◎メットライフ生命保険、保険募集人2270名の情報含むファイルを誤送信
メットライフ生命保険(本社:東京都墨田区)は7月18日、保険募集人の情報2270件が含まれたファイルを、誤って無関係の保険代理店へ送信したと発表した。同社によると、誤送信したのは代理店A社の募集人2270名の情報を含むリスト。研修用のeラーニングを受講した人の氏名、募集人登録番号、募集人コードが含まれている。メットライフの担当者がB社分の受講者リストをA社のファイルへ上書きして作成したが、A社分のリストを削除するのを失念。A社のリストが含まれている状態でメールに添付してB社に送信した。メットライフではA社とB社に謝罪と経緯の説明を行った。誤送信したデータは、B社に依頼してすべて削除してもらったという。同社は、再発防止のため当該作業のマニュアルを整備し、作成されたファイルは必ず管理者が内容を確認することを周知、徹底するとしている。
・保険募集人情報の誤送信について[PDF](メットライフ生命保険)
http://www.metlife.co.jp/about/press/2014/pdf/140718_02.pdf
・取引先による当社役職員にかかる個人情報漏えいに関するお知らせ(ほけんの窓口グループ)
http://www.hokennomadoguchi.com/press/1988/
◎尼崎市立高校、教諭が生徒の個人情報含むUSBメモリーを持ち出し紛失
兵庫県尼崎市立尼崎高校は7月18日、教諭が生徒の個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。同校によると、教諭は7月16日に当該USBメモリーを鞄に入れて校外に持ち出し、 車上荒らしの盗難にあった。USBメモリーの中には、教諭が担当するクラスの個人面談案内、英語科の定期考査資料、学級通信、第3学年1学期の英語試験点数の一部、第3学年310名の名列表(クラス、出席番号、氏名)が保存されていた。住所や電話番号の保存は確認されていない。現在のところ個人情報流出による被害報告はない。個人情報を含むUSBメモリーの校外持ち出しは禁止されていた。同校は今後、管理職による全家庭への訪問を行い、説明と謝罪を行う。また、個人情報の管理を徹底して行っていくとしている。
・尼崎市教育委員会
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/siyakusyo/section/kyoiku/index.html
◎良品計画、無印良品有楽町で法人や個人の情報含むHDD紛失
雑貨店「無印良品」を運営する良品計画(本社:東京都豊島区)は7月17日、無印良品有楽町において、法人企業の顧客情報が入った外付けハードディスクドライブ(以下、HDD)を紛失したと発表した。同社によると、7月5日に開催した整理収納セミナーで当該HDDDをディスプレイとして使用したが、セミナー終了後の午後4時に紛失が判明。事務所や店内を探したが見つからなかった。HDDには、2007年から2011年までの間に同店の法人担当へ見積もりおよび発注を依頼した法人企業の会社名、住所、担当者名、電話番号および、その法人企業を通じて納品を行った個人顧客の氏名と住所136名分が保存されている。該当の顧客には個別に連絡する。同社は、個人情報が記載された文書の管理と環境整備を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・法人顧客情報の紛失に関するお詫びとお知らせ(良品計画)
http://ryohin-keikaku.jp/news/2014_0717.html
◎福島県総合療育センター、患者情報682件含むUSBメモリー紛失
福島県総合療育センター(福島県郡山市)は7月17日、患者情報682件が入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。同センターによると、7月14日午後6時頃、外来部門で保存していた当該メモリーの紛失が判明した。メモリーには、検査予約等に関する患者の氏名、予約日、検査内容等が682件保存されている。この件による被害は確認されていない。該当の患者には謝罪の連絡を行う。同センターは、個人情報の取扱いについて改めて全職員へ注意を喚起するとともに、USBメモリーではなくサーバーを使用する等の対応により、厳重な管理を行っていくとしている。
・患者様情報の紛失についてのお詫びとご説明(福島県総合療育センター)
http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/sougoryouiku/jouhouowabi.html
◎ミュートス、個人情報30件含む含む業務用携帯電話紛失
