◎日本メディアサプライ、顧客483名の個人情報が閲覧可能に
アイドル動画等のショッピングサイト「エンタランド」を運営する日本メディアサプライ(本社:東京都千代田区)は5月2日、同サイトの顧客情報の一部、483名分がインターネット上で閲覧可能となっていたと発表した。同社によると、3月1日から5月1日までの間、2011年4月から2012年1月までの売上集計xlsデータが閲覧可能となっていた。データには、顧客483名の氏名、メールアドレス、購入日、購入商品名、決済方法の種類、決済金額、利用ポイント数が含まれている。3月1日に、フォルダにロックをかけない状態でデータをデータ受渡し用サーバ―へアップロードしたことが原因だという。5月1日に顧客からの指摘で事態が判明した。同社では同日12時に当該データを削除。Googleに検索結果の調査と削除依頼を行った。該当の顧客には事実関係を通知し謝罪するという。同社は、個人情報の取扱いの重要性について社員一人一人の認識を改め、業務の改善とセキュリティー強化を図り、管理手順の見直しを含めて再発防止に努めるとしている。
・エンタランドのお客さま情報流出のお詫びについて(日本メディアサプライ)
http://www.entaland.jp/entaland-jyoho/owabi20120502.htm
◎メイテックネクスト、メールにファイルを誤添付し61名分の氏名とメルアド流出
転職支援を行うメイテックネクスト(本社:東京都千代田区)は5月2日、メールにファイルを誤添付し、61名分の氏名とメールアドレスが流出したと発表した。同社によると、4月27日午後6時17分、メールに求人情報ファイルを添付して送付すべきところを、誤って61名分の氏名とメールアドレスが含まれたファイルを添付し、ファイル内に記載された61名のうち53名に送信した。同日、メール受信者からの指摘で事態が判明。メール送信先の53名には、電話およびメールで当該メールの削除を依頼した。また、東京労働局需給調整事業部に事態を届け出た。同社は、標準行動を逸脱して別プログラムを使用したことと、送信前に内容の確認を怠ったこと、管理者が作業者に対し管理を徹底していなかったことが事態の原因だとし、今後、標準行動の運用について徹底を図るほか、具体的な再発防止策について整備実行を進めていくとしている。使用した別プログラムは廃棄したという。
・メール誤送信による個人情報漏洩に関するお詫びとお知らせ[PDF](メイテックネクスト)
http://www.m-next.jp/20120502.pdf
◎静岡看護専門学校、メールをCCで送り学生40名のメールアドレスが流出
静岡看護専門学校(静岡市駿河区)は5月2日、同校1年生40名の携帯電話にメールを送った際、BCCで送るべきところをCCで送ったため、メールアドレス40件が当該1年生間に漏えいしたと発表した。同校によると、4月16日午後0時11分、緊急連絡用メールアドレスの登録が完了したと報告するメールを1年生40名に一斉送信したが、その際、誤ってCCで送った。事態は学生からの指摘で発覚。同校では同日午後2時40分、1年生全員に誤送信を謝罪し、教師立会のもと、誤送信したアドレスを全員が携帯電話から削除したことを確認した。同校は、今後、マニュアルに記されている手順の遵守、行為実施時の確認の徹底、作業する者同士での声だし確認を行っていくとしている。
・個人情報漏えいについてのお詫び[PDF](静岡看護専門学校)
http://www.city.shizuoka.jp/000128101.pdf
◎静岡市、日常生活用具決定通知書等を誤送付し個人情報が1件漏えい
静岡市は5月2日、生活支援課で日常生活用具決定通知書等の誤送付により個人情報漏えいが1件あったと発表した。市によると、4月12日、申請があった日常生活用具費助成に伴う決定通知書等を該当者宛てに郵送した。翌13日、A氏の保護者から「郵送された日常生活用具費決定通知書が入った封筒の中に、B氏(別人)の日常生活用具費決定通知書も入っていた」との連絡があり、B氏へ送付すべき書類をA氏あてに誤送付したことが判明した。同日、A氏宅を訪問して謝罪と当該通知書等を回収した後、B氏宅を訪問して当該通知書等を手渡し、経緯説明と謝罪をした。漏えいした個人情報は1名分の氏名、住所、生年月日、決定内容(助成する用具)、納入業者名など。同課は今後、以下の対策を行う。送付文書の確認作業は1人が封入し別の者が再度チェックを行う方法から、2名で同時にチェックしながら封入する方法へ変更する。日常生活用具給付券一覧表も併せてチェックを行う。封入作業およびチェックは自席では行わずに、物が置いてない広いスペースで行う。封入作業およびチェックをしている者はその作業に徹し、他の者は作業を行っている者に声をかけない等、課内の共通認識とする。
・個人情報の漏えいについてのお詫び[PDF](静岡市)
http://www.city.shizuoka.jp/000128102.pdf
◎静岡市立小、職員室内に保管していた緊急連絡カード1名分を紛失
