◎NTT西日本、鹿児島支店の委託先が顧客情報記載の書類1件をFAX誤送信
NTT西日本は4月26日、鹿児島支店(鹿児島市)から業務委託をしている委託先で、顧客情報を記載した書類1件を誤った送信先にFAX送信したと発表した。誤送信した書類には、該当顧客の氏名、住所等が記載されていた。口座情報や電話番号は含まれていない。該当顧客には、個別にお詫びと説明をした。同社は今後、委託先での顧客情報管理の指導徹底を改めて実施し、信頼回復に全力を挙げて取組むとしている。
・お客様情報のFAX誤送信に関するお詫びとお知らせ[PDF](NTT西日本)
http://www.ntt-west.co.jp/kagoshima/pdf/fax-owabi.pdf
◎ 岩手県、観光キャンペーンのキャッチコピー応募者のメルアド流出
岩手県商工労働観光部観光課は4月26日、メール誤送信でキャッチコピー応募者のメールアドレスが流出したことを明らかにした。発表によると、流出したのは「いわてデスティネーションキャンペーン」のキャッチコピーに応募した人たちのメールアドレス。デスティネーションキャンペーンは毎年4回、JRグループと自治体が連携して全国規模で行われる大型観光事業で、岩手県は2012年4~6月の開催地に決定していた。開催に向けて、今年2月15日から3月6日までの期間でキャッチコピーを募集し、応募作の選考と決定発表を3月中に実施する予定だった。しかし、東日本大震災の甚大な被害を受けて、選考・決定作業は一時休止となった。そのお知らせを応募者にメール送信した際、不注意により、送信先メールアドレスが表示されないBCCではなく、表示されるTOで送信してしまった。同課は再発防止のため、複数者による確認の実施など個人情報の適正な取扱いを徹底していくとしている。
・いわてデスティネーションキャンペーンキャッチコピー応募者の皆様への電子メール送信における不適切な取扱について[PDF](岩手県)
http://www.iwatetabi.jp/topic/pdf/737.pdf
◎川崎市、水道使用者名や水栓番号を記載した給・配水管図面を一時紛失
川崎市は4月14日と22日、給・配水管図面の一時紛失と発見を明らかにした。発表によると、上下水道局職員は4月12日、水道管布設工事の現地調査を行っていたところ、給水管の配管状況、家形、水道使用者名、水栓番号が記載された給・配水管図面(A1サイズ2枚)を紛失した。その後、21日午後、水道管布設替工事の請負業者が、工事開始のお知らせを近隣住宅へ配布。当該工事区間の路線に位置する東百合丘こども文化センターへ赴いて工事の説明をした際、同センター職員から紛失していた給・配水図面を預かっているとの申し出を受けた。同センターへは、紛失した日である12日午後に付近を通りがかった児童が拾って届けてくれたという。市は今後、個人情報の取扱いについて指導を徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・紛失した水道管の布設図面の発見について[PDF](川崎市)
http://www.city.kawasaki.jp/press/info20110422_4/item8650.pdf
・水道管の布設図面の紛失について【上下水道局】 [PDF](川崎市)
http://www.city.kawasaki.jp/press/info20110414_3/item8578.pdf
◎ボウィンマン・ミュージック・グループ、メール誤送信で顧客のメルアド流出
ライブレストラン「Sweet Emotion」などを運営するボウィンマン・ミュージック・グループ(東京都港区)は4月22日、メール誤送信により顧客のメールアドレスが流出したと発表した。発表によると、4月1日午後5時53分頃、店舗営業時間の変更とイベント情報を知らせるメールマガジンをメールマガジン登録者に送付した。この際、顧客のメールアドレスをBCC欄に記載せず、誤って宛先欄に記載してしまい、送付先顧客368名のメールアドレスが公開された形で送信された。一部顧客については、何らかの理由でメールマガジンが到達していなかった。同日午後10時21分頃、登録者に対しお詫びと事情説明、受信メールの削除を依頼するメール送信した。同社は今後、個人情報保護マネジメントシステムと情報セキュリティの見直しを図り、従業員への教育を徹底し、再発防止に努めていく。