システム開発のミュートス(本社:大阪市中央区)は7月17日、個人情報が登録された業務用携帯電話1台を紛失したと発表した。同社によると、従業員が6月17日午後11時頃、東京都内でタクシーを利用した際に紛失した。当該携帯電話には、取引先担当者の姓と電話番号が約30件登録されている。タクシー会社ならびに個人タクシー協会等に確認したが発見に至らなかったため、携帯電話会社で通信停止手続を行い、警察へ遺失物届を提出した。携帯電話にはセキュリティロックを設定してあり、拾得者が操作できないように対処してある。情報の不正使用等の事実は確認されていない。対象者には個別に説明と謝罪を行った。関係機関にも報告する。同社は再発防止のため、携帯電話にはストラップを使うよう義務化するほか、端末のセキュリティロックだけでなく、リモートでのロックとデータ削除も行えるよう徹底するとしている。
・携帯電話紛失に関するご報告とお詫び(ミュートス)
http://www.mythos-jp.com/news/2014/p20140717.html
◎大阪市水道局、個人情報61件含む工事用図面紛失
大阪市は7月16日、市水道局南部水道工事センターにおいて、顧客の情報が含まれる工事図面1枚を紛失したと発表した。市によると、7月8日午前、職員が図面11枚を持って水道管接合替工事の現場調査を行ったが、調査を終えて午前11時40分頃に事務所に戻ったところ、図面1枚がなくなっていることに気付いた。直ちに調査箇所の周辺や事務所内を捜索したが見つからず、同日午後4時頃に東成警察署へ遺失届を提出した。紛失した図面には、顧客61件の姓、水栓番号や口径、配水管の位置や住宅の敷地形状などが記載されている。職員の不注意から、図面を鞄から出し入れする際に落としたか、現場に置き忘れたとみられている。職員は、個人情報を含む図面等を持ち出す際に記入することになっている作業チェックシートへの記入を怠っていたほか、作業中に図面の管理を十分に行っていなかった。水道局では再発防止のため、図面等の取り扱いについて職員の意識徹底を図るとともに、持ち出しにあたっては、作業チェックシートで定められたルールの順守を徹底するとしている。
・水道局南部水道工事センターにおける接合替工事図面の紛失について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/suido/0000275339.html
◎福井大学医学部附属病院、患者情報を含む医療機器専用のノートパソコン紛失
福井大学(本部:福井県福井市)は7月15日、医学部附属病院において、患者情報が含まれる医療機器付属のノートパソコンを紛失したと発表した。同大学によると7月4日午前11時45分、機器管理部の委託職員が、医療機器と当該ノートパソコンを診療科に運ぼうとして保管場所へ取りに行ったところ、ノートパソコンがなくなっていることに気付いた。保管場所や危機管理部内、院内を探したが見つからず、15日、盗難と判断して警察へ届出を行った。パソコンには、11名分のローマ字表記の患者氏名、機器を使用した診療日付、当該11名分の機器使用状況を示すデータが記録されている。これらのファイルにパスワードは設定されていなかった。当該機器の最終使用日は6月13日で、この日から7月4日までの間に盗難にあったとみられている。情報の流出による被害等は確認されていない。対象の患者には事情を説明して謝罪した。今後の診療に影響はないという。同大学は、個人情報の取り扱いを徹底するとともに、個人情報が入っていると思われる医療・情報機器類の管理体制を強化するとしている。
・ノートパソコンの紛失並びに個人情報流出の可能性について(福井大学)
http://news.ad.u-fukui.ac.jp/news/%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%81%ae%e7%b4%9b%e5%a4%b1%e4%b8%a6%e3%81%b3%e3%81%ab%e5%80%8b%e4%ba%ba%e6%83%85%e5%a0%b1%e6%b5%81%e5%87%ba%e3%81%ae%e5%8f%af%e8%83%bd/
◎津島市民病院、車上荒らしで患者96名分の個人情報を記載した資料盗難
津島市民病院(愛知県津島市)は、患者の個人情報を記載した資料を盗まれたと発表した。7月14日の報道によると、12日午後2時30分ごろ、訪問看護を担当する看護師が、自宅駐車場に置いてあった車の窓ガラスが割られていることに気づいた。訪問介護に使う器具を入れた鞄や、患者96名分の個人情報を記載した資料を入れた手提げが盗まれていた。資料に記載されていた個人情報の内容は、氏名、住所、電話番号、病名など。同院では、緊急の呼び出しに備え、当番職員が資料類を持ち帰ることを許可していた。同院は、個人情報の取り扱いについて徹底し、再発防止に全力で臨むとしている。
・津島市民病院
http://www.tsushimacity-hp.jp/