◎スミノエ、個人情報150件を含む業務用携帯電話を紛失
カーペットなどインテリア製品の製造・販売を行うスミノエ(本社:大阪市西区)は4月4日、業務用携帯電話を紛失したと発表した。発表によると、3月31日、同社社員が大阪市中央区心斎橋にある販売店へ商品搬入作業中に、会社貸与の携帯電話を紛失した。所轄警察署へ紛失届けを提出し、監督官庁の経済産業省に事故報告を行った。当該携帯電話には、個人情報(氏名、電話番号)が、約150件登録されていた。携帯電話会社に連絡し、当該携帯電話の機能ロックと使用停止措置をとったため、情報流出の可能性は低いと思われる。現時点において流出情報の悪用等は確認されていな。同社は今後、該当取引先にお詫びをするとともに、再発防止に向けて、携帯電話に限らず個人情報保護管理の徹底を図っていくとしている。
・業務用携帯電話紛失による個人情報流失の可能性について[PDF](スミノエ)
http://www.suminoe.jp/interior/suminoe_news_release_suminoe_120404.pdf
◎大阪市西成区と港区、生活保護に関する書類の誤送付各1件が発生
大阪市は4月4日、2件の個人情報の流出事故を明らかにした。1件は、西成区役所保健福祉課(生活援助)で、生活保護に関する「保護決定通知書」と「平成24年度休日・夜間等診療依頼証」を誤送付した。4月分のA氏の同書類について、3月26日に封入作業を行い、同27日に発送したが、誤って同姓異名のB氏宛の封筒に同封して送付した。B氏の代理人から同29日に通報を受けて判明した。流出した個人情報はA氏の住所、氏名、生年月日、生活保護の受給事実。もう1件は港区役所保健福祉課で、生活保護決定通知書を誤送付した。3月27日に決定通知書3007通を発送したが、同29日に区内住民から「自分宛の決定通知書の中に、別人の休日・夜間等診療依頼証が入っていた」との連絡があり、誤送付が判明した。流出した個人情報は、1名分の氏名、性別、生年月日、住所。西成区役所保健福祉課および港区役所保健福祉課は、今後の作業にあたり点検強化に努めるとしている。
・(生活援助)における個人情報の流出について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/page/0000163490.html
・港区役所保健福祉課における個人情報の流出について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/minato/page/0000163431.html
◎電子磁気工業、メール送信時のミスで就活学生のメルアド流出
磁気応用製品メーカーの電子磁気工業(本社:東京都北区)は4月4日、採用担当職員が「会社説明会の日時変更」を案内するメールを送る際、誤って送信先にメールアドレスを開示させたまま一斉送信をしたと発表した。同社によると、メールを送信したのは4月3日午後1時32分。これにより、同社にエントリーした学生のメールアドレスと、そのうち一部学生の氏名が流出した。同社は4月4日、メール配信先の学生にアドレス流出の事実を伝えて謝罪し、誤送信したメールを削除するよう依頼した。メールアドレスの不正使用の事実は確認されていない。同社は、個人情報の管理体制を見直し、社員に個人情報保護の重要性を認識させ再発防止に取り組んでいくとしている。
・メールアドレスの流出につきまして(電子磁気工業)
http://www.emic-jp.com/news/2321/
◎大阪市、保育所児童31名の個人情報含む書類盗難
大阪市は4月4日、市立保育所の保育士が帰宅途中に、保育所児童の個人情報が含まれた書類を盗まれたと発表した。市によると、3月27日午後10時50分頃、当該保育士は帰宅途中に買い物のため、堺市西区にある店舗前に原付バイクを駐車。書類の入った鞄をバイクの前かごに入れてその上にヘルメットを置き、買い物をして戻ったところ鞄がなくなっており、西堺警察署に盗難届を提出した。鞄には、児童1名の氏名、年齢、健康状態や成長の記録、保護者との懇談内容を記した「児童票」1件と、所外保育に参加した児童30名の氏名と年齢を含むレジメ1件が入っていた。市によると、当該保育士の持ち物から、勤務先が推測される場合もあるという。児童票に情報が記されていた児童の保護者には、経過を説明し謝罪した。所外保育に参加した児童の保護者に対しては、児童がすでに修了しているため改めて謝罪するという。市は、保育所における個人情報持ち出しの原則禁止の徹底と個人情報の保護について、保育所職員全員に周知徹底を図るとともに、職員研修等を通じて再発の防止に努めるとしている。