静岡市は5月2日、静岡市立新通小学校で職員室内に保管していた緊急連絡カード1名分が紛失したと発表した。市によると、4月5日、新学級に合わせて各児童の緊急連絡カードの組替作業をしたところ、職員室内の鍵のかかる書庫に入れていた緊急連絡カードのうち、1人の児童の当該カード1枚が紛失していたことが判明した。当該カードには、児童名、住所、電話番号、保護者氏名、連絡先、保険証の内容、既往症、予防接種状況が記載されていた。翌6日から9日まで職員室内等を探すが発見できず、10日に教頭が経過を校長に報告した。放課後、教頭と前年度担任が当該児童の保護者宅を訪問し、経緯説明と謝罪をした。17日に校長が保護者に謝罪して了解を得るとともに、教育委員会に報告した。現時点で当該緊急連絡カードは見つかっていないが、これまでに記載された個人情報に関する被害報告はない。市教育委員会は今後、校内危機管理研修会を開き、個人情報の重要性や情報セキュリティポリシーの厳守について研修する。また、緊急連絡カードは、不必要にファイルから抜き取らずに使用することを徹底する。
・個人情報の漏えいについてのお詫び[PDF](静岡市)
http://www.city.shizuoka.jp/000128103.pdf
◎日本文化用品安全試験所、メールにファイルを誤添付しメルアド198件流出
日用品の安全性確認試験等を行う日本文化用品安全試験所(本部:東京都墨田区)は5月1日、大阪事業所化学分析部において、顧客企業の担当者メールアドレス198件が含まれる一覧表をメールに誤添付し、一覧表内のアドレス32先に送信したと発表した。発表によると、4月26日午後4時13分と14分に、顧客企業の担当者宛てにアンケート調査用紙を2回に分けて一斉送信したが、2回目の送信の際、当該一覧表を誤添付した。一覧表に記載されていたのはメールアドレスのみで、企業名や個人名等は含まれていない。同試験所では同日午後4時42分に対象者へ謝罪のメールを送り、当該メールの削除を依頼した。また翌27日に改めて電話で謝罪し、メール削除の確認をした。同試験所では、再発防止のため、メールの送信直前に添付ファイルに間違いがないか確認することを徹底するとともに、全職員に対し個人情報を含む媒体の取扱いに細心の注意を払うよう意識付けを行い、個人情報の保護および管理に関する内部研修を通じ教育を強化するとしている。
・メールアドレス流出に関するお詫びとご報告[PDF](日本文化用品安全試験所)
http://www.mgsl.or.jp/Portals/0/images/news/owabi_20120501.pdf
◎大阪市旭区、介護保険認定者一覧リスト17枚・143名の個人情報が漏えい
大阪市は5月1日、旭区役所保健福祉課で、介護保険認定者一覧のリスト17枚を、本来手渡すべき事業者とは違う事業者に渡し、143名の個人情報が漏えいしたと発表した。市によると、4月27日午前11時半頃、A事業所のケアマネージャーに対し、B包括支援センターに交付すべきリストを誤交付していたことが、同日午後1時頃、A事業所からの連絡で判明した。リストの内容は、介護保険の2011年12月要介護認定者一覧(非該当)1枚1名分、2011年12月要介護認定者一覧(要支援)5枚45名分、2012年2月要介護認定者一覧(非該当)1枚3名分、2012年2月要介護認定者一覧(要支援)10枚94名分で、リストにはこれら計143名分の氏名、介護保険被保険者番号、性別、生年月日、住所、電話番号(46名分)、要介護状態区分、認定有効期間、認定年月日が記載されている。同日中に、A事業所およびB包括支援センターを訪問し、お詫びと事情説明をして了解を得た。個人情報が漏えいした143名には、27日以降お詫びと事情説明をしている。この事故は事業所名の確認を怠ったことが原因であるとし、今後は来庁時に事業所名を確認したうえ書類を用意し、交付時に再度事業所名を確認して交付するほか、作成した書類の保管場所を見やすく整えるなど、改めて指導し、再発防止に努めていくとしている。
・旭区役所保健福祉課(介護保険)における個人情報の漏えいについて(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/asahi/0000167201.html
◎横浜市立中学校、マスキングが不十分な裏紙利用で卒業生189名の成績が流出
横浜市は5月1日、市立緑が丘中学校において、2012年春に卒業した生徒189名の評定等が記載されたプリントを裏紙として使用したところ、マスキング(読めないように記号等を重ねて印刷すること)が不十分だったため、記載されていた情報が流出したと発表した。本来、個人情報が記載されたものは裏紙としては使用しないことになっているという。市によると、同校では2011年12月、進路指導用資料として、当時の3年生全員の氏名、2~3年時の9教科の評定、1~3年時の欠席状況等をA4判用紙に10セット、計380枚印刷。資料は使用後に担当教諭(50代男性)が回収したが、同教諭は2012年3月、当該資料を再利用するために、マスキングして印刷室へ置いた。その後4月に入って、2名の教諭がこの紙に、陸上競技大会の案内書48枚(うち36枚配布)、1年生用の計算プリント75枚(半裁して144名に配布)、3年数学科練習問題220枚(うち23枚を配布)を作成、配布した。生徒や保護者からの指摘で事態が判明。同校では卒業生宅を訪問して経過説明と謝罪を行ったほか、全校生徒に説明と謝罪を行って個人情報保護を依頼した。保護者説明会も開催した。再発防止のため同校では今後、複数職員でのチェックを徹底し、個人情報が含まれた印刷物については確実に裁断処分を行うとしている。また、個人情報の取扱いについて全職員で研修を行うという。
