高知新聞社(本社:高知県高知市)は10日、同社広告局が運営するサイトのサーバーに外部から不正アクセスされた痕跡を、9日までに確認しと公表した。
同社によると、不正アクセスは今年7月から複数回繰り返されていたという。不正アクセスを受けたサイトは、広告企画の「高知就職ナビ」「ミリカ」「Kプラ ス」「高知元気力検定」「あしすと」「土佐のこやらい応援団」。当該サイトのサーバーには、会員やプレゼント応募者の氏名、住所、年齢、電話番号、メール アドレスなど6813名分の個人情報が保存されていた。これらの個人情報が流出した事実は確認されていないが、可能性は否定できないとして、同社はさらに 詳しい調査を行っている。
同社は不正アクセス禁止法に基づき高知署に被害届けを提出するとともに、対象者全員に説明とおわびの文書を郵送している。また、問合わせ窓口を同社読者センターに設置して対応にあたっている。
同社専務取締役(営業本部長)の山本邦義氏は、「当面の対策はとりましたが、なお万全を期すために、あらためて入念なチェックと再発防止対策に取り組んでいます」とコメントしている。
(2008/09/12 インターネット・セキュリティニュース)
■高知新聞社サイトに不正接続(高知新聞)
http://203.139.202.230/?&nwSrl=231902&nwIW=1&nwVt=knd