◎NTTドコモ、委託先社員が顧客管理システムを不正検索し顧客情報流出の疑い
エヌ・ティ・ティ・ドコモ(東京都千代田区)は7月31日、業務委託先会社の元派遣社員が、顧客3名の個人情報を流出させた疑いがあると発表した。同社によると、元派遣社員が、業務中に顧客情報管理システムを不正に検索し、顧客3名の連絡先電話番号(一般加入電話番号)を社外に流出させた疑いがある。当該元派遣社員は7月30日、愛知県警に不正競争防止法違反の容疑で逮捕されている。同社は、捜査機関への全面的な協力を行い、全容解明に全力を尽くすとしている。また、同社はもとよりドコモグループ全体として、再発防止策を検討、実行し、情報管理の徹底を図るとしている。
・お客様情報の一部(連絡先電話番号)流出に関するお詫び(エヌ・ティ・ティ・ドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/120731_00_m.html
◎田邊工業、顧客情報32件含むガスメーター検針用端末紛失
LPガス販売等を行う田邊工業(東京都渋谷区)は7月31日、同社成田営業所において、LPガスメーター検針用携帯端末機(ハンディターミナル)1台を紛失したと発表した。同社によると、同社の係員が新規顧客の入居点検等を行った際にターミナルを身体から外し、紛失したとみられる。ターミナルには、同営業所の顧客32先の名前、住所、ガス使用料と料金が保存されている。情報が保存されていた顧客には個別に連絡して謝罪し、不審な事象が発生した場合は連絡してほしいと伝えた。同社は再発防止のため、ハンディーターミナルの作業標準を徹底し、情報セキュリティに関する社員教育を強化するとしている。
・LPガスメーター検針用携帯端末の紛失について[PDF](田邊工業)
http://www.tanabe-kogyo.co.jp/tanabekogyo20120731.pdf
◎エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト、メール誤送信で顧客1名の個人情報漏えい
NTT西日本の100%出資会社で、ハウジングサービスやホスティングサービスを提供するエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト(大阪市北区)は7月30日、メール誤送信で顧客1名の個人情報が漏えいしたと発表した。発表によると、同社は顧客の個人情報が記載されたメールを誤った宛先に送信してしまった。当該メールには、同社の顧客の社員1名のメール署名情報(氏名、会社名、部署名等)が含まれていた。同社は当該顧客に対し個別に説明とお詫びをした。また今後、情報管理の指導徹底を改めて実施し、信頼回復に全力で取組むとしている。
・メールの誤送信について(NTT Smart Connect)
http://www.nttsmc.com/info/h24/20120730.html
◎日本鞭競技協会、案内メールをTOで送り会員のメルアド漏えい
スポーツとしての鞭の普及発展を目的とする日本鞭競技協会は7月30日、イベント案内メールの誤送信で会員のメールアドレスが漏えいしたと発表した。発表によると、当該メール発信時、受信者のメールアドレスが隠れるBCC方式で送信するべきところ、誤って表示されるTO方式で送信してしまった。同協会は当該メールを受信した会員に受信メールの削除を依頼している。現時点では、流出情報が不正に取り扱われているという報告はない。同協会は再発防止と会員の信頼回復に全力で取り組むとしている。
・個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ(日本鞭競技協会)
http://sportswhip.blog50.fc2.com/blog-entry-141.html
◎麗澤大学、学生や卒業生の個人情報含むノートパソコン紛失
麗澤大学(千葉県柏市)は7月30日、同大学の准教授が、学生と卒業生の個人情報が保存された個人所有のノートパソコンを紛失したと発表した。同大学によると、紛失したのは7月16日。翌17日に警察に遺失届を提出した。パソコンには、准教授が2011年度に指導業務を担当した学生の学習状況のメモ13名分、2012年度の学生のレポート4名分、および2012年度に実施した学力調査結果のExcelファイルが保存されており、Excelファイルにはパスワードが設定されている。該当者には文書で謝罪と状況報告を行った。情報の第三者への流出や不正使用の事実、二次被害は確認されていない。同大学は、個人所有パソコンに公務に関連する個人情報が保存されていたことと、パスワード設定などのセキュリティ管理が十分になされていなかったことを重く受け止めているとし、再発防止のため、所属する教職員および非常勤講師に対し、個人情報の適切かつ安全な管理および取り扱いについての指導を徹底するとしている。
・個人情報を含むノートパソコンの紛失について[PDF](麗澤大学)
http://www.reitaku-u.ac.jp/ja/wp-content/themes/reitaku-jp/uploads/2012/07/cdb6577021827d7d7792e4d885c32bdd2.pdf
◎早稲田大学、ティーチング・アシスタント113名の雇用申請書紛失
早稲田大学(東京都新宿区)は30日、同大学のメディアネットワークセンターにおいて、ティーチング・アシスタント(TA)113名分の雇用申請書370枚を紛失したと発表した。発表によると、同センターではTAの雇用にあたり、勤務管理等を請け負う委託業者を通じ、大学内の文書便を利用して、雇用申請書を勤務内容等のデータ登録を行う部門に送付しているが、5月中旬に送付したはずの申請書が届いていないことが7月18日に判明した。申請書には、TA 113名の学籍番号、氏名、所属学科や専攻名、学年、メールアドレス、国籍、勤務曜日や場所等が記載されている。該当者には謝罪と状況報告を行った。二次被害は確認されていない。同センターは、教職員と業務委託先に対し、個人情報の適切かつ安全な管理および取り扱いについての指導を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・ティーチング・アシスタントの「雇用申請書」紛失について[PDF](早稲田大学メディアネットワークセンター)