・大阪市立保育所における「児童票」等の盗難について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kodomo/0000163428.html
◎パナソニックデバイス、メールをTOで送り取引先担当者71名のメルアド流出
電子部品等の開発製造販売を行うパナソニックデバイス(本社:大阪府門真市)は4月3日、主要購入先へ連絡メールを送信する際、宛先をBCCに設定すべきところ、誤ってTOに設定して送信したため、主要購入先担当者のメールアドレスが他の購入先へ漏えいしたと発表した。同社によると、漏えいしたのは18社、71名のメールアドレス。情報が漏えいした購入先については、担当部門の責任者から謝罪を行い、メールを削除してもらった。関係省庁への報告も行った。漏えいしたメールアドレスが不正に利用された形跡は確認されていない。同社は、再発防止に真摯に取り組むとともに、情報セキュリティの強化に取り組んでいくとしている。
・個人情報漏えいのお詫びとご報告(パナソニックデバイス)
http://panasonic.net/id/jp/important/20120403_1.html
◎如庵、メールをTOで送り顧客のメールアドレスが流出
米菓を製造販売する如庵(東京都中野区)は4月3日、顧客にシステムメンテナンスの案内メールを送る際、BCCで送るべきところをTOで送信したため、受信者相互間でメールアドレスを閲覧できる状態となったと発表した。同社によると、メールを送信したのは4月3日午後2時57分頃。メールを受信した顧客から同日午後3時頃に指摘があった。同社では、メール配信先の顧客に対し、午後4時40分頃に謝罪のメールを送り、当該メールの削除を依頼。また、この件の経緯と同社の対応の詳細を伝えるメールを同5時30分頃に送った。同社では今後、一斉メールを配信する際は複数の社員で十分確認して送信するとし、その徹底のために従業員教育を強化するという。また、システムの変更を含め管理体制を見直し、社員への個人情報保護教育を徹底して、再発防止に努めるとしている。
・メール誤配信のお詫びとご報告[PDF](如庵)
http://jyoan.co.jp/info20120403.pdf
◎近畿大阪銀行、顧客3124名分の本人確認書類を誤廃棄、紛失
近畿大阪銀行(本店:大阪市中央区)は4月3日、5つの支店または出張所で、顧客本人確認に係る書類を誤廃棄ならびに紛失していたと発表した。同社によると、誤廃棄または紛失していたのは、本人確認記録書および、運転免許証や健康保険証のコピーなどの本人確認資料で、2003年度または2004年度に預金口座を開設したり、200万円を超える現金取引を行った顧客に関するもの。長尾支店と放出支店では合計で1146名分を誤廃棄。恵我之荘出張所、旧和歌山支店、千里山出張所では、合計で1978名分を紛失した。誤廃棄分については、専門の廃棄業者で溶解処理を行っているため、外部流出の懸念はない。紛失書類についても、誤廃棄した可能性が高く、外部に流出した可能性は極めて低いという。これまでに不審な問合せ等は入っていない。同社は、再発防止に向け、顧客情報の管理を徹底するとしている。
・本人確認書類の誤廃棄ならびに紛失について[PDF](近畿大阪銀行)
http://www.kinkiosakabank.co.jp/pdf/240403.pdf
◎高島屋新宿店、顧客56名の個人情報含む配送伝票控え紛失
百貨店の高島屋は4月2日、新宿店(東京都新宿区)において、顧客56名の個人情報を含む、配送伝票の売り場控え52枚を紛失したと発表した。同社によると、紛失したのは、3月14日から同20日まで開催した大九州展会場で扱った配送伝票の控えの一部。購入した商品の届け先および依頼主の住所、氏名、電話番号、商品名、価格等が記載されている。該当の顧客には個別に説明と謝罪を行っている。関係官庁への報告も行った。第三者に情報が流失した事実は確認されていない。同社は、管理体制を強化し、再発防止を徹底するとしている。
・新宿店:1階催会場大九州展「配送伝票売場控え」紛失についてのお詫びとお知らせ(高島屋)
http://www.takashimaya.co.jp/about/excuse/120402/
◎名古屋市、委託先が車上荒らしで緊急通報事業利用者1383名の名簿盗難
