◎銚子信用金庫、委託先の車両盗難で顧客情報含む書類流失
銚子信用金庫(本店:千葉県銚子市)は8月30日、夜間メール便の業務委託先である全日警(本社:東京都中央区)千葉支社のメール車両が、同金庫のジュラルミントランク8個を積載したまま盗まれたと発表した。当該トランクには、顧客の個人情報が記載された書類等が入っている。同金庫によると、8月29日午後10時5分、同金庫末広支店の駐車場において、運転手が同支店内でメールを受け取っていた約2分の間に車両を盗まれた。直ちに警察および全日警の管制センターに報告し、捜索が行われているが、発見には至っていない。同金庫では、該当の顧客に経緯や流失した個人情報の内容について報告している。問い合わせ窓口も設置している。
・車両盗難によるお客さまの個人情報等の流失に関するお詫びとお知らせ[PDF](銚子信用金庫)
http://www.choshi-shinkin.co.jp/pr/news/files/2013-0830-1630.pdf
◎キッズスター、モニター会員にメールをCCで送りメールアドレス156件流出
子供向けコンテンツの開発を行うキッズスター(東京都港区)は8月30日、モニター会員にメールをCCで送り、メールアドレスが流出したと発表した。同社によると、8月29日午後7時6分、電子書籍絵本アプリ「こえほん」のモニター会員にメール156通を送った際、人為的ミスにより、BCCで送るべきところをCCで送った。同日、受信者からの指摘で事態が判明。同社は該当する顧客に謝罪のメールを送り、当該メールの削除を依頼した。メールアドレスの不正利用に関する連絡は受けていないという。同社は、再発防止のため、管理体制を見直すとしている。
・メール配信ミスに関するお詫びとお知らせ(キッズスター)
http://www.kidsstar.tv/info/20130830/
◎広島修道大学、教員が海外で学生の個人情報含むノートパソコン盗難
広島修道大学(広島市安佐南区)は8月30日、ロンドンセミナーの引率に派遣中の教員が、学生の個人情報が含まれるノートパソコンを盗まれたと発表した。同大学によると、現地時間の8月7日午後5時30分頃、鞄ごと盗まれた。直ちに現地警察に連絡し、盗難届を出したが、見つかっていない。パソコンには、教員が担当した科目の受講生1116名、サマープログラム参加者126名、ロンドンセミナー参加者19名の学籍番号と氏名や、成績情報、住所、電話番号が保存されている。パソコンにパスワードは設定されていなかった。個人情報が第三者に流出したという情報や不正に使われた形跡はない。該当者には書面で事実を報告して謝罪し、相談窓口を設置した。同大学は、再発防止に向けて、全教職員に対し個人情報保護の徹底について周知するとともに、個人情報管理の強化を図るとしている。
・個人情報が入ったパソコンの紛失について(広島修道大学)
http://www.shudo-u.ac.jp/news/8a217100000i2g8w.html
◎ヤフー、15年以上前の採用応募者の情報等が一部掲示板に
ヤフー(本社:東京都港区)は8月29日、同社から流出したとされる情報が、一部の掲示板などで公開されていたと発表した。同社によると、1998年頃の採用応募者の可能性がある15名のリストと、1998年頃の社員用パスワード関連と思われるリストが公開されていた。当該情報はすでに掲示板から削除されている。いずれも15年以上前のものと推測される内容で、過去のどこかの時点で流出したものが公開されていた可能性がある。同様の情報は同社内ではすでに削除されており、システムや業務の方法なども変更されているため、現在、同じような事案が発生する可能性は極めて低いという。同社では、個人情報事故に該当する可能性があるとして厚生労働省に報告を行った。社員用パスワードと思われる情報については、これをもとにした悪用は不可能であることを確認済みだという。
・弊社から流出した可能性のある過去の情報について(ヤフー)
http://pr.yahoo.co.jp/release/2013/0829b.html
◎さくら「咲」プロジェクト実行委員会、メールをTOで送りメールアドレス流出
アニメ「咲-Saki-阿知賀編」に関連したイベント「『咲-Saki-阿知賀編』~メモリアルイベント in 吉野」を運営する、さくら「咲」プロジェクト実行委員会(委員長:北岡篤 奈良県吉野町長)は8月28日、イベント参加希望者にメールをTOで送り、他人のメールアドレスが確認できる状態になったことを発表した。発表によると、委員会のスタッフが8月21日午後9時45分頃、トークショー応募者のうち落選した人に通知のメールを送ろうとして、BCCで送るべきところ、TOで送った。委員会では受信した人からの指摘で事態を把握。また、その後1時間のうちに、同様の一斉送信が複数回行われたという。再発防止のため、同委員会では、一斉配信メールが他の顧客に届かないよう、有料メールサービスシステムを導入した。このほか、組織に関わる問題が起こった際の内外への連絡と対応手順を徹底するとともに、スタッフの業務管理を見直し、個人情報保護教育を徹底するという。同委員会では、トークショーの応募者全員に謝罪の品を送ることにしている。
・お客様メールアドレス流出事故に関するお詫びと今後の対応について(さくら「咲」プロジェクト)
http://www.sakura-saki-project.com/#!owabi/c112l
◎埼玉県、委託業者が生活保護受給世帯の学習支援対象者名簿を紛失
