情報を紛失した。さらにもう1件、顧客から預った訪問日時の確認表19名分を11月7日に紛失した。顧客リストの情報内容は、101名分は氏名と住所、12名分は氏名と住所、電話番号だった。訪問日時の確認表の情報内容は、氏名、住所、電話番号だった。いずれも警察へ紛失届を提出するとともに、紛失したと思われる周辺の調査を実施したが、発見には至っていない。また、これまでに本件に関して顧客情報が外部に流出し不正利用された事実は確認されていない。当該顧客については、同社から個別に連絡をしている。同社は今後、顧客情報の管理手順と従業員への指導を徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・お客さま情報の紛失について
http://www.itscom.net/news/20101105.html
◎ 社会保険中央総合病院、車上荒らしで患者情報含むノートパソコン盗難
社会保険中央総合病院(東京都新宿区)は11日、患者情報2482名分を含む可能性のあるノートパソコンが盗まれたと発表した。同病院によると、10月30日、同病院の医師が病院の地下駐車場にとめていた自家用車が荒らされ、ノートパソコンの入ったバッグ等が盗まれた。当該パソコンには、1991年から2007年の脳神経外科入院患者および外来患者の一部、2482名の氏名、性別、年齢、傷病名、症状、初診日や入退院日等の情報が保存されていた可能性がある。当該パソコンの起動にはパスワードが必要。情報流出などの二次被害の情報は入っていないという。同病院では、該当者に謝罪と説明を行う。また、個人情報を含むファイルの院外への持ち出し禁止等、同病院の個人情報保護規程に定めている遵守事項を全職員に対し周知徹底して、同規程の遵守に努めるとしている。
・患者個人情報を保存した可能性のあるノートパソコンの盗難について(社会保険中央総合病院)
http://www.shahochu.com/pop_for_personal_info.htm
◎ 翠鳳本店、メルマガをTOで送り顧客のメールアドレス18件流出
中国料理店の翠鳳本店(横浜市中区)は10日、誤ってメールマガジンをメールアドレスが表示される形式で送信したため、送信先のアドレス18件が流出したと発表した。同社によると、10日に『横浜中華街 「翠鳳本店」のお知らせ』という件名のメールを送信した際、BCC欄に入力すべきアドレスをTO欄に入力して送信した。該当者にはメールで直ちに報告と謝罪を行い、当該メールの削除を依頼したという。同社は、個人情報の適正な取り扱いを徹底するとともに、一層の注意を払い再発の防止に取り組むとしている。
・メールアドレスの誤送信に関するお詫び(翠鳳本店)
http://www.suiho.cc/20101110.html
◎ 神奈川県、個人情報含む自動車税関連資料3名分を一時紛失
神奈川県は9日、県税事務所の職員が自動車税の滞納整理中に、個人情報が記載された自動車税照会票3名分を紛失したと発表した。発表によると、男性職員は9日、同税の納付を求めるため、同票を持って納税者の自宅を徒歩で訪問。訪問途中の午後4時頃、紛失に気付いた。同票には、納税者の住所、氏名、電話番号、自動車の登録番号や車台番号、課税内容と未済額等が記載されている。その後、同票は10日午前10時頃に、納税者宅付近で発見されすべて回収された。個人情報の流出等による実害は確認されていないという。同事務所では、納税者に事情説明と謝罪を行っていた。同事務所では今後、再発防止に向け、個人情報の含まれる資料について管理を徹底するとしている。
・自動車税に係る個人情報について(神奈川県)
http://www.pref.kanagawa.jp/press/1011/024/index.html
・自動車税に係る個人情報の紛失について(神奈川県)
http://www.pref.kanagawa.jp/press/1011/023/index.html