マイクロソフトは12日、９月度の月例セキュリティパッチを公開した。公開された更新プログラムは、最も深刻な「緊急」を含む４件。Windows、Visual Studio、Windows Services for UNIXとUNIXベースアプリケーション用サブシステム、MSN MessengerとWindows Live Messengerが影響を受ける。７日の事前通知の時点では５件の公開が予定されていたが、WindowsとSharePoint Serverに影響する１件の公開が延期されたため、今月公開されたパッチは４件となっている。
【更新プログラムの内容】
［緊急］
・Microsoftエージェント：リモートでコードが実行される脆弱性
［重要］
・Crystal Report for Visual Studio：リモートでコードが実行される脆弱性
・Windows Services for UNIX：特権が昇格される脆弱性
・MSN MessengerおよびWindows Live Messenger：リモートでコードが実行される脆弱性
「重要」に分類されているMSN MessengerとWindows Live Messenger用のパッチを適用すると、先月下旬に指摘されていたこれらの深刻な脆弱性が修正される。
このほか、新たにNuwarに対応した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンも公開された。
（2007/09/12 ネットセキュリティニュース）
■マイクロソフト セキュリティ ホーム（マイクロソフト）
http://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx
■Microsoft Update
http://windowsupdate.microsoft.com/
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