◎ にいがた産業創造機構、メールをTOで送り氏名とメルアド180件が流出
財団法人にいがた産業創造機構(本部:新潟市中央区)は5月31日、宛先欄にアドレスを記入してメールを送信したため、メール受信者180名の氏名とメールアドレスが流出したと発表した。発表によると、同日、事業案内のメールを関係企業の担当者に送付する際に、操作上のミスから、BCCで送信すべきところをTOで送信した。同機構では、メール送信後、直ちに関係者に謝罪し、当該メールの削除を依頼したという。同機構は今後、複数メールアドレスにメールを一括送信する場合は、複数の職員によりBCCでの送信を確認するよう徹底するとしている。
・【お詫びと報告】メール誤送信による個人情報流出について(にいがた産業創造機構)
http://www.nico.or.jp/modules/news/article.php?storyid=426
◎ 北陸ガス、業務委託先が個人情報含むガス使用量通知票1枚を紛失
北陸ガス(本社:新潟市中央区)は5月31日、ガス使用量の検針業務等を委託している、同社子会社の北陸ガスリビングサービス(新潟市中央区)の検針員が、顧客の個人情報が記載された「ガス使用量のお知らせ(兼)ガス料金等領収証」1枚を紛失したと発表した。発表によると、同30日、当該検針員がマンション高層階の廊下において該当顧客宅の検針を行った際、突風が吹きこみ、同票がマンション外に飛ばされた。周辺を捜索し、所轄の警察署に紛失届を出したが、同票はまだ見つかっていない。同票には、顧客の住所、氏名、お客様番号、当月のガス使用量と請求金額が記載されている。該当する顧客に対しては、訪問の上、事情を説明して謝罪したという。紛失した情報の不正使用等の事実は確認されていない。同社は、顧客情報の管理について、社内および関係会社における指導を強化して、再発防止を図るとしている。
・お客さま情報が記載された「ガス使用量のお知らせ(兼)ガス料金等領収証」の紛失について[PDF](北陸ガス)
http://www.hokurikugas.co.jp/company/press/files/h23/20110531kojinjoho.pdf
◎ シー・エス・イー、最大2000件の顧客情報など含むノートパソコン紛失
情報通信関連事業を行うシー・エス・イー(本社:東京都渋谷区)は5月30日、顧客情報を含む業務用ノートパソコンを紛失したと発表した。同社によると、同26日深夜、同社の従業員が帰宅途中、電車内において、当該ノートパソコンの入った鞄を紛失した。鉄道と警察署に紛失届を提出し、捜索を続けているが、パソコンは見つかっていない。当該パソコンには、顧客の氏名、部署、連絡先等が最大で2000件含まれているほか、関係先との打ち合わせ記録や、メール送受信記録も含まれている。パソコンには、二重のパスワードがかけられている。同社では、当該パソコンから社内サーバーへのアクセスを禁止する措置を取ったという。発表の時点で、情報漏えいなどの二次被害が発生した事実は確認されていない。同社は、再発防止のため、全従業員に対し情報管理の重要性を周知、教育し、情報機器の厳格な管理に努めるとしている。
・お客様情報を含むノートパソコンの紛失に関するご報告とお詫び(シー・エス・イー)
http://www.cseltd.co.jp/news/110530.htm
◎NTT西日本、委託先が顧客情報を記載した書類をFAX誤送信
西日本電信電話(本社:大阪市中央区)は5月30日、顧客情報を記載した書類を1件、FAXで誤送信したと発表した。発表によると、同社名古屋支店から業務委託をしているNTT西日本‐東海(本社:名古屋市中区)において、顧客情報が記載された書類1件を誤った送信先にFAX送信した。当該書類には、顧客の契約者名、携帯電話番号、設置場所等の情報が記載されていた。口座情報は含まれていない。同社は今後、このような事態が生じないよう、委託先での顧客情報管理について指導を徹底し、信頼回復に取り組んでいくとしている。
・お客様情報のFAX誤送信に関するお詫びとお知らせ(西日本電信電話)
http://www.ntt-west.co.jp/nagoya/newsrelease/2011/20110530.pdf
◎三井不動産レジデンシャル、取得土地関係者の個人情報を含む書類紛失
不動産開発と分譲事業の三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)は5月27日、個人情報が記載された書類を紛失したと発表した。発表によると、4月4日、同社が取得した東京都中央区の所在土地の関係者の個人情報が記載された書類を紛失した。情報内容は、11件分の氏名、住所、口座番号等。関係者には謝罪し、経緯報告を行なった。当該書類は捜索しているが、発見に至っていない。現在までのところ、関係者の個人情報の不正使用などの事実は確認されていない。同社は、個人情報の取扱いの重要性を認識、理解するように指導徹底を図り、再発防止に努めていくとしている。
・個人情報が記載された書類の紛失についてのお詫びとご報告 (三井不動産レジデンシャル)
http://www.mfr.co.jp/information02/2011/0527_1.html
◎NHK大阪放送局、顧客の個人情報を記載した放送受信料の帳票1件を紛失
NHK(東京都渋谷区)は5月27日、大阪放送局(大阪市中央区)において放送受信料の帳票を紛失する事故があったと発表した。発表によると、5月16日、同局が放送受信料の契約業務を委託している兵庫県内の家電量販店で、当該帳票1枚を紛失したことがわかった。紛失帳票には、顧客の氏名、住所、電話番号等が記載されている。同局は警察に紛失届を提出するとともに、店舗および周辺を調査したが発見に至らなかった。該当顧客には謝罪と説明を行い、理解を得た。NHKは今後、このような事態が発生しないよう指導を改めて徹底するとしている。
・個人情報を含んだ帳票の紛失について(大阪放送局)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase110527.html
◎ 早稲田大学オープン教育センター、18名分の個人情報含むノートパソコン紛失
早稲田大学のオープン教育センター(東京都新宿区)は5月27日、同センター所属の助手が、大学から貸与されているノートパソコン1台を紛失したと発表した。同センターによると、同23日に、大学から帰宅途中の電車内で紛失した。警察に遺失届を提出し、捜索を続けているが、パソコンは見つかっていない。パソコンには、当該助手が2011年度に指導した受講生から提出されたレポートと、添削コメント、評価点が18名分保存されている。該当者にはすでに文書で謝罪と状況報告を行ったという。当該パソコンの起動にはパスワードの入力が必要で、ハードディスク全体は暗号化されている。同センターでは、所属する教職員ならびに非常勤講師に対して、個人情報の適切かつ安全な管理と取り扱いについての指導を徹底するとしている。また、センター所属の教員に対し、大学貸与のノートパソコンを原則持ち出し禁止とするという。
・オープン教育センター助手使用のノートパソコン紛失について[PDF](早稲田大学オープン教育センター)
http://open-waseda.jp/news/pdf/info110527.pdf