・メールマガジン登録者様の情報(メールアドレス)流出について(ボウィンマン・ミュージック・グループ)
http://www.sweetemotion.co.jp/press/
◎LmD、変更依頼があった顧客情報を第三者に誤転送し、個人情報2名分漏えい
家具や雑貨のオンラインショップ「The Conran Shop Online」を運営するLmD(本社:東京都新宿区)は4月22日、メールを誤って第三者に転送し、顧客2名の個人情報が漏えいしたと発表した。発表によると、4月8日午前11時頃、同社社員が、登録情報の変更依頼があった顧客(Web会員)2名の情報を、誤って別の顧客に転送してしまった。同社では、住所変更等の登録変更は、依頼を受けた担当者が、別の担当者にメールを転送し作業を行っていた。当該社員は、別の担当者にメール転送する際、宛先の確認不足から、頭文字が同じ顧客に送信してしまったという。誤送信された個人情報の内容は、1名は氏名、もう1名は氏名と住所、電話番号。送信先の顧客にはお詫びの上、誤送信メールの消去を依頼した。該当顧客2名には、事情説明とお詫びをし、了解を得た。同社は「顧客情報を転送したこと」「宛先の確認が徹底できていなかったこと」がミスの原因と考え、今後は「顧客情報は転送しない」ことを徹底し、セキュリティ完備のサーバーで共有し作業を行うよう改善する。また、顧客からの問い合わせ等に対する回答については、メール送信前に、担当者2名によるダブルチェックを徹底する。こうした管理の徹底により再発を防ぎ、顧客の信頼回復を期すとしている。
・個人情報の誤送信についてのお詫び(LmD)
http://www.conran.ne.jp/shop/Guide.do?page=inc_events_web_Information
◎グラントソントン太陽ASG税理士法人、メール誤送信でアドレス443件が流出
税務コンサルティングのグラントソントン太陽ASG税理士法人(本部:東京都港区)は4月21日、メール誤送信によりメールアドレスの流出があったことを発表した。発表によると、4月20日午後3時09分、同法人中国デスクから関係者宛てに「中国税務速報」をメール送信した。その際、受信者のメールアドレスを「BCC:」に入れるべきところ、「CC:」に入れて送信し、受信者全員にメールアドレスが公開されてしまった。発信件数は443件で、メールアドレス以外の個人情報の流出はない。4月21日午後2時39分、受信者にメールでお詫びをするとともに、誤送信メールの削除を依頼した。同法人は今後、メール送信前の再確認を徹底し、複数人員の確認により送信を行う。また、個人情報運用の社内規定を再確認し、社内教育の徹底を図るとしている。
・メール誤配信のお詫びとご報告[PDF](グラントソントン太陽ASG税理士法人)
http://www.gtjapan.com/pdf/press/press_20110421.pdf
◎静岡市葵区、郵便にて発送した戸籍謄本が1件、郵便事故で紛失
静岡市は4月21日、葵区戸籍住民課から郵便で発送した戸籍謄本が相手方に届かない事故が1件、発生したと発表した。発表によると、同課は3月30日、郵便請求を受けたA氏(座間市在住)の戸籍謄本を郵便で発送した。4月4日にA氏の家族から、郵便請求した戸籍謄本が届いていないとの電話連絡があった。6日に同家族から戸籍謄本の再請求があり、再発送した。同時に、郵便事業社静岡支店に、3月30日に発送した郵便物の調査を依頼した。4月7日に同家族から再発送した戸籍謄本が届いたとの連絡があった。20日午前、同支店から「郵便物を発見できず、事故原因についても究明できなかった」旨の報告書を受理した。同課はA氏の家族に状況を説明し、了解を得た。紛失した戸籍謄本に記載されていた情報は、A氏と家族の本籍地、氏名、生年月日、出生地など。市は今回の事故原因は特定できないが、引き続き発送事務を厳格に実施していくとしている。