埼玉県は8月28日、生活保護受給世帯の学習支援対象者名簿を紛失したと発表した。発表によると、生活保護世帯に対する学習支援事業を委託している一般社団法人彩の国子ども・若者支援ネットワークの教育支援員が、8月23日午前9時26分、中学生17名分の個人情報が掲載された名簿を、ふじみ野市内のコンビニエンスストアのコピー機に置き忘れた。翌24日の午前1時頃、同市に居住する男性が、名簿の原本をコピー機で発見。男性は27日午前11時、市内の中学校を訪問して校長および同市職員に拾得した経緯等を説明した。同日午前11時40分には、委託事業者から県社会福祉課あてに、名簿を紛失したことについて報告があった。紛失したのは中学生17名分の名簿で、世帯主の氏名、学習教室の対象生徒の氏名・学年、教室への参加状況等が記載されていた。同課は同日の午後5時から8時に、全ての対象世帯を訪問し、経緯を説明して謝罪した。連絡の取れない1名を除き謝罪は終了した。県は今後、受託法人に対し、県の許可なしに個人情報を記載した資料を作成しないことを伝え、個人情報の取り扱い方を個別に指導し、文書注意を行う。他の生活保護チャレンジ支援事業受託法人(就労支援・住宅支援)に対しても、同様の取り扱いについて徹底し、再発を防止するとしている。
・生活保護受給世帯の学習支援対象者名簿の紛失について(埼玉県)
http://www.pref.saitama.lg.jp/news/page/news130828-05.html
◎日本ガス、顧客情報含む口座振替依頼書17件を紛失
日本ガス(本社:鹿児島県鹿児島市)は8月28日、顧客情報が記載された口座振替依頼書17件を紛失したと発表した。同社によると、システム上で口座振替の登録状況が金融機関確認中となっている顧客をチェック中に、金融機関への送付日から時間が経ち過ぎているものを数件発見し調査したところ、当該依頼書が金融機関に届いていないことが発覚した。社内の関係部署事務室等を中心に調査したが発見に至らず、また、送付された形跡もないことから、誤って他の不要書類とともに焼却処分してしまった可能性が大きいと判断したという。紛失した顧客情報が外部に流出し利用されたという事実は確認されていない。該当の顧客については訪問して説明と謝罪を行う。同社は、顧客情報の厳重な取り扱いについて認識し、再発防止に努めて行くとしている。
・お客さま情報が記載された口座振替依頼書の紛失について(日本ガス)
http://www.nihongas.co.jp/20130828-082119.html
◎@PAGESのユーザー情報17万5297件が流出、2月時点の全ユーザー分
無料ホームページスペース「@PAGES」を運営するアットフリークス(本社:和歌山県和歌山市)は8月28日、同サービスユーザー用の管理情報が流出したと発表した。同社によると、流出したのは2013年2月27日午後2時54分現在の情報で、17万5297ユーザーのユーザー名、平文のままのパスワード、メールアドレス、登録日時や登録時のホスト名、IPアドレス、ユーザーエージェントなど。同社では、ユーザー管理情報データベース(DB)にアクセスするためのユーザー名とパスワードが流出し、@pages内サーバーからユーザーデータ情報を抜き出された可能性があるとみている。同社は全ユーザーのパスワードをリセットしたほか、同DB上のユーザーのパスワードを暗号化した。また、同DBへアクセスするためのパスワードも変更した。同社は、引き続き詳細の徹底解明に取り組み、継続して情報を公表していくとしている。
・【お詫び】ユーザ情報流出に関するお知らせ(アットフリークス)
http://www10.atwiki.jp/atpagesguide/pages/303.html
・【お詫び】ユーザ情報流出に関するお知らせ【第2報】(アットフリークス)
http://www10.atwiki.jp/atpagesguide/pages/304.html
◎「2ちゃんねるビューア」サーバーに不正アクセス、カード情報含む顧客情報漏えい
「2ちゃんねるビューア」サービスを提供しているN.T.Technology(本社:米国)は8月26日、不正アクセスにより顧客情報が流出したと発表した。発表によると、25日午後11時25分 顧客情報流出の連絡が入り、翌26日0時10分 にクレジットカードでの申込みを停止、同日7時50分よりビットキャッシュでの申込みを停止、また調査のため一時的に2ちゃんねるビューアへのログインを停止した。同社は8月30日に、流出した顧客情報の詳細を発表した。2011年7月29日午後8時51分37秒から2013年8月11日午後4時42分20秒までの期間にクレジットカード決済で新規申込みをした顧客については、登録日時、メールアドレス(2ちゃんねるビューアID)、2ちゃんねるビューアパスワード、クレジットカード情報、氏名、住所、電話番号、登録時のIPアドレスまたはリモートホストが流出した。コンビニ決済で登録し顧客は、メールアドレス(2ちゃんねるビューアID)、2ちゃんねるビューアパスワードが流出した。外部から2ちゃんねるビューアサーバーへ不正アクセス受け、サーバー内に保持していた顧客情報が外部に流出したという。同社は、流出時点で登録されていたパスワードをすべて無効化し、サーバーのセキュリティ対策を行い、サーバー内で不必要な顧客情報を保持しないようにした。同社は顧客に対し、クレジットカードの利用停止手続きをとるよう依頼している。
・不正アクセスによるお客様情報流出に関するお詫びとご報告(N.T.Technology)
http://2ch.tora3.net/