http://www.waseda.jp/mnc/INFO/report20120730.html
◎日本大学歯学部付属歯科病院、患者や学生などの情報含むノートパソコン紛失
日本大学歯学部付属歯科病院(東京都千代田区)は7月30日、患者の個人情報を含むノートパソコンの紛失(盗難)が発生したと発表した。同病院によると、紛失が判明したのは7月23日で、医局内の机の引き出しにしまってあったパソコンがなくなっていた。所轄警察署に盗難届を提出済み。当該パソコンには、同病院の患者325名および、埼玉県立小児医療センター(さいたま市岩槻区)の患者180名の個人情報や、病名、病歴、顔貌写真など診療に関するデータが保存されている。また、これら患者情報のほか、日本大学医学部総合健診センターの受信者61名、日本大学歯学部学生の父母62名、2009年度に同学部3学年だった学生130名の個人情報も保存されている。パソコンにはログインパスワードが設定されている。該当者や関係者には説明と謝罪の文書を送付した。情報が不正に使用されたという報告はない。同病院は、教職員一丸となって再発防止に取り組み、情報管理の強化を周知徹底するとしている。
・患者様の個人情報を含むノートパソコン紛失(盗難)に関するお詫びとお知らせ[PDF](日本大学歯学部付属歯科病院)
http://www.dent.nihon-u.ac.jp/hospital/graphics/20120730.pdf
・個人情報を含むパソコンの紛失(盗難)について[PDF](埼玉県立小児医療センター)
http://www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/514675.pdf
・個人情報を含むパソコンの紛失(盗難)について(埼玉県)
http://www.pref.saitama.lg.jp/news/page/news120730-17.html
・個人情報を含むパソコンの紛失(盗難)に関するお詫びと知らせ[PDF](日本大学医学部総合健診センター)
http://www.med.nihon-u.ac.jp/hospital/kenshin/pdf/20120801.pdf
◎穂高賃貸センター、メール誤送信で関係者の氏名とメールアドレス197件が流出
不動産管理の穂高賃貸センター(千葉県柏市)は7月30日、社内間のメールを送る際に別の複数登録アドレスに対して誤送信が発生し、同時に送信した人のメールアドレスと氏名が表示される状態で送られたと発表した。同社によると、誤送信が発生したのは7月29日午後8時19分。関係者のメールアドレスと氏名197件分が、うち172件宛に送信された。誤送信は受信者からの指摘で判明。該当者にはメールまたは電話で説明と謝罪を行い、当該メールの削除を依頼した。削除状況の確認も行っている。同社は、個人情報の取り扱いに注意を払い、再発防止に努めるとしている。
・メール誤送信による個人情報の漏洩に関するお詫びとご報告[PDF](穂高賃貸センター)
http://www.hodaka-c.com/kojinjouhou.html
◎鴎友学園女子中学高校、ホームページ上で学校説明会申込者の情報が閲覧可能に
鴎友学園女子中学高校(東京都世田谷区)は7月30日、同校ホームページ上の「学校説明会予約」の登録システムに不具合があり、他人の登録情報が閲覧可能になっていたと発表した。同校によると、閲覧可能となっていたのは7月30日未明から午前9時の間。システムがパスワードを正しく認識していなかったため、「戻る」ボタンを押すと同時刻にアクセスしていた別人の画面が表示され、登録情報が閲覧できる状態となっていた。閲覧可能となっていた情報は、保護者と子供の氏名、電話番号、住所、学年、メールアドレスとパスワード。個人情報が表示された可能性のある人には、メールで案内を行っている。同校は、登録画面を閉じた段階で個人情報は閲覧できなくなっているので、今後、表示された個人情報が他の目的で使用されることはないと考えているとした上で、心配な人は念のためパスワードを変更するか情報を削除してほしいとしている。
・個人情報の漏洩に関するお詫びとお知らせ[PDF](鴎友学園女子中学高校)
http://www.ohyu.jp/wp-content/uploads/2012/07/12c13330351616e8ddf9207110f931cb1.pdf
◎小樽市、のべ1638名分の個人情報含む生活保護関連書類流出
北海道小樽市は6月29日、個人情報を含む生活保護業務関連の公文書等が流出したと発表、7月3日と30日に続報および謝罪文を公開し、当該文書に含まれていた個人情報がのべ1638名分だったことを明らかにした。市によると、6月19日に、札幌市内の中古車販売業者が取り扱った中古車から、個人情報を含む公文書2123枚が発見された。市が書類の引き渡しを受けて内容を確認したところ、見つかった書類のうち、2093枚が生活保護業務関係の書類で、うち1808枚に氏名、住所、生年月日などの個人情報1638名分が含まれていた。書類は主に2002年度のもので、当時福祉部保護課に在籍していた職員が、持ち出しが禁止された書類を2003年4月から2004年4月にかけ、紙袋に入れて自家用車で運びだし、書類を積んだまま2011年11月に自家用車を下取りに出した。市は、当該職員はもとより関係職員の処分等について検討するとし、再発防止のため、文書や個人情報の取扱いについて全職員に厳しく指導するとしている。
・生活保護に関する公文書等の流出について(お詫び)(小樽市)
http://www.city.otaru.lg.jp/seikatusien1/owabi730.html
・公文書の流出について(小樽市)
http://www.city.otaru.lg.jp/seikatusien1/owabi.html