・個人情報の紛失についてのお詫び[PDF](静岡市)
http://www.city.shizuoka.jp/000109609.pdf
◎新潟市水道局、道路システムの修正ミスで、個人情報が閲覧可能に
新潟市は4月21日、水道局が道路システム修正時に設定を誤り、一部の個人情報が閲覧可能となったことを明らかにした。市によると、水道局は事業所・営業所窓口において顧客に管路図の閲覧・提供を行っている。4月19日に同システムの修正を行った際、設定を誤って非公開の個人情報が閲覧可能な状態となった。20日午後4時45分にこの事実が発覚し、15分後の午後5時に閲覧を中止した。閲覧可能となった期間は4月19日午後1時30分から20日の午後5時までとなる。閲覧できる状態となった個人情報は、住所、氏名、電話番号、および前年度年間使用水量、前月またはは前2か月分使用水量。閲覧件数は18件あったが、21日11時現在、この18件全てに個人情報は含まれていなかった。同局は閲覧した顧客にお詫びと説明を行い、個人情報が取得されていないことを確認している。同局は個人情報を含む資料について、今まで以上に管理を徹底するとしている。
・管路情報システムの修正ミス対応について[PDF](新潟市)
http://www.city.niigata.jp/info/suido/somu/ima/pdf/kanro-system.pdf
◎静岡県立沼津西高校、入学生20名分の中学時指導要録と健康診断票を紛失
静岡県は4月21日、県立沼津西高校(沼津市)で、中学校から送付されてきた新入学生の生徒指導要録(写)および健康診断票239名のうち、6校20名分の紛失があったと発表した。発表によると、3月25日、28日、29日に中学校から持参、または郵送で提出された当該書類を事務職員が受け取り、事務室内の段ボール箱に収納しておいた。4月8日、教務主任が事務室から職員室にこの段ボール箱を運び、これを受け取った1学年主任が職員室内のロッカーの棚の上に置いた。11日午後、1年部の教員が当該書類をクラスごとに仕分けしたところ、6校から提出された20名分の書類がないことに気づき、管理職に報告した。同日より関係職員で関係箇所を探し、13日には朝の職員打合せで事情を説明し、再度全職員で校内各所を探したが、現段階では発見に至っていない。18日、管理職より教育委員会学校人事課に連絡をとり、今後の対応について協議した。19日から21日にかけて、当該生徒保護者に対し、管理職から電話で事情説明と謝罪を行った。県教育委員会教育長は「このような事態を招いたことに対し、生徒、保護者、県民の皆様に深くお詫び申し上げます。今後、学校長に対し個人情報を含む文書等の管理体制の再点検を指示するとともに、再発防止に万全を期すよう指導を徹底してまいります」とのコメントを発表している。
・生徒の個人情報(生徒指導要録・生徒健康診断票)の紛失(静岡県)
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kisha11.nsf/c3db48f94231df2e4925714700049a4e/ab78915b6a46a2b2492578790002df05?OpenDocument
◎日高信用金庫、顧客情報が記載された「一時預り管理票」1枚を紛失
日高信用金庫(北海道浦河郡)は4月21日、顧客の個人情報1件が記載されている書類1枚を紛失したと発表した。発表によると、渉外担当者が帳票の整理をしていて、「一時預かり管理票」1枚を紛失していることに気づいた。当該管理票には、顧客の氏名、証書番号、取引金額が記載されていた。店舗内を入念に探しても発見できず、渉外担当者の訪問先を全て当たっても置き忘れ等はなく、紛失原因は今のところ特定できていないという。該当顧客には事情説明をして理解を得ている。同庫は今後、顧客情報が記載された書類の取り扱いについて、全職員に改めて注意喚起し、再発防止に努めていくとしている。
・お客様情報の紛失について[PDF](日高信用金庫)
http://www.hidaka-shinkin.co.jp/images/hotnews_c/58_1.pdf