アップルは1日(米国時間)、27件の脆弱性を修正した、Webブラウザ Safariの最新版「7.0.3 / 6.1.3」を公開した。3月に開催されたHP Zero-Dayイニシアチブ主催のハッキングコンテスト「Pwn2Own」で報告された脆弱性2件も修正されている。
「Safari 7.0.3」は OS X Mavericks 10.9.2に、「Safari 6.1.3」は OS X Mountain Lion 10.8.5 / OS X Lion 10.7.5に対応している。
今回修正された脆弱性は、すべてレンダリングエンジン「WebKit」に起因するもの。悪用されると、任意のコードを実行されたり、ファイルを読み取られてしまったりするおそれがある。
最新版への更新は、アップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」から行える。
(2014/04/03 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:アップル】
・About the security content of Safari 6.1.3 and Safari 7.0.3[英文]
http://support.apple.com/kb/HT6181