・市立中学校における個人情報の漏洩について[PDF](横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/ne/news/press/201205/20120501-022-14469.html
◎松本歯科大学大学院、車上荒らしで研究被験者42名の個人情報含む資料盗難
松本歯科大学大学院(本部:長野県塩尻市)は5月1日、職員の車が荒らされ、大学院歯学独立研究科で行っている研究の被験者、42名分の個人情報が記載された資料を盗まれたと発表した。同大学院によると、3月15日未明、大阪府八尾市において車を荒らされ、金品とともに当該資料を盗まれた。資料には、研究被験者42名の氏名、性別、年齢が記載されている。職員は研究担当者から研究資料整理の依頼を受けており、資料を学外に持ち出し、被害にあった。当該個人情報の不正使用等の事実は確認されていない。同大学院は、資料整理を依頼された職員が資料を学外に持ち出したこと、研究担当者が資料整理を担当者以外の者に依頼したことなど、個人情報の取り扱いに関する不適切な行為があったとし、今後、個人情報の取扱いについて管理体制を強化するとともに、所属職員に対して周知と徹底を図るとしている。
・個人情報が記載されている研究資料の盗難による紛失のお詫び(松本歯科大学大学院)
http://www.mdu.ac.jp/about/top/004143.html
◎NHK、旭川放送局で放送受信料の口座振替利用届1枚を紛失
NHKは5月1日、旭川放送局で放送受信料の受信料の帳票を紛失する事故があったと発表した。発表によると、4月24日、旭川放送局の営業部居室内で、放送受信料の口座振替利用届1枚を紛失していることが判明。紛失した帳票には、顧客の氏名、住所、電話番号、口座番号が記載されていた。営業部居室およびその周辺の調査を実施したが、発見に至っていない。誤って廃棄したものと思われるという。警察へ紛失届を提出するとともに、紛失した帳票に記載された顧客に対し、お詫びと説明をし、理解を得た。NHKは今後、指導を改めて徹底し、個人情報の取り扱いに注意していく。
・個人情報を含んだ帳票の紛失について(旭川放送局)(NHK)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase120501.html
◎ジェイブリッジ、メールをTOで送りメールアドレス256件が流出
遺品整理業者の紹介サイト「遺品整理.com」を運営するジェイブリッジ(大阪市鶴見区)は5月1日、誤ってメールをCCで送ったため、同サイトに登録している業者のメールアドレス256件が流出したと発表した。同社によると、4月27日午後7時37分頃に「遺品整理.com検索上位システム募集のご案内」という件名でメールを送った際、BCCで送るべきところ、CCで送った。5月1日、登録業者からの問い合わせで事態が発覚。同社は同日午後6時10分、送信先の業者に状況説明と謝罪のメールを送信した。同社は、全社員に対しワークフローを周知徹底し、再発防止教育を実施するとしている。
・メールアドレス流出に関するお詫びとご報告(ジェイブリッジ)
http://www.ihinnoseiri.com/apology.html
◎福岡市、委託先が粗大ごみ受付票の写し6件を紛失
福岡市は5月1日、粗大ごみ受付業務を委託しているふくおか環境財団(福岡市中央区)が、個人情報が含まれる粗大ごみ受付票の写し6件分を紛失したと発表した。市と同財団によると、4月27日夜、財団の男性職員(28歳)が帰宅途中、立ち寄った雑貨店のトイレに資料の入ったバッグを置き忘れ、何者かに持ち去られた。職員は、個人情報を含んでいない粗大ごみ受付システムの改善に関する資料を持ち帰ろうとして、誤って資料と一緒に受付票の写しもバッグに入れ、紛失に至ったとみられている。受付票の写しには、氏名、住所、電話番号、収集品目、個数、金額などの情報が記載されている。同財団では該当者に電話連絡の上、訪問して謝罪を行った。今後、個人情報の管理について部課長会議で周知徹底を図り、各所属長から全職員に周知徹底するという。また福岡市は、財団に厳重に注意と指導を行ったとし、個人情報の管理の徹底と再発防止について今後とも指導していくとしている。
・粗大ごみ受付センター個人情報の紛失について[PDF](ふくおか環境財団)
・粗大ごみ受付センター個人情報の紛失について[PDF](福岡市)
http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/33176/1/kojinjyouhou.pdf