NTTドコモから顧客情報を持ち出し、情報の一部を送りつけて同社と関連会社の業務を妨げたとして、威力業務妨害罪に問われた関連会社の元契約社員に対し、東京地裁は9日、懲役1年4月(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。
この判決は、今年2月14日に、NTTドコモから2万4,632件の顧客情報が流出したことが明らかになり、4月20日に元契約社員が逮捕された事件に対するもの。この事件について、4月28日、NTTドコモは総務省から、顧客リストの管理および持ち出し手段の制限措置が不十分であり、委託先への管理体制も不十分であったとして、個人情報の適正な管理を徹底するよう指導された。
(2005/08/12 ネットセキュリティニュース)
■お詫びとお知らせ(NTTドコモ 05/2/14)
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/050214_00.html