名古屋市は4月2日、「ひとり暮らし高齢者緊急通報事業」および「重度身体障害者緊急通報事業」の利用者1383名分の個人情報を含む名簿が盗まれたと発表した。市によると、両事業の受託事業者である立山システム研究所(富山県富山市)の社員が、3月31日午前0時15分頃、名古屋市天白区内の飲食店駐車場で車を荒らされ、名簿の入った鞄を盗まれた。名簿には、ひとり暮らし高齢者緊急通報事業で1300名(うち、過去の利用者145名)、重度身体障害者緊急通報事業で83名(うち、過去の利用者11名)の住所、氏名、電話番号、高齢者と障害者の区分が記載されていた。社員はその場で110番通報し、平針交番に被害届を提出したが、盗まれたものは見つかっていない。該当者には、市と立山システム研究所から謝罪文を送付した。市では同社に対し、個人情報を外部へ持ち出す際の管理規定の再確認や、施錠できる鞄やケース等に収納し常時携帯するなどの情報保護対策について、社員へ周知徹底するよう指示した。また、情報保護対策の遵守状況について報告を求めるとともに、実地確認を行う等、同社に対する指導監督を行っていくという。
・ひとり暮らし高齢者緊急通報事業及び重度身体障害者緊急通報事業の受託事業者による個人情報の紛失について[PDF](名古屋市)
http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/cmsfiles/contents/0000034/34875/240402kinnkyuutuuhoujigyoukojinnjouhouhunnsitu.pdf
◎日本赤十字社医療センター、医師が患者情報含むノートPCを電車に置き忘れ
日本赤十字社医療センター(東京都渋谷区)は4月1日、同センターの眼科医師が、患者情報が入ったノートパソコンをJRの電車内に置き忘れたと発表した。発表によると、置き忘れたのは3月23日午後7時前後で、発覚後すぐに警察やJRに対し遺失物の届出をした。1日時点で、逸失したノートパソコンは発見されていない。当該パソコンにはこれまで同センターで緑内障インプラント手術を受けた患者のうち約150名のリストが入っていた。記載情報は、氏名、ID番号、年齢とアルファベットの略語で書かれた病名や手術名など。生年月日や住所、電話番号などは入っていない。これらのデータ収集は、眼科チームで緑内障インプラント手術の成果を検証する研究のために行われたもので、研究の実施そのものについては院内の臨床研究倫理委員会の承認手続きを受けていた。しかし、患者情報を院外に持ち出すにあたって必要となる匿名化が不十分だった。リストが入っているファイルはパスワードが設定されている。同センターは、控えのデータに記載があった患者に対して文書で連絡しお詫びをした。また今後、外部への情報持ち出しに対し、規制をさらに強化するとしている。
・個人情報の紛失についてのご説明とお詫び[PDF](日本赤十字社医療センター)
http://www.med.jrc.or.jp/hospital/personal_data_loss20120401.pdf
◎大進、不正アクセスで顧客情報1117名分流出か、カード被害発生
ギフト専門店の大進本店(本社:広島市中区)は4月1日、同社が運営する「お中元、お歳暮専用インターネットサイト」から、顧客情報1117名分が流出した疑いがあると発表した。登録されていたクレジットカード情報の不正使用も判明している。同社によると、3月28日にクレジットカード会社から情報流出の疑いがあると指摘を受け、内部調査を行ったところ、同サイトに登録されていた個人情報の全データが流出した可能性が高いことが分かった。流出したとみられる情報は、ギフトの送り主460名の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、ログインパスワード(暗号化済み)と、そのうち291名分のクレジットカード番号および有効期限、ならびにギフト届け先657名の氏名、住所、電話番号。同社では、同サイトを閉鎖して登録情報を削除するとともに、同社運営のWebサービス全てにおいて、クレジットカードデータをデータベースに保管しない仕様に統一した。各クレジットカード会社、監督官庁の経済産業省、警察への報告も行った。該当者には、すでに郵便で報告と謝罪を行っている。現在、セキュリティー専門の第三者機関に依頼し、詳細な原因究明を行っているという。同社は、再発防止に全力をつくすとしている。
・弊社運営の「お中元、お歳暮専用インターネットサイト」への不正アクセスの疑いによるお客様情報流出に関し(大進本店)
http://www.daishin.gr.jp/shop/